本場大狩浜の集会所に行って、歌詞を撮ってきました。いろいろ勉強になるコメントをいただきましてありがとうございます。参考になれば幸いです。みなさんからのいろいろなご意見やご感想で、狩江のお祭りをより知ってもらうことは私達スタッフの願いであり目的でもあります。狩江に住んでいて、まだまだ知らない事がいっぱいあります。みなさんと共にこの伝統文化を学びながら、後世にしっかり残してゆきたいと思っています。
この古面はなんと150年以上も前の作だそうです。宇和島の磯右衛門さんの作品だそうで、現存している南予の面で一番きれいに保管されているとのこと。地区の皆さんのおかげです。鹿の子は神様のお使い、踊りの歌詞の最後は何かしら哀愁があります。『三笠山から急ぎ帰れと文がきた、おいとま申して いざ帰えろ』
あの祭り太鼓が鳴り始めるとどうして体中の血が踊り、心わくわくしてくるのでしょう?テンポの良さ、長い間に積み重ねられた日本独特のリズム、はるか昔の我々の先祖たちもその音色で踊ったであろうDNAに受け継がれた心の響き。それは現在も変わることなく、忠実に小学生の児童に継がれています。大人顔負けのその腕は大したものです。当日も即興で披露しておりました。
お祭りの神事のなかで大切なもののうちに、御神体を神輿に移す、御霊移しというのがあります。これは一般の人はその場面を見ることができません。厳粛ななかでそれは宮の幕内で、おごそかに行われます。当日6時に始まり、神輿や鹿組連中はその間、神前にひざまずき神事が無事終わるのを待ちます。
もちろん牛鬼が勝つに決まってます!写真はまだ中浜が埋め立てしていない頃のものです。ちょうど車が来ると、よく”止めちゃれ、止めちゃれ”とかなんか言ってギャラリーは挑発したものです。えっ?言ったことない?スタッフの私なんかはよく言ったものですよ。こんなシーンはなごやかな気持ちになりますね。
さて、先日のNHK放送は以前放送された再放送みたいなものでしたが、全国に狩江のお祭りありき、ということで、いいPRになったのではないかと思っております。
さて、先日のNHK放送は以前放送された再放送みたいなものでしたが、全国に狩江のお祭りありき、ということで、いいPRになったのではないかと思っております。
町内放送で明日、11月23日、午前11時20分ころのNHKで狩江のお祭りがまた放映されるそうです。ローカルなのか全国放送なのか分かりませんが、みなさん見て下さいね。
写真は昭和初期の渡御の風景、見ごたえありますね、お伊勢山も松がしっかりありますし、ずっと端のほうにかすかにおかりやも見えます。神輿3対と、前の船には牛鬼でしょうか?
写真は昭和初期の渡御の風景、見ごたえありますね、お伊勢山も松がしっかりありますし、ずっと端のほうにかすかにおかりやも見えます。神輿3対と、前の船には牛鬼でしょうか?
今日は祭りのなかでもこどもだけの、でもこどもたちが毎年受け継いでいる”いのこ”について。先日、近所の小学生が朝早くからやっていたので、これもりっぱな祭りですから紹介してみました。さすがに女の子も今ではエントリーしないと人数が足らなくなってきました。毎年自分達の手で伝統を守っている姿に拍手です。
追伸 センエツさんのコメントありがとうございます、的確かつ具体的な話にスタッフも思わず、う~ん。またコメントして下さい。
追伸 センエツさんのコメントありがとうございます、的確かつ具体的な話にスタッフも思わず、う~ん。またコメントして下さい。
11月に入って各練りの慰労会が行われています。先週もお舟組、今週は神輿があるそうです。今年は去年より気温が高くて、本当に11月なのかなと思うくらい暖かです。みかんは裏年なので少ないようです。写真のように穏やかなのも平和である証拠なのかもしれません。
古いアルバムをめくっては探しました。前回母子センターのシーンがありましたが、それをさらに更新して古い場面。なんとセンターがまだありません!本浦の中浜のなんと広そうなこと!牛もぼろぼろです、かなり暴れまくっているようです。いつごろの写真かちょっとわかりません。昭和20年代でしょうか?