福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

カルミナ・ブラーナ2日目 当日券情報

2017-04-26 14:11:19 | コーラス、オーケストラ
@Osaka_philさんのツイート(https://twitter.com/Osaka_phil/status/857095914930008064?s=09)をチェック

【当日券情報】本日4月26日(水)「第507回定期演奏会」では、17時30分よりB席、C席(3階席)および学生席の当日券を販売いたします。皆さまのご来場をお待ちしております。※学生券は25歳以下の学生が対象となります。窓口にて必ず学生証をご提示ください。
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カルミナ・ブラーナ初日 大成功

2017-04-26 00:32:33 | コンサート


大阪フィル定期初日、オルフ「カルミナ・ブラーナ」。

大植マエストロの創造するカルミナ・ブラーナ像は、第一印象エキセントリックに見えても、この作品に潜む狂気を描いて余すところがない。大きく納得したところ。
大胆なテンポ設定や間の取り方。声部間のバランスの取り方など、大きな感銘を受けた次第。

ソプラノの森麻季さん、その至純の中に仄かな官能を想わせる歌唱に金縛りにあうほど感動。
バリトンの与那城敬さんはその役柄への没入と表現の振幅の大きさがまことに素晴らしい。
カウンターテナーの藤木大地さんも焼かれて喰われる白鳥の惨めさを見事に描ききっていた。

コーラスについては、巨大なフェスティバルホールにきてから、「ああ、もっとこうできた!」と気付くことも多い。細部に於いて課題は山積ながら、全体的には良く歌っていたと思う。

終演後、森麻季さんに「合唱が見事でした。響きの質が素晴らしい」、与那城敬さんには「ディクションもはっきりしていたし、発音も良かった」、藤木大地さんには「プロのような合唱だった」と、お誉めの言葉を頂けたことは、素直に歓びたいと思う。

音楽界の第一線で活躍される皆さんに、声楽家目線から高い評価を頂けたことは、合唱指揮者としてとても嬉しいことだ。大阪フィル合唱団のメンバーは胸を張ってよいし、「この道でよいのだ」と日々の鍛錬を継続して欲しい。

さて、大植マエストロの棒は、毎日、毎回変容する。2日目の公演はどんなになるのか、身内の自分にすら全く予見できない。文字通り一期一会、二度と繰り返せないパフォーマンスとなるだろう。乞うご期待!
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大阪フィル「カルミナ・ブラーナ」当日券情報

2017-04-25 12:26:45 | コーラス、オーケストラ
今回は、初日、2日目が全く違うパフォーマンスになる予感。
お聴き逃しなく!

@Osaka_philさんのツイート(https://twitter.com/Osaka_phil/status/856705401286385666?s=09)をチェック

【当日券情報】本日4月25日(火)「第507回定期演奏会」では、17時30分よりA席、B席、C席(3階席)および学生席の当日券を販売いたします。皆さまのご来場をお待ちしております。※学生券は25歳以下の学生が対象となります。窓口にて必ず学生証をご提示ください。

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大阪フィル「カルミナ・ブラーナ」絶好調

2017-04-24 21:53:16 | コーラス、オーケストラ


今宵は、大植英次マエストロによるソリスト、コーラス&オーケストラ一堂に会しての稽古。

森麻季さん、藤木大地さん、与那城敬さん3人のソリストには聴き惚れるばかり。

コーラスもマエストロによる唯一無二の大胆かつスリリングなテンポ操作に食らいついて頑張っております。

とんでもない本番となりそうです。

なお、2日目は残席僅少。
どうぞ、お急ぎください。
(以下、大阪フィルのホームページより転載します。)


第507回定期演奏会

2017年4月25日(火) 26日(水) 
19:00開演(18:00開場)

フェスティバルホール

<出演>
指揮:大植英次
ソプラノ:森 麻季
テノール:藤木大地(カウンターテナー)
バリトン:与那城 敬
合唱:大阪フィルハーモニー合唱団(合唱指導:福島章恭)
児童合唱:大阪すみよし少年少女合唱団

<曲目>
ベートーヴェン/交響曲第7番 イ長調 作品92
オルフ/世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」

<料金>(全席指定・税込)
A席:6,000円(4,800円)
B席:5,000円(4,000円)
C席:4,000円(3,200円)
学生席(3階席):1,000円(割引なし)
BOX席:7,000円(6,000円)
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。
※連続券の販売は大阪フィル・チケットセンターのみの取扱いとなります。
※(  )内の料金は大阪フィル・会員価格です。

[3階 学生席について]
■25歳以下対象です。
■大阪フィル公式ホームページもしくはチケットセンターへお電話にてお申込みください。残席がある場合は当日券も販売いたします。
■学生証をお忘れになられると、学生席にはお座りいただけません。その場合は一般料金となりますので、ご注意ください。
■父兄等ご同伴者2名様まで、1枚5,000円(B席定価)にてご購入いただけます。(電話予約のみ)

<チケット販売所>
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
フェスティバルホール チケットセンター 06-6231-2221
チケットぴあ 0570-02-9999 【Pコード:317-048】
タワーレコード梅田大阪マルビル店 06-6343-4551(店頭販売のみ)
e+(イープラス) http://eplus.jp/

<お問合せ>
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
(営業時間:平日10:00~18:00/土曜10:00~13:00/日・祝・年末年始は休業)



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ハーゼルベック&ウィーン・アカデミー管のベートーヴェン(武蔵野市民文化会館リニューアル公演第1弾)

2017-04-20 22:24:25 | コーラス、オーケストラ

1年間改修工事のため休館していた武蔵野市民文化会館がリニューアル・オープンした。

再会を祝すのは、4日間にわたるハーゼルベック指揮ウィーン・アカデミー管弦楽団によるベートーヴェン交響曲全曲演奏会。

その初日、「田園」「7番」を聴いた。

まずは、ホールについて語ろう。改修前と何が変わったのか、気が付いたり、武蔵野市長が挨拶で話していたことを挙げてみる。

客席の椅子と床のカーペットが一新されていた。

トイレも新しくなりシャワートイレも導入された。

2階席へのエレベーターが新設されるなどバリアフリー化が進んでいる。

これは目に見えない部分だが、耐震工事が行われた。

などだが、もっとも演奏に大きな影響があると思われるのは、ステージの床が張り替えられていたことだろう。

木の材質までは判別できなかったが、真新しく白い床は目にも眩しく、適度な厚みもありそうで、見るからに以前より美しく響くような気がする。


上の写真にもあるとおり、ウィーン・アカデミー管弦楽団はピリオド楽器によるオーケストラで、演奏スタイルはベートーヴェンの時代に迫ろうというものである。

これが本当にベートーヴェンの時代に鳴った音か否かは誰にも分からないし、個人的にはまったく違う気もする(根拠はない)。

プログラムの前半は「田園」。

まず、最初に気が付いたのは、ハーゼルベックの指揮の下手くそさ。わたしたちが普通に知っている指揮とは別物だ。

腕の動きもぎこちなく唐突だし、手首がグニャグニャ動くし(タクトは持たない)、立っている足元も安定しない。

さらには、拍も正確ではないし、たとえば3拍子の2拍目、3拍目のタイミングはその指揮からまったく類推することができない。

ただ、ハーゼルベック自身がオルガンの名手ということもあって、その肉体には音楽が宿ってはいるのだろう。その点、同じ指揮が下手でも、新しいトーマス・カントルのゴットホルト・シュヴァルツとは違う。

コンサートマスターを中心に、オーケストラの面々が指揮の向こう側を読み取っては、自発的にアンサンブルしているように見受けられた。そこには確かに音楽が息づいており、棒ばかりが達者で中身のない指揮よりはずっと良いと思った。

「田園」に於いてもっとも成功していたのは第2楽章で、ガット弦による柔らかで雅な響きと素朴な木管の絡み合いが印象的であった。ただ、指揮の拙さから第3楽章「田舎の人々の楽しい集い」のアンサンブルは乱れがちだし、第4楽章「雷雨、嵐」では音響の立体的な構造感が希薄となる。第5楽章「牧歌 嵐の後の喜ばしい感謝の気持ち」も音楽が停滞したり、前のめりになったりと落ち着かないものとなっていたのは残念である。

後半の「7番」はグンと盛り返した。指揮は相変わらずだが、全曲を貫く意志も強く、全体に覇気が満ち、第2楽章のバランス感覚も美しいものであった。「田園」第3楽章のように、頻繁にテンポが変わったりしないため、アンサンブルが乱れにくいのかも知れない。

さらに、アンコールの「8番」第2楽章では、万雷の拍手に気をよくしたのか、あるいは、初日の張り詰めていた心が解放されたのか、愉悦に満ちた自由な音楽となっており、今宵のベスト・パフォーマンスとなった。本来の彼らの持ち味はこういうものなのだろう。


さて、わたしは、ツィクルスの続きは聴くことができない。大阪フィルの創立70周年を記念する定期「カルミナ・ブラーナ」(大植英次指揮)が控えているためである。

明日からのマエストロ稽古~オーケストラ合わせ~ゲネプロ~本番(25&26日)とコンサートの成功に向け、集中していきたい。

 

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