輝きつづけて

あなたの勇気で救える命があります。
一人でも多くの方に「AED」を知っていただきたいと願っています。

PUSH講習

2010-06-21 21:19:23 | 大阪ライフサポート協会 PUSHプロジェクト

日曜日にも関わらず沢山の方の参加でPUSH講習を行いました。

学校や職場で心肺蘇生講習をして下さる指導者が増えてくれる事を願い

月に一度はPUSH講習とPUSU指導者講習を行っています。

ディレクターは石見先生、

定員は20名ですので、講習終了後の質問も遠慮なく出て充実した時間となっています。

興味のある方はこちらから


息子がつないだ出会い

2010-06-11 22:25:55 | 若い力

息子の命日に上野君がお参りに来てくれました。

上野君は2007年4月、高校野球の試合中に胸に打球を受け心停止になりました。

バイスタンダーによる心肺蘇生と学校に設置してあったAEDで一命を取り留めました。

AEDに録音されていた救命時の音声をテレビなどで聞かれた方もいらっしゃると思います。

その後、上野君もご両親もAEDの設置推進に尽力されました。

大阪府の計画が前倒しされる形で、府立高校全校にAEDが設置されたのも、ご両親の訴えの

おかげです。

昨年9月の「全国でPUSH講習」の時には、ご自身が所属した

少年野球チーム住之江ウルフ

の子供たちやご両親に

「野球をしていても遊んでいても、突然のまさかが起こることを覚えておいて下さい」

と話してくれました。


私達が初めて上野君に会った時は、クリクリ頭の野球少年でした。

息子にお供えしたいと、メッセージを書いたボールを制服のポケットから出して来てくれた

時の笑顔が印象的でした。

今ではすっかり、クリクリの野球少年から立派な青年になり

「今は地元の友達と草野球を楽しんでいます」と話してくれました。

大学生活を満喫している様子をとても嬉しく思いました。


息子がつないだ不思議な出会いです。大切にしていきたいと思っています。


命の教育by関西学生BLS

2010-06-05 20:47:34 | 若い力

先日、関西学生BLSの学生さんから

「市内の小学校で講習をしますのでよかったらいらして下さい」

との連絡をいただきました。

彼らとは、小学生のBLS講習について何度か話をしました。

そして彼らは、子供達に自分の体を知ってもらいたい、自分の命を知ってもらいたいと

紙芝居を作成してくれました。


とっても良い授業でした。

大きな声で挨拶をした後に、仕掛けがいっぱいの紙芝居を見ます。

そして、聴診器で「命の音」を聞きます。もちろん友達の「命の音」も聞きます。

その後あっぱくんを押して胸骨

圧迫を体験します。

何が素晴らしかったて、「命の大切さ」を伝えたいという思いの溢れた授業だった事です。

そうなんです

私達の言いたいところは、そこなんです

教える側がしっかりと「何を伝えたいか」を考えて

小学生に向き合わないといけないのです。

後日、学生さんからメールをいただきました。

      =今回は、胸骨圧迫の手技やAEDの扱いを指導しましたが、
      本当に伝えたいことは「命の大切さ」なんだと念じながら教えると、
      やっぱり小学生にも正しく伝わるんじゃないかと思います。=



考えないといけない事はいっぱいあります。

まだまだこれから!ガンバロォ~






毎日新聞の記事より

2010-06-03 23:13:59 | 大阪ライフサポート協会 PUSHプロジェクト

5月30日付けの毎日新聞に胸骨圧迫と人工呼吸について大きく取り上げられました。

人工呼吸はしなくて良い!って感じの記事になっていたので少し気になっていました。

すぐに石見先生からのメールが届きました。

下記は先生からのメールです。




=今日の毎日新聞に胸骨圧迫のみの蘇生法のはなしとライフの取り組みが紹介されています。


ヤフーニュースでもありました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100530-00000011-mai-soci



ずいぶん大きく取り上げてくれてうれしいのですが、心臓マッサージだけで十分とか、ガイドラインが変わるとか、シンプルに伝えている分、ちょっと誤解されそうな取り上げ方で、悩ましいところです。きちんと伝えたつもりなのですが・・・苦笑

みなさんには、胸骨圧迫のみの蘇生法のシンプルさを生かして、No CPRよりAny CPR(胸骨圧迫のみまたは人工呼吸付)を広めていきたいという趣旨であること。

合わせて、小児の非心原性には人工呼吸もあったほうがいいということも分かってきているので、できるひと、医療従事者、教員、親御さんたちには人工呼吸も合わせて学んでほしいことも伝えていっていただけたらと思います。=




伝える事って難しいですね。
倒れてから時間が経ってしまっている人や、溺れた場合、小児の非心原生などには人工呼吸も必要です。
覚えておいて下さいね




長野マラソン

2010-06-02 21:54:59 | 踏み出す勇気(CPR)

先日、三重から友人夫婦が息子に会いに来て下さいました。

息子が橋渡しをしてくれた大切な友人です。

ご夫婦で、いえいえご家族で心肺蘇生法の普及に取り組んでいらっしゃいます。

「家族を守りたい」という気持ちが活動のきっかけだそうです。

素晴らしいです

ご夫婦から長野マラソンでの救命のお話を伺いました。

感動のお話です

是非、お二人のブログを読んで下さい。


文さんのブログ


真さんのブログ


命日

2010-06-01 21:12:36 | 想い

5月27日は息子の祥月命日でした。

今年もたくさんのお友達や先生方が会いに来て下さいました。

ありがたい事です

また、今年も感謝、感謝の一日でした。


毎年、5月27日(今年は学校行事の関係で28日でした)には学校の慰霊碑の前で

チャプレンが「逝去の記念式」をして下さっています。

息子のお友達のお母様や友達が、毎年お花をとどけて下さいます。

もう、6年にもなるのに・・・・

本当に、皆さんありがとうございます。

皆さんが5月27日を覚えて下さっている事が何より嬉しい事です。

また1年、頑張って生きていけそうです。