狩江のお祭りと文化論

~愛媛県西予市明浜町狩江地区のお祭りや、四季折々の風景、暮らしを独自の観点からお伝えいたします~

大潮時期に見ることのできる風景

2020-05-15 13:16:46 | 四季の風景

春の時期、大潮がやってくる。

通称「島の元」が陸続きとなり、この時とばかり子供たちは島に渡って探検したものだ。

また海岸線はしおひがりの人で賑わった。

しかしみんながあんまり足を運ばない方向=お伊勢山の海岸線をずっと西に歩いたところには

この大潮の時期にしか姿を出さない岩がある。

拡大すると

斜めに岩が突き出ているのがわかりますか?立岩(たていわ)と申します。

いわゆる四万十帯の砂岩泥岩が浸食されてできたものです。はるか白亜紀に付加体として形成された地質。

その頃はまだ狩江も中国大陸の一部!

この場所は、R378の車の中からでは見えにくいです。いったん下車して探さないと見えませんよ。

この写真の後ろには、かつての石灰岩採掘場があります。またその積み下ろし場の石組も残っています。

昔を語ることができるスポット。ジオガイド海コースのひとつです。



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2 コメント

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少し寂しい (電気屋)
2020-05-16 11:55:19
お久し振りです。
高校を卒業するまでの18年狩江に住んでおりましたが、さすがにこの立岩は見たことがありませんでした。
ひえんだ,はたけんだよりも高山寄りに位置しているのでしょうか?
狩江を離れて38年 この先もう見ることはないんだろうな・・・(涙)
Unknown (スタッフ)
2020-05-20 18:08:58
電気屋さんへ
ながれって言うのかな?そこらへんです。
マニアックな狩江の風景を写真におさめますので
これからもご期待ください。

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