カキラン〈柿蘭/別名スズラン〉(ラン科 カキラン属) 花期は6~8月。
柿色の花が咲くことによる。別名のスズランはつぼみが鈴に似ていることによる。
山野の湿ったところに生える高さ30~70cmの多年草。
葉は左右2列に並び、柄はなく基部で茎を抱く。
茎頂部に黄褐色の花を10個ほどつけ、萼片・花弁とも長さ約1.2~1.5cm。
湿地の花、カキランが、草原の日当たりのよいところで今年も咲き始めました。
【 ① 昨日、真名ヶ岳で】
07年6月11日 撮影
熱血テレビ収録の下見を兼ねて歩いた時、撮りました。
【①を拡大しました】
07年6月11日 撮影
「唇弁の先端部は矢印状で、中央に黄色のV字状斑紋がある。
後部はまるく内側に湾曲し、紫色のすじがある」
【①の左の株は、今日】
07年6月12日 撮影
「茎頂部に黄褐色の花を10個ほどつける」
ここが特にお気に入りの場所なのか、つぼみが20個以上ついています。
下から順に咲いていきますが、半分くらい咲いた時の様子をまたご紹介します。
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ヤマトキソウ〈山朱鷺草〉(ラン科 トキソウ属) 花期は5~6月。
山地、丘陵の日当たりのよい草地に生える高さ10~20cmの多年草。
根茎は横にはい、地上茎を出す。茎の中央より少し上に1葉をつける。
葉はやや厚く肉質、長さ3~7cmの長楕円形、基部は狭まり茎に沿って流れる。
茎頂に上を向いた1花をつけるが、ほとんど開かず淡紅色。
背萼片・側萼片は線状被針形、長さ12mm。側花弁は萼片と同長で幅が広い。
唇弁は長楕円形、萼片や側花弁より少し短く、3裂し、側裂片は小型、
中裂片の表面に肉質突起が密生する。
[山口県絶滅危惧ⅠA類]
【ヤマトキソウは今が花盛りの時です】
07年6月12日 撮影
【今年のヤマトキソウは小さめです】
07年6月12日 撮影
山焼きで草原がよく焼けたあと、雨が少ない影響でしょうか、ヤマトキソウ
に限らず、ムラサキやフナバラソウなども草丈が低いし、数も少ないのです。
【上の画像を拡大しました】
07年6月12日 撮影
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きょうは、山口放送「熱血テレビ 秋吉台の四季の花」6月分の収録でした。
今回は、緑が深まった美しい今の草原の映像をメインにして、そこに咲いている
カキランやヤマトキソウ・ウツボグサ・オカトラノオなどを紹介されると思います。
放送は、6月18日(月) 午後4時53分から。
※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。
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