Akatsuki庵

日々と向き合って

開炉の茶事

2016年12月13日 13時26分16秒 | 茶会/茶事
なかなか思うように更新ができない今日この頃。

先日、久しぶりにお茶事に参加した。

趣向は開炉。

まぁ、11月にやりたいところではあるが、年内ならまだセーフか。

床間の掛け物は一行物。

『歳月不待人』(歳月、人を待たず)

ハッとしたなぁ。

本当に今年はそう感じた。

床柱には五幣をいっぱいつけた笹飾りがくくりつけられており、
炉の四隅にも白い皿に御神酒、塩、五幣が供えられていた。

ご亭主の初炭手前、湿し灰を炉中に撒く音が気持ちよく響く。

端正な湿し灰。

私も同じように湿し灰は創ったけど、
まだ撒いたことすらない。

撒きたい。

と思いつつ、後ろに下がった。

懐石は祝膳。

半月盆に織部の舟形の向付と煮物椀。

箸を取り上げたら、まずは煮物椀から~

出汁としんじょの美味なこと!

お酒が出て、向付に。柿なます~

強肴が二品、お赤飯。

最近、食物摂取の際は炭水化物は後がよいとされる。

一汁三菜だとそうもいかないけど、
この祝膳なら理に叶う?

八寸が出て、お酒いただいて。

お膳を下げていただき、主菓子をいただく。

ん? 亭主から中立ちの指示がない?

椿の蕾の練りきりをいただく。

ワケあって、中立なく濃茶へ。

で、退出~

本来は中立も後炭も薄茶をちゃんとある。

お稽古のカリキュラムの都合上、割愛。

で、次の茶事へ~

慣れてないから、???
コメント
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