シロヤマシダ(オシダ科 ヘラシダ属) 常緑性。
根茎は太くて匍匐し、葉は混み合ってつく。葉柄は葉身とほぼ同長。
葉身は三角形~三角状卵形、長さも幅も50~100cm。
2回羽状複生、やや厚い草質、鮮緑色。羽片は有柄。
小羽片は三角状被針形、長鋭尖頭、基部は切形、短い柄があり、羽状に中~深
裂し、裂片は長楕円形、円頭、わずかに鋸歯がある。小脈は単条または2叉する。
胞子嚢群は線形、中肋と辺縁の中間に並ぶ。
本州(伊豆および富士山以西)の暖帯・四国・九州の山地に広く分布し、
林下に通常群生する。
12月18日に、オオバノハチジョウシダ・アマクサシダが生えている林内で見つけ、
どうにか撮れている画像は3枚でしたが、
「見たことないシダ」だったのを、23日、シロヤマシダととうとう同定できました。
【①シロヤマシダ 】
07年12月18日 撮影
記録を見たら、別の複数陰湿林内で確認されていて、「やや稀」とありました。
【①を拡大しました】
07年12月18日 撮影
「羽片は有柄」
【②小羽片】
07年12月18日 撮影
「三角状被針形、長鋭尖頭、基部は切形、短い柄があり、羽状に中~深裂」
【②を拡大しました】
07年12月18日 撮影
「裂片は長楕円形、円頭、わずかに鋸歯がある」
【③ソーラスは】
07年12月18日 撮影
「胞子嚢群は線形」
【③を拡大しました】
07年12月18日 撮影
「胞子嚢群は中肋と辺縁の中間に並ぶ。小脈は単条または2叉する」
図鑑のこの形をしたシダをしらみつぶしに見ていって「見たことないシダ」を
シロヤマシダと同定できたので、シダが少し分かってきたと、嬉しいです。
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