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イタリアより

滞在日記

中国国際航空/ミラノから「福岡・広島・仙台」へ行く乗り継ぎについて

2025年04月17日 | 中国国際航空

中国国際航空機

ミラノ第一ターミナルにて

2024.12.29

エアチャイナ機の尾翼に描かれている赤い鳥らしきロゴは、鳳凰・フェニックス。フェニックスは幸せを運ぶと伝えられる伝説の鳥で、神話の中では、その姿を「麒麟(きりん)の前身、鹿の後肢、蛇の首、魚の尾、燕の顎、鶏の嘴(くちばし)、亀の背に龍の模様を持つ…すこぶる色鮮やかな鳥」とされているらしい。東洋で生まれたフェニックスは博愛と美徳の象徴であり、昆侖(こんらん)山脈を越えて世界中を飛び回り、その姿現れるところに平和と幸せをもたらすのだとか。ふむふむ…そう聞けば、エアチャイナ利用者にはとても安心感を抱かせる…中国文化って、こんな風に伝説や神話、そうして象徴を通してブランドやデザインに意味を込めてくるのが奥深い。

さて、「ミラノ・マルペンサ空港から北京へ、そこから日本の地方空港「福岡・広島・仙台などへ大連降機」して帰国、あるいは行く時の乗り継ぎは以下のような流れになると思います。思う、と記したのは、前述した通り、空港内をあっちに行ったりこっちに戻ったりと、いささかスムースではなかったので確信が持てないのですが、十中八九間違いないと考えます。

①到着した第3ターミナルE3階で入国手続き

①ミラノから北京へ
T3-E 3階の国際線到着ホールへ入場、入国カードに記入して「外国人専用レーン」に並び、各検査場にて入国手続き(検疫検査、国境検査)をする。

②シャトルトレイン「APM」に乗車

②シャトルトレインに乗って「T3-E」(国際線)から「T3-C」(国内線)へ移動
シャトルトレインの乗り場は2階なので、T3-E 3階からT3-E 2階へ降りてシャトルトレインに乗車する

シャトルトレインはT3-C 2階に到着

③ シャトルトレイン到着
シャトルトレインは、T3-C 2階の乗り場に到着するので、国内線への乗り継ぎ手続き(手荷物検査)を経て、T3-C 3階へ上がる(乗客皆ゾロゾロ行くので続けば良し)。案内通りに流れに沿っていくと必要な検査場を通るので各検査を受ける。

搭乗口の案内通り矢印方向へ向かう

④国際線から国内線への乗り継ぎホールへ入場
「国際線から国内線への乗り継ぎホールへ入場」。 その後、搭乗口を確認して待機 、「大連」へ向かう 飛行機に搭乗。

「大連」への搭乗口

案内通りに

だらだらと歩いて行くと到着

このエリアでは、
走り回った皆さんのお姿もあったので
それぞれ無事に目的地に向かわれたことだと思います

大連で一度降機する

⑤大連降機
往路同様、大連で一度降機してトランスファの表示通りに進み、2階の国際線出発搭乗口で待機する

搭乗口を確認して待機

これでようやく帰国の途へ

前頁からの続き以下-北京入国時のカード裏面-

1.(中国から)出発するチケットは予約していますか?
予約済なら最終的に出国する日にちと便名を記入

2.   中国に受け入れてくれる先や連絡先はありますか。
あれば下記にその名前と連絡先を記入。

3. 過去2年間で訪れた国や地域があれば記入する。

最後に「署名」して完了

審査時にパスポートと共に提示する

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中国国際航空2024.❛皆❛で駆け回ったトランジット3.

2025年04月10日 | 中国国際航空

エアチャイナのミラノから北京への飛行ルート
(機内のモニターの表示より/2024.12.29)

堂々とロシア領域を飛ぶ

シベリア地方の工業都市「クラスノヤルスク」と
カザフスタンに位置する「アスタナ」の間を通り抜ける
さすがに「赤の広場」から空を見上げても
この飛行機は見えないけど

立て看板の表示をスマホで撮り、件(くだん)の北京空港入国ブースの係員に見せると、やっと得心したようで、更にチケットの座席クラスに目を落とすと、仕切りのあった優先レーンを開け、今度は手招きして丁重に通してくれました。入国手続きには大勢の旅行者が並んでいて、さすがこの時ばかりは「ファスト・トラックサービス」は助かりました。

見つけた立て看板の表示

「空港のお知らせ」として
『以下の便にご搭乗のお客様は、
中国入国審査を通過し、
T3-Cの搭乗ゲート
C55-56へお進みください』

皆で駆け回った

北京首都国際空港第三ターミナル

2024.12.30

「大連で中国入国審査」を受けた往路を考えてみれば、復路も同様だ、とは思うものの、やっぱり「Transit for International and HongKong~」の表示には惑わされました。そして、こんな立て看板を立てて注意喚起をするということは、先の表示を誤解する外国人旅行者が多いのだろうと思います。どちらにしても、空港の案内スタッフが承知していないというのはなぁ…。

2024.12.30

北京での「入国カード」表面
※裏面は次項で

入国カードの仕様も様々です

そうそう次項で詳細をまとめておこうと思いますが、ここまでの記述は、中国国際航空に搭乗して「ミラノ→北京→(大連降機)→日本の地方空港(福岡・広島・仙台など)へ帰国、あるいは行く場合の航程です。北京到着後は、「入国カード」の記入も勿論必要になります。北京に到着したら速攻「入国カード」をゲット、記入する!

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中国国際航空2024.❛皆で❜駆け回ったトランジット2.

2025年04月09日 | 中国国際航空

ミラノからの帰国時に頂いた
お疲れシャン~パーン!

ミラノを午後12時半に発ち
北京には翌朝5時半着

やっぱり遠いですねぇ…

2024.12.30

そういえば…5年前の帰国時のこと。同じエアチャイナの航路で、ミラノから北京入国に際し違う列に並ぶ失態をした…。その後、器械が指紋を読み取らず、係員がイラついて激高したことも思い出しました…と、今更振り返っても、何の反省にもならないのだけれど、あの時と同じで、ミラノから大連経由で日本の地方空港へ行く場合、エアチャイナの行程は少し特殊です。ミラノから、例えば行先が羽田であれば、「国際線乗り継ぎ」(International Transfers)へ進めばいいと思うのですが、地方空港へ向かう時は、北京で入国手続きをして、その後国内線の搭乗エリアへ進む…。きっとそうだ…

そういえば

5年前の帰国時も

この空港で右往左往した…

「24時間以内に国際線と香港・マカオ・台湾に
乗り継ぎ→」の案内は外国人旅行者には紛らわしい

けれど、その入国手続きの列を仕切っている係員に、念のためにとチケットを見せ、「ここで良いか」と問うと、ここではない、あっちへ行けと指示された先は「国際線乗り継ぎ」ゲートでした。が、そこに立つ管理スタッフに聞けば、ここは違う、あっちだ…とたらい回しです。行く先々で会うのは前述の、福岡や仙台に行く旅行者で、互いに顔を見合わせました。

2024.12.30

北京首都国際空港にて

英語の表記では↓

ミラノから例えば

羽田への航路ではこのゲートに

進めばいいのだけれど

ミラノから大連に一度降機して

日本の地方空港へ行くには

ここは不可

※5年前とは別の場所にあったけれど
「24時間以内に国際線と香港・マカオ・台湾に
乗り継ぐため」のゲートという区分けは同じ

北京空港には小さな専用ゲートが二つ三つあって、その一つの入口の立て看板に気が付きました。

あっ!

乗り継ぎ時間が迫る中、当の立て看板の表示をスマホで撮影し、件(くだん)の北京空港入国ブースの係員に見せることを、とっさにでも思いついたのは我ながら上出来ではなかったか。

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中国国際航空2024.❛皆で❜駆け回ったトランジット1.

2025年04月08日 | 中国国際航空

北京空港第三ターミナルの「龍」のモニュメント

この前を通ってミラノへ出立する飛行機のゲートへ

久しぶりの更新です。

再び余談になりますが、北京首都国際空港の第三ターミナルは、2008年に開催された北京五輪に合わせて開業がスタートしました。世界中からやってきた選手たちが、上記のモニュメントを目にしたのだろうと思います。このT-3の設計者はイギリスのノーマン・フォスター氏。彼は、中国文化の象徴である「龍」をモチーフとして、このターミナルを創ったのだそう。言われてみれば、高い天井に悠々と弧を描く、ダイナミックなキンピカの梁は、黄金の龍を想起させる…

「龍」を思い起こさせる高い天井の梁(はり)

ちなみに、2019年に稼働した新しい空港・北京大興国際空港(ぺきんだいこうこくさいくうこう)は、ザハ・ハディッドさんの設計で、不死鳥をイメージしたデザインらしい。

不死鳥をイメージした

北京大興国際空港

日本のわらべ歌「通りゃんせ」に、「行きはよいよい、帰りは怖い♪」という歌詞がありますが、この歌を口ずさみそうになるほど、帰りはやっかいでした。この時、福岡に向かうアメリカ人の男性と日本人のカッブル、東北へ旅するというイギリス人の女性、少なくとも私を含めた5人が、乗り継ぎ場所を求めて空港内を駆けまわることになったのでした。

というのも、ミラノから北京空港に降り立ったあとの行程が今一つよく分からない…そうして、尋ねた現地の係員も、あっちへ行け、こっちだ、と言うばかりでたらい回しです。5人が空港内行く先々で出くわして苦笑しながら走りまわるのは、今にすれば滑稽な姿ですが、時間が迫っているのと不案内なスタッフの応対に、それぞれ必死の形相だったことだと思います。

-続く-

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中国国際航空2024.「入国カード」4.

2025年02月01日 | 中国国際航空

大連のラウンジ

2024.12.31

余談になりますが、乗り継ぎの大連にもラウンジがあって覗いてみました。風邪薬を飲むのに、何か一口食べ物が欲しかったからですが、搭乗口がすぐ近くだったので、安心感もありました。入って驚いたのが、静かで清潔な空間だったこと。目の前には一面に窓があって意外にくつろげる。私の住む地方空港のラウンジには窓がなく閉塞感が漂うけれど、大きく開けた景色には、ほっと一息付けました。

お粥と小籠包?大きいから大籠包?

お味はいずれも「…」でしたが💦

さて、以下が「入国カード」の裏面です。

質問事項の1.
「中国から帰る」便は予約しているか?…「Yes」にチェック。その場合の「中国からの出国日」と「帰国便」を記入します。今回、ミラノから大連を経て日本へ帰国するので、「大連―地方空港の便」を記入。「ミラノから北京」の便ではなく、あくまで中国を出る際の「便名」です。

質問事項の2.
「中国での受け入れ先、又は連絡先はあるか」…「NO」にチェック。もし「Yes」であればその名称と連絡先の住所を記入します。例えば「表側」の入国カードの「入国目的」に、「旅行」とした場合、係官から口頭でこの質問を受けるかもしれないので要注意。

質問事項の3.
過去の2年間で行ったことのある国はどこか?私はイタリアなので「ITALIA」としました。

記入をし終えたら、最後に「署名」をして完了です。以上は、2024.12.21~2024.12.31/「日本の地方空港」から「大連に降機」して北京へ、そして国際線に乗り換えて「ミラノ」まで往復旅程の際に、中国で必要だった「入国カード」の書き方です。これで無事に通過しましたので参考にして下さい。なお写真撮影はありましたが、指紋採取はなかったです。今後は、変更があるかもしれないこと、ご留意下さい。

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