たこさんの秋吉台日記

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7月16日 モッコク

2006年07月16日 | Weblog

モッコク〈木斛〉(ツバキ科 モッコク属) 花期は6~7月。
海岸に近い山地に生える高さ10~15mになる常緑高木。
両性花の株と雄花だけの株がある。
葉は長さ3~7cmの狭倒卵形で、厚くて光沢がある。
葉腋に直径約1.5cmの白い花を下向きに開く。
花弁は5個、雄しべは多数。
果実は長さ約1.5cmのほぼ球形で、熟すと厚い果皮が裂けて赤い種子を出す。

7月13日に開花したモッコクを撮ってきました。
3日前は1つしか開花していなかったのに、
きょうは、もう数える気がしないくらい、たくさん咲いていました。
【2.5mほどの高さの株の一部を】

06年7月16日 撮影
モッコクは複数株見つけていますが、どの株も非石灰岩地に生えています。

【枝ぶりが分かるように撮ってみました】

06年7月16日 撮影
【花が咲いた枝を】

06年7月16日 撮影
【上の画像を拡大しました―この株の花は両性花でした】

06年7月16日 撮影
「花弁は5個。長さ8~10mmの狭長楕円形で平開する。
雄しべは多数あり、両性花では1列に並ぶ」
1列に並んだ雄しべと円盤状の柱頭が見えます。

* * * * *
秋吉台に向かっている時に連絡があった友人と、昼前から一緒に歩きました。
午後3時過ぎ、湿地から台上にカルストロードを上がり始めて間もなく、
前方カーブの手前にブレーキを踏んだ車が見え、「連休で、渋滞?」と思ったら、
乗用車同士の正面衝突。
事故が起きたばかりで、坂を上っていた後続の車が停止したところだったのです。
下り坂の山口ナンバーがカーブを曲がりきれずはみ出し、佐賀車に正面衝突。
煙が出ている山口車から女性を一人連れ出し、
草むらに横たわらせているところでした。
車から降り、佐賀車を覗くと、後部座席に動かない男性が一人見えました。
佐賀の後続車(福岡ナンバー)に「救急車は?」。「お願いします」。
渡された、119番につながった携帯電話で場所と状況を伝えました。
消防への連絡が終わったところで「警察です。お願いします」と、
110番につながった携帯を任されました。これはどちらかの運転手でしょう。
その間、福岡の女性は事故車から子供を自分の車に乗せ、男性は交通整理。
救急車の音が近づいたので、福岡の男性の合図に従って坂道を上がりました。
約40分後現場を通ると、レッカー車が止まり、警察官が交通整理をしていました。
それまで冷静でいたのに、通り過ぎる時、肩から腕に、ひどい寒気がしました。

湿地から道路に出る途中、セイバンモロコシが開花していたので撮りましたが、
「あの1分がなかったら、私たちが事故に巻き込まれたかも」と、友人。


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