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★泉屋博古館 サイト
特別展『茶の湯釜の美』
※10月19日(日)まで
一昨年の展覧会は近所の野村美術館と相互割引していた。
最初に訪問したところは正規のお値段、そこでもらった割引で次に行けばお安くなる。
今年は「ふら~り茶の湯旅」と題して、泉屋、野村、大西の3館で開催中。
「茶釜」つながりで。
今出川通から南下してきた都合で、先に「泉屋」へ。
茶道文化検定の合格証を提示し、2割引してもらって、他2館の割引券をもらう。
「1級って、すごいですねぇ」と言われて、照れてしまった![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0199.gif)
基本、こちらの所蔵品。
室町時代後期(16世紀)の大講堂釜は古くて蓋がボロボロ。
古天明姥口釜も室町後期~末期。糸目が印象的。それから梅形の豪華な替蓋がすごい。
江戸時代の芦屋松竹梅丸紋真形釜は均整がとれてきれい。
海老鐶付が「いいな」と思ったら、やはり大西浄清の作。形が変わっていて、やっぱいいわ。
この頃の大西家は「西大西家」と分類されている。(江戸大西家と区別している?)
浄玄作の又玄齋好の老松唐犬釜や浄元作の大黒釜なども。
浄寿作の鯱釜写。鐶付が鯱。玄々斎展でこういうの、見たなぁ。
名越家からは名越浄味作の一燈斎好の大四方釜。日の丸釜。
どちらも裏千家の好み釜。なんとなく形は見覚えがある。
西村家からも何点か。
大阿弥陀堂釜(=西村九兵衛作)。
大きな羽根が印象的な裏甲釜(=西村道也作)。
大雲龍釜(=西村弥三右衛門作)
近代の作では大西浄長作の有馬六景釜。
以前、東京の分館で見たことある。
下絵も展示されていたけど、鋳込みがわかりにくく、
じいっと見比べて、「なるほど」と思える感じ。
少し残念。
真ん中に茶道具が少し。
住友コレクションの代表格、瀬戸肩衝茶入「打出」や小井戸茶碗「六地蔵」など。
元時代のの黄天目茶碗「鸞」がよかった。
大西浄長作の東方朔釜。こちらは老人の鋳込みあり。
下絵は住友春翠が描いたもの。
並べても再現が忠実なことがよくわかった。
後半は江戸時代の江戸の釜師の作品?
ちょっと変わった形がおもしろい。
光悦好の四方釜が正方形で対角線上に鐶付が付いていたし、
仙叟好の坐雲龍釜は小さくて下に座布団のようにでっぱりあった。
江戸大西家の大西五郎左衛門の筋兜切合釜。唐金平丸風炉添。
ホントに兜のようなお釜。
あとは瓢箪釜(=作者名なし)とか。
ユニークな茶釜を堪能できた。
最後は芦屋釜の里から釜作りに使う外型などいろいろ。
釜制作のVTRも芦屋釜の里のもの。
けっこうじっくり見た。
ちょっと疲れたので、裏の展示室から出てきて東山を眺めた時はホッとした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/0b/ad595a6ef39ea65907bbca89fa0428a8.jpg)
休憩室もゆったりして、お茶のサービス(=機械)もあって、のんびりできる。
図録が面白そうだったんだけど、荷物になるからとガマン。
11月に東京の分館にも巡回するので、再訪して、その時に図録を買おう。
☆泉屋博古館分館 サイト
特別展『茶の湯釜の美』
※11月1日(土)~12月14日(日)
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☆泉屋博古館バックナンバーリスト
2012年11月 『住友コレクションの茶道具-近代数寄者の風流のこころ-』
2012年6月 『近代の京焼と京都ゆかりの絵画-受け継がれるみやこの美-』
2011年11月 『数寄者・住友春翠と茶-住友コレクションの茶道具と香道具-』
2011年5月 『住友コレクションの茶道具』
2010年1月 『春のよそおい』
特別展『茶の湯釜の美』
※10月19日(日)まで
一昨年の展覧会は近所の野村美術館と相互割引していた。
最初に訪問したところは正規のお値段、そこでもらった割引で次に行けばお安くなる。
今年は「ふら~り茶の湯旅」と題して、泉屋、野村、大西の3館で開催中。
「茶釜」つながりで。
今出川通から南下してきた都合で、先に「泉屋」へ。
茶道文化検定の合格証を提示し、2割引してもらって、他2館の割引券をもらう。
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基本、こちらの所蔵品。
室町時代後期(16世紀)の大講堂釜は古くて蓋がボロボロ。
古天明姥口釜も室町後期~末期。糸目が印象的。それから梅形の豪華な替蓋がすごい。
江戸時代の芦屋松竹梅丸紋真形釜は均整がとれてきれい。
海老鐶付が「いいな」と思ったら、やはり大西浄清の作。形が変わっていて、やっぱいいわ。
この頃の大西家は「西大西家」と分類されている。(江戸大西家と区別している?)
浄玄作の又玄齋好の老松唐犬釜や浄元作の大黒釜なども。
浄寿作の鯱釜写。鐶付が鯱。玄々斎展でこういうの、見たなぁ。
名越家からは名越浄味作の一燈斎好の大四方釜。日の丸釜。
どちらも裏千家の好み釜。なんとなく形は見覚えがある。
西村家からも何点か。
大阿弥陀堂釜(=西村九兵衛作)。
大きな羽根が印象的な裏甲釜(=西村道也作)。
大雲龍釜(=西村弥三右衛門作)
近代の作では大西浄長作の有馬六景釜。
以前、東京の分館で見たことある。
下絵も展示されていたけど、鋳込みがわかりにくく、
じいっと見比べて、「なるほど」と思える感じ。
少し残念。
真ん中に茶道具が少し。
住友コレクションの代表格、瀬戸肩衝茶入「打出」や小井戸茶碗「六地蔵」など。
元時代のの黄天目茶碗「鸞」がよかった。
大西浄長作の東方朔釜。こちらは老人の鋳込みあり。
下絵は住友春翠が描いたもの。
並べても再現が忠実なことがよくわかった。
後半は江戸時代の江戸の釜師の作品?
ちょっと変わった形がおもしろい。
光悦好の四方釜が正方形で対角線上に鐶付が付いていたし、
仙叟好の坐雲龍釜は小さくて下に座布団のようにでっぱりあった。
江戸大西家の大西五郎左衛門の筋兜切合釜。唐金平丸風炉添。
ホントに兜のようなお釜。
あとは瓢箪釜(=作者名なし)とか。
ユニークな茶釜を堪能できた。
最後は芦屋釜の里から釜作りに使う外型などいろいろ。
釜制作のVTRも芦屋釜の里のもの。
けっこうじっくり見た。
ちょっと疲れたので、裏の展示室から出てきて東山を眺めた時はホッとした。
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図録が面白そうだったんだけど、荷物になるからとガマン。
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2010年1月 『春のよそおい』
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