狩江のお祭りと文化論

~愛媛県西予市明浜町狩江地区のお祭りや、四季折々の風景、暮らしを独自の観点からお伝えいたします~

連載「お祭り物語」③

2018-01-07 11:49:53 | 狩江物語

27日になった。朝、H家に行ってみたら、戸が閉まっており、誰もいなかった。仕方なく、買って帰ったお菓子を、

車の中に置いて帰る。それからF家にお菓子を持っていって、ちょっとしゃべってから、O家に行った。

誰もいないようだった。

 それで、私は春日神社へと向かった。11時から、祭典があるためだ。道の途中、写真家の五味さんに出会い、

あいさつをした。去年も出会ったが、今年も出会った。二人して、春日神社に向かった。

 役員が神主さんと一緒に、神前にお供え物をするのだが、私は建物の奥がどうなっているのか、

興味津々だった。何をお供えしているかも、興味津々だ。でも、中に入れないので、建物の外から、じっとそれを見つめた。

 神社っていいなあと思ってしまう。去年も見た神主さんがいた。今年もどうやら同じ人らしい。

私は茶色の衣を着た神主さんが気にいってたのだ。あはは。狩浜には、神主さんがいないみたいで、

よそからやってきているらしいのだ。

 写真は2枚しか撮らなかった。去年取ったから、いいやーと思い、手抜きをした。去年は、

沢山の写真を撮ったのだ。350枚ぐらい撮っている。あまりにもとりすぎたので、今年は

写真をあんまり取らないで、じっと見ていようと思っていたのだ。

 太鼓が鳴っていた・祭りは太鼓の音が響くのがいい。祭りだなあと思ってしまうからだ。

私は牛鬼が暴れるときに、ずっと鳴っている太鼓の音がとても好きだ。神社でも、祭典の時に、太鼓を打ち鳴らす。

おごそかな感じがした。 午後は、再びO家に行ってみた。Mおばちゃまがいたので、家に上がり込んでしまい、

昔の写真などを見させてもらった。

  夜になった。宵祭りを見に、再び春日神社に上がった。私は前の席に陣取って、巫女の舞いや、お神楽を見た。

巫女の舞いは、ずっと見ているもので、珍しくも何ともなかったが、神主さんが躍る踊りが珍しかった。

 今年は、私のお気に入りの神主さんが、「剣」をもって、踊った。ひゃー珍しい。私はくいいるように、

神主さんを見つめてしまった。あはは。

 茶色の衣を着ている神主さんが、私のお気に入りなのだった。あはは。祭りで、ファンに

なってしまったのだ。私はいろんな人のファンになっている。U君や、Iさんや。好きな人が、祭りに出ているのは、

とても楽しいことなのだ。

 女の面をつけての踊りも披露された。去年も、この踊りを踊ったのを覚えている。少しお尻をフリフリするのが、

とても面白いのだ。誰が躍っているのかな?と思ってしまった。面をつけているので、顔が分からないのだった。

 太鼓の音がトコトンと鳴っている。私はうっとり見入ってしまった。楽しい時間が過ぎるのは早いもので、宵祭りが終わった。

明日はいよいよ、牛鬼が登場する日だ。

 夜、S家で遅くなって寝たが、なかなか寝付けない。ので、朝早く起きだしてしまった。5時半には、春日神社に上がる予定でいる。

去年は、「牛鬼密着取材」をしたので、今年は、みこし組の人を、写真でとる予定にしているのだ。  < つづく>