輝きつづけて

あなたの勇気で救える命があります。
一人でも多くの方に「AED」を知っていただきたいと願っています。

救命講習が行われました

2006-10-23 23:01:12 | 大阪ライフサポート協会 PUSHプロジェクト
昨日、私達の町で救命講習が行われました。
場所は、高石藤井病院

講習をしてくださったのは大阪ライフサポート協会です。

私たちも始めてアシスタントで参加させていただきました。

参加された方は皆さん「知れて良かった!」と言って下さいました。
絶対に知らないより知っているほうが良いのです。知ってくれてありがとう

後は、勇気です。これが一番難しいのですよ・・・
インストラクターの方がおっしゃっていました、「皆さんが人工呼吸や心臓マッサージを始めたら、必ず回りにいる人達から救急車が来るまで触らない方がいいって言われますよ。でも、負けないで下さい。今、心停止になっている人には絶対に今すぐの心肺蘇生が必要なんです。皆さんの力がないと病院でどんなに優れた薬を投与しても効果は得られないのです。負けないで心臓マッサージを続けて下さいね」って!

大阪ライフサポート協会のインストラクター、アシスタントは皆さんボランティアです。大多数のかたが、ドクター、看護士、救急救命士だそうです。一人の方がおっしゃていました。「二次救命の現場にいると、一次救命の大切さを実感する。もう少し早く心肺蘇生をしてくれていたら・・・と、思うことが多い。だから、一次救命の大切さを知らせる人になろうと思った。」この方は看護士さんです。

学ばないといけないのは救命の連鎖です。
皆さん、救命講習を受けましょうね。自分達の力で助かる勇気があることを知ってください。
後は勇気を持つことです。これがほんとに難しいのですが・・・


安全の志 いつも胸に

2006-10-18 20:49:35 | 若い力
今日の朝日新聞の夕刊に「安全の志 いつも胸に」と題してJR宝塚線の脱線事故で負傷した青年の記事がありました。

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200610180010.html


自分が体験した事を次へ繋げる志に拍手です
そうする事によって社会の側の認識が変わり、安全を求める意識が高められていくのだと改めて思いました。

大きな事故や事件はこうしてマスコミにも取り上げられ、風化されずに受け継がれていきます。大きな事故ではなくても亡くなった命の重さは皆同じです。
心に傷を負った人間は、二度とこんなことを繰り返してはいけないのだと強く思っています。
体験した人間と体験しなかった人間の「温度差」は仕方ないのかもしれません。
でも、本当に仕方ない事なのでしょうか?
自分の愛する人を失いたくないと誰もが思っているはずです。
愛する人には明日も輝いてほしいと思っているはずです。

じゃぁ、命が明日に繋がる様に皆で考えましょうよ!


メディカルラリー

2006-10-14 23:44:08 | 想い
10月8日の日経新聞に埼玉で行われた「埼玉メディカルラリー」の記事が出ていました。
メディカルラリーとは、けが人や急病患者を前に、救急救命士や医師、看護師らが、いかに適切な対処法を取れるかを競うものです

追突した2台の自動車のすぐ横には横倒しのオートバイ。道路に数人が倒れ、うめき声をあげ車中にも人影が見えると、いう課題のなかで、重症で急いで病院に運ぶべき人、その場で応急処置をする人など状態を見極め、優先順位を決めて救命活動出来れば高得点が得られる。問われるのは救命士、医師、看護士の観察力や判断力です。

他に、放射線科の医師や技師らがCTやMRIなどの画像診断技術を競うコンテスト、病院食の献立や調理技術を競う大会などが取り上げられていました。

参加者は、競い合う中でより、実践的な技術を磨く場となり、治療技術の向上や工夫につながると感じておられるようでした。

救命率を上げるためには救命の連鎖が大切です。
私達一般市民ができることは。迅速な通報、迅速な心肺蘇生、迅速な除細動(AED)です。そしてこの連鎖を高度な二次救命に繋げなくてはいけません。

救命士、医師、看護士の方たちは出来る事の最大限の技術を(観察力や判断力も含めて)磨き、一般市民は傷病者の横を通り過ぎるのではなく、必ず「大丈夫ですか?」と声をかける。そんな事の積み重ねが命を守れる街づくりに繋がっていくのではないかと感じました。


近くにAEDはありますか?

2006-10-13 22:38:02 | 救える命(AED)
最近はAEDの認知度も上がってきました。
先日、息子の友だち達が募金活動をしてくれたときも「AEDを知ってる人が。確実に増えてる」と言ってました
それは、とても嬉しい事なのですが、少し考えてしまうことがあります。

最近、ある大手企業にお勤めの方とAEDのお話をしました。その方は興味深くお話を聞いてくださいました。でも・・・その会社にはすでにAEDが設置されていると言う事はご存じなかったようです。

別の日に友人3人とお茶をしました。
彼女達の子供さんが通っている学校は大阪の私学で、どの学校にもAEDは設置されています。しかし、設置された事や設置場所を知らせるお手紙も一校を除いてはなかったそうです。もちろん子供達もAEDの存在をしらないようです。

マスコミのおかげでAEDはよく知られるようになりました。
でも、「ここにありますよ!」というPRが少ないように思います。

AEDを設置した事で安心してはいけません!
AEDを使うのはそこにいる人達なのですから、「ここにありますよ」ということを皆に知ってもらわないといけません。
誰も知らなかったらAEDが宝の持ち腐れになってしまう事だってありますから。

企業や学校の中でAEDが設置されているにもかかわらず、それを知らない人がたくさんいるというのはどうなんでしょう???
PR不足ですか?
それとも自分の周りのどこにあるのだろうか?と言う事を知ろうとしないのがいけないのでしょうか?


新・蘇生法

2006-10-04 23:22:58 | 踏み出す勇気(CPR)
昨日の朝日新聞朝刊に「救いたい あなたの命」と題して、新しいガイドラインでの救命救急を詳しく説明する記事がありました。


新しいといっても全体の流れは変わっていません。その中で新しく変わった点は、

★人工呼吸を省略しても良い★
人工呼吸をするほうが効果が高いがためらうあまり手をこまぬいていると、命の灯は消えてしまう人工呼吸をしない場合でも、きちんと胸の真ん中を圧迫できれば、何もしない場合と比べて救命率が大幅によくなることがわかってきた。
                          
★胸を圧迫する回数が15回から30回に増えた★     
心臓の血流を十分に回復させるため、中断を出来るだけ少なくする目的だ。圧迫のコツは強く、早く、絶え間なく。

「細かなところがあやふやだからと、ためらわないで。出来る事をするだけでも大きな助けになりますよ」
一番大事なのは「大丈夫ですか」と声をかける勇気を持つこと。

                       (以上 朝日新聞 記事より)


今回の記事にはありませんでしたが、AEDの通電も3回から1回に変わりました。

心肺蘇生法は、決して難しいものではありません。誰にだって出来ます。
一番難しいのは「勇気をもって」ということなのかもしれません。


                         

救われた命

2006-10-01 18:13:28 | 踏み出す勇気(CPR)
くるみさん(「AEDで子供を救おう」の管理人さんです)のサイトに嬉しい記事がありました。
さいたま市での出来事です。

こちらからご覧下さい


良かったです。

その場にいらした「バイスタンダー」の皆さんに拍手です
1㎞を走ってAEDを取りに行かれた仲間に拍手です

勇気あるバイスタンダーとAEDの力で彼の命は明日へ繋がりました。
日本がAEDと勇気あるバイスタンダーでイッパイになることを信じて話し続けて行かなくては・・・