小袖城

歴史についてその時々に興味をもったものについて書いています。 どうぞお立ち寄りくださいませ!

江~徳川の嫁とBALLAD~名もなき恋の歌

2011年08月29日 02時20分28秒 | 大河ドラマ
先週見逃した「江」ですが、今週は観られました。
江の江戸での暮らしのようですね。
予告通り乳母の嫁いびりの様子がクローズアップされていました。
江は結構反撃していましたね(^^)

そして大坂では家康と三成、そしてやっと登場した福島正則や加藤清正 黒田長政でした。
そろそろ出てこないと関が原の合戦で「あれは誰?」って事になりますものね!
さすがに、江戸に居る江が妖精さんよろしく大坂城に登場する訳にはいかないので、今回の三成と武闘派の対決には様子はどうじゃ~と心配する立場に回りました。
家康の屋敷に逃げ込んだ三成と対面する家康の後ろからひょこり、とか武闘派の皆さんが押しかけて対応する家康の次の間にかくれてたとかは出来ませんものね(笑)

それにしても、武闘派の皆さんと家康の距離近すぎでしょう~刀さしてたし…。
いくら廊下に家来さんたちが控えていたとしても(後で結城秀康は控えてましたが…)あの距離ではブスっとやられたらいくら家康といえどもひとたまりもありません。

来週は細川ガラシャが自害する場面が予告でありましたね。
さて関が原は再来週くらいでしょうか?少しは合戦シーンは入れてもらいたいものです。

そして、その後観た「BALLAD~名もなき恋の歌」です。
これはクレヨンしんちゃんの映画を少し改造した実写版です。前々から観たかったので、楽しみでした。
色々と突っ込みどころはありますが、まぁアニメが原作ですしね。
合戦シーンは結構リアルで大河とはえらい違いでダントツに良かったです!
実際に戦ったらあんな感じだろうなぁ~と思う所は多々ありました。

全体的にとても面白かったです。
自分がもし天正2年にタイムスリップしたら、うひょ~い!!状態です。嬉しいです。
ただし、身の安全が確保されて尚且つ今の時代に帰れる保障があればの話ですが(笑)
本が何冊も書けそうですよね。今推測で語られてる事が分かるわけですから。情報収集が難しそうですが…。

お経の意味を知りたい!

2011年08月18日 00時06分17秒 | 日々の雑記
歴史と宗教は切っても切れない関係だと、私の尊敬する井沢元彦氏もおっしゃています。

それとは関係なく、お経の意味を知りたいとずーっと思っておりました。
お経を聞く機会があると(主にお葬式)何を表して故人を送っているんだろうと。
何冊か本は読んだのですが、正直よく分からなかったんですよね。

そんな中、夢枕獏氏の連載「宿神」が載っている朝日新聞出版発行の一冊の本に連載中の「今日一日を生きるお経」伊藤比呂美氏
に出会いました。
連載ももう終わりなのですが、最初はふーん?という感じで読んでたのですが、最近「仏説阿弥陀経」を聴く機会が多くありまして、
「いつものお経とちょっと違うぞ!」と思った訳です。
奇遇にも今回のお経の訳が「仏説阿弥陀経」だったので、真剣に読みました。
お経に何度も出てくる「しゃーりーほー」の意味も分かりました。
お経は漢文をそのまま読んでるので、何の事だかさっぱりでしたが、ちゃんと言葉で教えてくださると分かりやすいです。
音の響きが暗いので、怖いイメージがあったのですが、そんな事は全然なくて「阿弥陀さまがちゃんと幸せいっぱいの土地へ連れて行ってくださるから安心して信じてね!」と一言で言えばそんな感じです(^^)

お経がどのような形に日本に伝えられたかや、仏教のなりたちに興味があります。
もちろん仏教だけでなくキリスト教や他の宗教も興味深いです。
人はそれぞれ自分に合った宗教で救われればそれでいいと思います。

昨年は比叡山にも2回行ってきました。
あの荘厳な感じが大好きです。信長の焼き討ちとは矛盾するのですが…。うまく言えませんがその辺の所も書きたいですね。

また涼しくなったら山の木々と仏さまに会いに行きたいです。


次回大河の祇園女御役が・・・。

2011年08月15日 22時52分34秒 | 大河ドラマ
来年の大河ドラマは「平清盛」ですね。
次々と配役が発表される中、新キャスト祇園女御と乙前が松田聖子だって~~~!!

祇園女御はよしとしよう!白川法皇ご寵愛の謎の女性ですから!実際は女御じゃないけどそう呼ばれてたほどの人ですから。
しかし、なんで乙前なんだ!全然タイプが違うのではないか?
と思ってNHKのHPを見に行ってみると

以下抜粋
清盛の成長を見届けると都を去り、乙前と名をかえ、歌舞音曲の名手として静かな日々を送る。しかし、その噂(うわさ)を聞きつけた後白河天皇の強い誘いで、
今様(当時の流行歌)の師として京に戻り、清盛とも再会を果たす。清盛や後白河が、迷いや孤独を抱える時の良き相談相手となる。
※祇園女御と乙前を同一人物とするのは、藤本有紀氏のオリジナル

何だって~~~~!!(+_+)祇園女御と乙前が同一人物だって~~~~!
西行ファンの私としましては、ちょっと黙っておれません!
なんたって乙前は我らが西行のおじいさま監物清経が大切にしていた傀儡女「目井」の養女で芸を教えていた人なんですよ~~!
それが、祇園女御が名を変えて…ってちょっと無理がありすぎだし、視聴者をバカにしすぎじゃないですか??
今様狂いの後白河法皇が、身分を考えず「今様を是非とも教えて欲しい」と乙前にお願いして御所に上がってもらうのです。
なぜNHKさんは、大河ドラマでこうした話を作ってしまうのでしょうか?
この話を知ってる人ってよほどの歴史好きしかいないと思うのですよね。
乙前って名前を知ってる人も少ないのではないでしょうか?
中学生だって見る訳ですから、それが歴史だと誤解してしまうのでは?と思います。(これはどの大河でも言われてる事ですよね!
乙前は初出演なんだから目新しさを出すために、違う脚本で~なんて配慮は要らないのになぁ~)

今回 西行が藤木直人さんだそうです。
それはステキな佐藤義清になると思いますよ(^^)でもちょっとイメージ違うんですけどね。演出に期待します。
やっと西行にもスポットライトが当たるんだなぁ~やっぱり夢枕獏氏の朝日新聞の連載のお陰かな?などと思っていました。
有名人ではあるものの、今まで歴史ドラマで取り上げられる事はなかったですからね。
ちなみに「宿神」の連載はまだ続いております。少しずつですが進んでおりますよ~~(^^)
まだやっと平治の乱ですが(^^)

NHK発表のキャストでの信西の紹介が清盛の師だと言うのも、「う~~ん?」と言うところです
来年もかなり突っ込み所がいっぱいの清盛になりそうですね!
戦国時代も好きだけど、同じぐらいこの時代も好きです。
源氏・平家・藤原摂関家・そして皇室 この人々の互いの利害を利用した戦いを上手く現してくれる事を祈ります。

でもやっぱり乙前が元祇園女御はやだなぁ~~(しつこい!!)


江~姫たちの戦国~愛しき人よ

2011年08月07日 22時55分06秒 | 大河ドラマ
お久しぶりです。
今年初めての大河ドラマの感想です(^^)
今回は戦国ものという事で楽しみにしていたのですが、あまりの江の妖精ぶりと、純愛主義の展開に辟易し感想を書けずにいました。
最近の大河ドラマのお約束は、主人公が歴史的な場面になぜか登場する事ですね。
なぜ強引に絡ませようとするのか分かりません!!

まぁ~それはさておき…感想は書いてませんが初回からちゃんと観てまして、お市の方のくだりは結構好きでした。
突っ込み所はありましたが、織田家から嫁いだ時の浅井長政のかっこよさとか、落城の時の別れの様子などなど涙なしでは観られませんでした。
しかし、三姉妹以外の子供は出て来なかったですね。長男とか。
篤姫の時もそうでしたが、側室と子供は出てこないのがNHK的教育指導でしょうか?(^^)
この分だと秀忠も江以外の女性など目もくれず一筋で、側室なんてとんでもない!という展開でしょうか。

秀忠の史料に側室の記録がないので、江一筋と言われてますが(一度だけ浮気して子供作った以外)あれだけの子供を江だけが産んだとは考えにくいと研究者の本に書いてありました。
江の史料は少なく、子供の誕生は書いてあるものの母の記述がないのが多いそうです。

さて、今回の愛しき人よ~ですが、なんてベタな展開なのでしょうか。
炎の中を命をかけて江を助け、それだけではなく大切な前夫や子供の形見まで取りに戻るなんて!!
着物できっちり形見の品々を巻いてたし、どこにそんな時間があったんだ!って突っ込みたくなります。
まるで少女漫画ですよね(^^)

しかも側近が誰一人付いていかないなんて考えられませ~~ん。
秀忠にだって小姓は複数いたはずだし、夜だって警護の宿直だって居るだろうに…。
緊急時ならなおさら若殿の側を離れないと思いますよ!
絶対羽交い絞めにして行かせない!もしくは側近が行きそうなものです。

そして、江は「私のために命までかけて!秀忠ちゃんステキ!!」って夫婦になっちゃいました(^_^;)
えっ?いきなり??って思ってしまいました。
秀忠ちゃんはそんなに我慢していたのでしょうか(^^)

次回からはきっと痴話げんか付きのラブラブモードに突入するのでないかと予想します。
醍醐の花見と秀吉の死と長女誕生と盛りだくさんのようです。
どんな花見になるか楽しみですね。家康のお店屋さんは出てくるのでしょうか?