たこさんの秋吉台日記

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6月10日 ヒメフウロ

2007年06月10日 | Weblog

ヒメフウロ〈姫風露/別名シオヤキソウ〉(フウロソウ科 フウロソウ属) 
                                    花期は5~8月。
塩を焼いたような臭気がある。
石灰岩地に生える高さ20~60cmの1年草~越年草。
全体に開出毛がありねばる。葉は薄く、3全裂し、小葉はさらに深裂する。
花は淡紅色で直径約1.5cm。萼片に腺毛がある。

夕方、石灰岩地の木の下で、見たことがないフウロソウを1株見つけました。
名前も初めてのヒメフウロ、この横に広がった株の幅は25cmほどです。

【花でフウロソウ科と分かりました】

07年6月10日 撮影
「石灰岩地だけに生えるので、見られる山は限られている。
分布:本州(岐阜県、滋賀県、三重県)、四国(剣山)」

葉は、フウロソウでは見たことがない形をしていました。
秋吉台で、今までなぜ見つからなかったのでしょう!

【左の枝

07年6月10日 撮影

【上の花を拡大しました】

07年6月10日 撮影
「花は直径約1.5cm。5個の花弁には濃い2個のすじが目立つ」


【右の枝】

07年6月10日 撮影
【上の画像を拡大しました】

07年6月10日 撮影
「萼には開出毛と腺毛がある。萼片の先端は芒になる」

何度もここに来ているのに、きょう初めてヒメフウロに気づきました。
きょうは“秋吉台の自然に親しむ会”の観察会があり、終了後ほかを回って、
ここに来たのは夕方4時半過ぎで、木の陰になっていて、暗く写ってしまいました。

「まじめに歩いているので、神様からの贈り物」と、思いたいのです。
「単に『棚ぼた』だろう!」なんて、言わないでくださいね。


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