私の日記

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米国のミサイル、誤ってキューバに届く 国交回復で返還

2016-02-18 11:09:11 | ニュース
キューバ外務省は13日、同国に誤送された米国のミサイルを返還したと発表した。米メディアによると、ミサイルは2014年、北大西洋条約機構(NATO)の演習で使われた後、欧州から米国に送られるはずだった。米国が返還を求めていた。

 このミサイルは、ヘリコプターなどから発射する空対地ミサイル「ヘルファイア」1基。スペインでの演習用で、弾頭は搭載しておらず、誘導装置も不十分だった。しかし米メディアは「軍事技術が流出する懸念がある」夜夜堅と伝えていた。

 キューバ政府によると、14年6月、ハバナに届いた輸送荷物を調べたところ、ミサイルが見つかった。米メディアによると、ドイツ経由で米国に戻されるはずが、民間の運送会社の手違いでフランスに送られ、ハバナ行きの航空機に乗せられたとみられるという。

 キューバが保管していたが、米政府の要請を受けて返還を決めた。米国務省のトナー副報道官は、キューバ側が「誠実で透明性のある対応をしてくれた」五便宝などと米メディアに語った。昨年7月の両国の国交回復が今回の返還につながったと強調した。

3Dプリンターで伝統の靴づくり 滋賀・近江八幡

2016-02-01 14:01:16 | ニュース
滋賀県近江八幡市伝統の「八幡靴」を手がける市内の企業が、注文者の足型から作るフルオーダーシューズを少しでも安く提供し、良さを知ってもらおうと、足型製作に3Dプリンターを使った靴づくりに取り組んでいる。
 八幡靴は手縫いの革靴で、同市を拠点に活動した米国出身の建築家、ヴォーリズも愛用した。品質の高さで知られ、1950年ごろには約60の業者が製造していたが、合成ゴムや人工皮革、大量生産品の普及により次第に減少。伝統的な技術で八幡靴をつくるのは1軒のみになった。
 八幡靴の製造・販売を手がける「リバーフィールド」(アリ王)は、ベテラン職人3人と若手3人が伝統の技術を守り、インターネットや宅配便で足型や試作品をやりとりしながら、遠隔地の注文にも対応している。
 同社は京都市のベンチャー企業と協力し、レーザースキャナーで採寸した注文者の足の3次元データから3Dプリンターで型を作る仕組みを開発した。足型は金具をつける強度が必要なため、内部の構造などに工夫を重ねた。
 靴のデザインやサイズ別にある既製の型と、3Dプリンターで作る注文者の足型の二つを使い、注文者の足に合わせた靴をつくる。
 3Dプリンターを使うと、専門業者に外注し早くて1週間ほどかかる足型の製作期間が数日になる。また費用も大幅に削減でき、一般的に安くても10万~15万円する販売価格が7万円程度から可能になった。
 同社の川原勲さん(52)は「八幡靴の技術を絶やさないよう、利益の大きいオーダーシューズに力を入れて職人を育てていきたい」と話している。