愛讃窯のじょんならんわ

このブログに訪問して頂きありがとうございます
自然から採取した土や岩で焼きものをしたり、たわいもない日常を綴っています

移住の取材 と 自然の智恵

2016-12-25 01:45:39 | 不思議な
12月24日 土曜日 穏やかな晴れ


いやいや、今週は雪ばっかりでしたねぇ~(~_~;)

この冬は去年から始めた除雪のバイトに行きつつ
窯ハウスの作業に取り組んでいます
(天井縛り)
最近は高い所での作業ということが多く
風がゴーゴー荒れ狂うと作業も中々出来ないので

窯ハウスが潰れないよう除雪だけマメにしています

さて、一週間前くらいでしょうか
鷹栖役場さんから移住者向けのパンフレットを作るのに取材をさせて欲しいとの電話がありました

中々、日が取りづらかったので、今回はお断りしようと思っていたのですが

担当者さんの熱意に取材を受けさせて頂くことになりました

鷹栖役場さん
総合商研さん
デザインスタジオ・オザキさん
コマーシャルフォト アウルさん

皆さんを向かえ、香川から移住のことや焼きもののこと、北海道に来て等を質問形式で楽しくお話しが進みました

最後に写真を撮ってすぐ終わるはずだったのですが...
実は.. 写されることが苦手な私... (-_-;)

何枚も何枚も取り直し(汗)
20分後.. チュラルな笑顔が撮れてようやく終了~!!(~_~;)

に.. 苦手ですいやせん(T-T)

いやいや、楽しい時間を頂きました!
皆さんありがとうございましたm(_ _)m

さて、質問の中で自然のことについて、昔あったことが基本になっている話しをしていて色々思い出したので

今日はそのことを一つ書いてみましょう

まぁ世情はクリスマスですが勘弁してやっておくんなせぇ~(^w^)

あれは窯を始めた頃だった

当時は薪もどうやって手に入れたものだろうか???と

考えあぐねていたけれど、人づてで伐ってもよい山を教えて貰い毎日山に入っていた

ある日、奥深い森でこれなら良い薪になると思いチェンソーのエンジンを始動させ
狙いを定めた大木にチェンソーの刃を食い込ませた

ブィィィンと木に刃を入れるごとに
木の切り口からドバッバーッと水しぶきが飛び出し全身が濡れ始め

チェンソーの刃が木の半分を切り越えた時

ぎゃああああああああっ!!!と、木から森中に悲鳴が轟いた

何が起こったのか分からず
ハッ!?と、チェーンソーを握った手を見やると真っ赤に染っていることに驚き

よく見ると濡れた全身までもが血の色のように染まりかえっていた!!

... ガタガタガタガタと全身の震えがとまらず固まって息も出来ず
金縛りのようになり動くこともかなわない

ただ、ある岩にだけ目がとまり
そこから大きな声が聴こえてきた
... その木は柱や机になるために生まれたわけではない
まして、お前の薪になるために生まれて来たわけでもない

土地を浄化するためにあるのだ...
人と自然も全て同じ、等しく接することをゆめゆめ忘れるな...

そう言い終わった後
金縛りがとけ、真っ赤だった全身も知らぬ間に、ただのびしょ濡れに変わっていた

木や土地にすまなかったと膝ま付いて謝り
その場を後にしました

のちに彼を門番岩と呼ぶようになった
自然との初めての対話は自然とのかかわりの基本の智恵を僕の中に叩き込んでくれました

こうして今でも山や森に入るときは対話を大事にしています
そんなお話しでした(^w^)

ただ今思うと、これはアイヌの根本的な教えではないのか?と直観的に思うときもあり

自然がアイヌに教えたのか、アイヌが教えを土地に染み込ませたのかは分からないけれど   

北海道の人々が誰知らずとも、その基本が備わっているところを見受けると

北海道のその伝統は長い歴史の中で土地から人へ
知らず知らず引き継がれているのかも知れませんねぇ

まぁこうした不思議な話しが、まんま記事に載るとは思いませんが(笑)

どんな風な記事が出来上がるのかは楽しみであります(^-^)

いやいや、だいぶ話しが長くなりました

それでは皆さんメリークリスマス!!(^w^)

40

2016-12-05 05:04:53 | 日記
12月4日 日曜日 穏やかな晴れ


むっむむ...う~むぅぅぅ~(ー_ー;)

全然ブログ書けてませんね(笑)

今年は例年になく1ヵ月も早くから雪が降り

あれから窯ハウス造りもゆっくりとしたペースでしか進まないので
(前方頂部手直し)
ゆるゆる合間をみて続けています(^ー^)

時間をかけて造った後ろ側のパイプの組み込み
サイドの開口部や後ろ見たとこ煙突タワーを抜かすのに
いや~これには本当~に時間がかかりました(笑)

くぅ~あらためて中々の出来ぐあい!!(^w^)

今は前方の出来ていない所を番線で縛りつつ帳じりを合わせていっている感じです

と、話しの流れはいい感じですが
この冬特有の寒暖、寒暖と雪も溶けては凍ってが続き

パイプの継ぎ目から水が入りパイプにたまっては凍りたまっては凍り

鉄パイプが何ヵ所も氷裂(氷りが育って割れた)してしまいました!?
う~ん、きょうれつ~(*_*)

これによりパイプの内側に柱となる物をあてがわなければいけなくなりました

まぁそのような具合で、今のところはまだまだやることはあるものの
なんとでもなるわぁ~(^◇^)
といったところです(笑)

さてさて、今日で僕も40になりました

昨日はドラちゃん家でサプライズな誕生日で皆で祝ってくれました(T-T)
ありがとう T 君 ドラ家の皆さん K !!(^w^)

今日は中渓宏一さん一家が久々に家に訪ねて祝ってくれました(^◇^)

むっ!?あ..暑いのか...?? (笑)
ありがとう熱い中渓家のご家族!! (^w^)

40..ふぅ~む、ふぉちぃ~か... (-_-)

己のことながら、よくぞ生きててくれた!と素直に喜んでおるところであります

ん~この二年前くらいからというか、特に一年前からでしょうか

考える前に根っこの気持ちを確認して、気持ちの良い感情を選ぶということを繰り返してきました

結果、今自分がどこにあるのかと、いったことが分かるようになりました

これが僕自身の三十代最大の贈り物だったとハッキリ言えるでしょう

もし、今も雪で窯ハウスが壊れずに窯を続けていたとしたら
まるで先の見えない嵐の中を今もずっと歩いていたことでしょう

何だかそう思うだけでゾッとしてしまいます(笑)

ゆるゆるたんたんと、やりたいことをやる
今はそんな感じであります

窯の動きはまだ先になりそうですが
まぁゆっくり楽しいんでいこうと思います。

皆様からの多くのメッセージありがとうございますm(_ _)m

たまにブログ書きますね、すいませ~ん(~_~;)