たこさんの秋吉台日記

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8月27日 タヌキマメ

2006年08月27日 | Weblog

タヌキマメ〈狸豆〉(マメ科 タヌキマメ属) 花期は8~9月。
 日当たりのよいやや湿ったところに生える高さ20~60㎝の1年草。
葉は長さ2.5~10cmの広線形。
花は茎の咲きに総状につき、青紫色で長さ約1㎝。午後咲いて夕方しぼむ。
萼は大きく、褐色の毛が密生してよく目立ち、深く2裂し、さらに上裂片は2裂、
下裂片は3裂する。花のあと萼は大きくなり、豆果をすっぽり包む。

 タヌキマメは、1週間前の8月20日に、1株だけ開花しました。
きょう、“秋吉台の自然に親しむ会”の「秋の七草観察会」のあと来てみたら、
花がとてもにぎやかになっていましたが、気になったのは、人の踏み跡です。
観察会の時、「タヌキマメの所の踏み跡がひどい」と、聞いていたのですが、
想像以上に踏み荒らされ、花が咲いた株も何本か踏み倒されていました。

秋吉台でタヌキマメが群生しているのは、ここだけです。
人が多く入ると踏まれるから、あまり人に教えないように」と言われているので、
私は、親しい友人4人にしか教えていなかったのに・・・。
「今日の観察会を取材したテレビ局のスタッフが入っていた」と、
友人が言っていました。


06年8月27日 撮影
「『毛の多い萼をタヌキに見立てた』という説のほか、
『正面から見た花の姿や萼に包まれた豆果の様子から』という説もある」
【20日、開花確認の画像です】


06年8月20日 撮影
【上の画像を拡大しました】


06年8月20日 撮影
午後開く1日花で、秋吉台では13時過ぎに咲き、日が暮れるまで開いています。
【上の株を90度右から撮りました】


06年8月20日 撮影
一度に2つ開花していたのです。この上の画像は、向かって左の花でした。


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