愛讃窯のじょんならんわ

このブログに訪問して頂きありがとうございます
自然から採取した土や岩で焼きものをしたり、たわいもない日常を綴っています

よっぱらいカップ

2013-11-29 17:45:35 | 日記
まだ洗えていない器がありますが

そろそろ
郡山のよっぱらいオヤジさん仕様のカップを洗ってみようと、思いたました

写真
 

火に当たった正面側の火表

真後ろ側の火裏

サイド



左の二本が焚き最中に引き出したカップで
右の二本は窯にそのまま残したカップです

ふ~む、それぞれ良い感じで窯変になっています!!

窯変の定義は様々ですが

個人的には熾による作用と
その時、そのつど変化する

窯の気まぐれから生まれた
偶然の産物であると、言えます

う~ん面白いですねぇ

容量は口まで満たして

背の高いのが
700ミリリットル入り

低めが500ミリリットル入ります

今回、特に面白いのは

右のダンディな雰囲気のカップと
左の妖しくも不思議なカップは

何とも、お気に入りです

お知らせ

今後、プロフィールの欄に
住所、電話、メール番号を書き足すつもりですが
ここに書いておきます

愛讃窯
松岡伸幸

住所
〒071-1251
北海道上川郡鷹栖町11線12号4番地

電話
08057531151

固定電話とFAXは有りません

Eメール
aisangama@ezweb.ne.jp

尚、郡山のよっぱらいオヤジさんにはお手数ですが

Eメールでのカップの煮詰めの話しが
出来れば有りがたく思います。

器磨き洗い

2013-11-26 03:57:46 | 日記
器の磨きに入っています

薪窯だけに器に灰が舞い飛び

それのお陰で良い味わいや自然な歪みが生じるのですが

溶けきらず器に噛み付いたトゲトゲでガチガチの灰や
溶けかけの珪石などを

砥石やワイヤーブラシで磨いて取り除き

最後にタワシで洗っています

一個の器にかなり時間が掛かっているので

ここ最近は目を擦りながら寝ずの作業が続いています

洗いの作業は根気そのものですが

器の表情が見れるのが楽しみでもあります

今回は相当ばらつきのある焼き味で中々面白く
 

同じ珪石を塗った茶碗も

磨くと、こんな感じだったり

水に濡らすと


宇宙を感じるさせる子もいたり(ぐい呑み)

今回も様々です

小さな器から洗っているのですが
急いでお店に卸す器があるので

まだ大きな器達(よっぱらいオヤジさん仕様など)は洗えていません

作業的に急いでもゆっくりしか出来ないので

洗い終えれた器の写真を毎度少しずつ
今後は載せていきたいと思います。

高台すり

2013-11-23 23:23:13 | 日記
朝起きていつもの朝食
 

(中でパン焼いてます)

去年、たかの巣ティピーに頂いた

鋳物のストーブを今年から使っています

鋳物は燃料が長く燃える所はとてもいいなぁ~
とも思うのですが

ブリキのストーブの直ぐ暖まる良さや
煮炊きが楽だということが

逆にブリキの良さを感じています

さて、あれから毎日こつこつと

高台のがたつきを機械と紙やすりで

すり削り続けています

いつも我慢出来ずに直ぐ洗って焼けた表情を見るのですが

洗った後に削ってまた洗う工程になるので

今回からはしっかり削ってから洗うことにしています

ふ~削り始めて何日経ったか忘れましたが

ようやく高台すりも終りました

くぅ~長かった
やっと洗いに入れそうです。

窯焚きの引き出し映像

2013-11-21 02:15:30 | 窯焚き
ネットにつながる道具が古い携帯しかないので

動画の載せ方が今、やってみても
結局、分からずじまいなのですが

今回の窯焚き中の引き出し映像を
かおっさんの兄ぃちゃんが

YouTubeに載せてくれました

[窯焚き4日目]
で検索してみて下さい

棒を窯へ差し込み
熱で光った物体の花器を引き出しています。

窯出し

2013-11-20 00:42:08 | 窯出し
さぁてと
窯出し、いってみましょう!
 

焚き口を開け
閉じ込めていた熱をまず抜き

熱が抜けるまで待てばいいんでしょうが
早る気持ちがあるので焚き口の壁を壊し

サウナより熱い窯をのぞきました



ほぉ~こりゃまた、いつもの感じと違いますねぇ

一つ一つ手渡しで、かおっさんに窯から出しながら
焚け方を確認しつつ

途中、お尻がやたらに熱いと、思ったら
ズボンが焦げていました(本当に熱いっス)

今回、行なった引き出し作業で
窯全体にどんな影響があったんだろう
と、思っていましたが

焚き口を開いた分、酸素が沢山入り
上にあった器は少し酸化に焼けたようです

どんどん器を出していくと

下の奥角の死角の器が何点か素焼きになっており

どのように焼けたのか少しずつ見えてきました

どうやら炎に流れをつくり過ぎて天井焼けし
炎焼けをした感じで

簡単に言えば
窯の力を活かせず炎だけで焼いちゃった!
てな具合です

とは言え今回の窯出しの器は
とても面白くて不思議な印象でした(笑)

いや~洗ってみてのお楽しみですねぇ。