たこさんの秋吉台日記

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2月23日 錦町にセツブンソウを見に行ってきました

2011年02月23日 | Weblog


【一昨年、県内で初めて岩国市錦町で確認されたセツブンソウ 】

(オレンジ色の機械は、イノシシよけ電柵用の太陽光発電機)
県自然保護課から希少野生動植物保護支援員に観察会の案内があり、参加しました。

26(土)、27(日)の2日間だけ錦川清流線利用者限定で公開されるのですが、
別の日に、特別に見せていただきました。
【雑木を切って草を刈り、大変な努力の結果昨年より生育地は広がっています】

キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草。
【全体に花は昨年より小さいものの、可愛くて、いくら見ても飽きません】

花弁状の萼片は5個。
【主に石灰岩地の樹林内に群生し、旧暦の節分の日に(関東地方で)開花します】

花弁は2~4裂し、先端は黄色で丸い頭状、蜜腺に変化しています。
雄しべは多数、葯は紫色。雌しべは2~5個。
【2年の若い苗を教えていただきました】

花が終わると、若苗も間もなく姿が消えますが、来年は一回り生長して出て来て、

4年経った再来年には花を咲かせるのだそうです。

発見者で保護活動をしている会長の林さんに沢山お話を伺いました。
「公開していない日に入る人はいませんか?」
『いますよ。盗掘にくる人も。でも、ここの警察は暇なので、連絡するとすぐに飛んできてくれます』
「経済効果は錦川清流線だけ?」
『いえいえ。清流線利用者からは直接頂きませんが、清流線から頂きますし、
売店はお土産を買い求める人で賑わいます』
「ワサビも?」
『そう、そう! それと26・27日は、暖かいぜんざいを売るつもりです。
この杭やロープ代もかかるので・・・』。

おかげさまで、久しぶりに秋吉台・徳地を離れて、充実した1日となりました。

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