負け豚の遠吠え

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【節電】 天皇陛下と菅直人 【放電】

2011年03月26日 13時18分10秒 | 災害周知

■天皇陛下と菅直人の心遣いの違い

 

この二つのニュースを見てみましょう。

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【画策してた!菅お膝元「停電」逃れ “自慢ビラ”配布で自爆】
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110324/plt1103241645003-n1.htm
菅直人首相(64)の元秘書で、おひざ元・東京都武蔵野市の民主党市議が、東京電力に要請を行い、選挙区内の「計画停電」見送りを実現させたことを誇示するビラを配布していたことが24日、分かった。1都8県の延べ5000万世帯が不便と混乱を強いられているだけに、与党の力で停電地域が左右されたとすれば許し難い。東電は否定しているが、政府与党の信頼性を揺るがしかねない事態だ。
 問題のビラを配布していたのは、武蔵野市の松本清治市議(41)=民主党。A3判の紙を裏表4コマずつ8コマに分けたビラで、看過できない記述は裏面右上の部分にある。「松本清治の要請が実現しました」として次のように続く。
 「東京電力武蔵野支社から3月16日21時30分に、武蔵野市内地域、病院等と〈第1グループ〉は当面(3/17 9時20分実施分より)、計画停電の対象地域から除外するとの連絡がありました
 自民党系の武蔵野市議は「素直に読めば、自分が東京電力武蔵野支社に圧力をかけた結果、計画停電を阻止したようにしか思えない」と話した。インターネットの「ツイッター」でも「便宜供与だ」「利益誘導」などと批判が続出している。


【両陛下「自主停電」、反響3千件】
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110325/imp11032523260003-n1.htm
2011.3.25 23:25
 天皇、皇后両陛下が、お住まいの皇居・御所の電気を一定時間使わない「自主停電」を15日から続けられていることを伝えた25日朝刊の記事に対し、インターネットの「MSN産経ニュース」に「感動した」などとする感想の書き込みや引用が相次いでいる。同日夜には3千件を超えた。
 ミニブログ「ツイッター」を使ったもので、書き込みは「国民にとって元気の源となります」「できることを実行されているのに感動する」「人生の大先輩として尊敬せずにはいられません」など、多くは両陛下のお取り組みに敬意を表する内になっている。

 ある男性は「わが家もできること、『節電』『節水』『買いだめをしない』を再確認しました」と書き込んだ。
 また「両陛下の年齢を考えると、無理はなさらないでほしい」と、暖房も控えられている両陛下を気遣うものもあった。

 宮内庁によると、両陛下は24、25両日も自主的な停電を実行された。宮内庁幹部は取材に対し、「閣僚のPRより、両陛下のお姿のほうが、国民に強く計画停電の重要性を訴えるのかもしれない」と話した。

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・菅直人(と、その一派)
電力不足で計画停電に色々な人が苦悩しているが、俺様の力で俺の選挙区はその苦しみから逃れさせてあげたぜ。
どうだ、凄いだろ。俺を当選させて良かっただろう。自慢のビラも撒いちゃうぞ。

・天皇皇后両陛下
国民が苦しんでいる時に、私達も例外でなく少しでもそれを共有しなければ。
国民と困難を分かち合いたい。
寒いのは服を着れば大丈夫だ。


この非常時に、権力を振りかざし東電に圧力を掛け地元に利益誘導し、それを自慢する菅直人一派。
一方、「国民と困難を分かち合いたい」と、いち早く3/15日より節電なさる両陛下。
つい先日に入院なされたご高齢のお体にこの寒さは厳しかろうに。。。
しかし耐え忍び国民に率先して模範を示される。

仁徳天皇の「民のかまど」の話を思い出しました。

「民のかまど」とは
「高き屋に のぼりて見れば 煙たつ 民のかまどは にぎはひにけり」
 その昔、仁徳天皇が、ある日の夕暮れ、高殿から周りの民家を眺めて、庶民の家々のかまどから立ち上る煙が薄いことから、夕飯の支度も満足に出来ない民の窮乏を察し、三年間の租税賦役の免除を命じた。そしてまた、天皇自らも、衣を新調せず、宮垣が崩れ、茅葦屋根が破れても修理もせず、質素な生活をして、民と苦労を分かち合った。やがて五穀豊穣、民は富み、再び民の家々からさかんに炊事の煙が立ち上るようになった。冒頭の歌は、仁徳天皇がそれを喜び、詠った歌と伝えられているもの。
 しかし、この史実を今の政治家は、果たしてどれだけが知っているのだろうか?極めて疑問である。
少なくとも菅直人首相一派は知らないという事が確認できたと思う。


さらに、もう二つのニュースを付け加えておきましょう。
(心遣いありがとうございます)


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御料牧場から被災者へ、両陛下の意向
TBS系(JNN) 3月25日(金)19時46分配信

 栃木県にある宮内庁の御料牧場。25日午後、1台の車が食料品を満載して出発しました。向かった先は、福島県からの被災者たちが身を寄せている県内の避難所です。

 荷台から下ろされたのは卵1千個、サツマイモ100キロ。豚肉の水煮やレバーペーストの缶詰250缶。トリの燻製もあります。これらは、すべて御料牧場で生産された食料品です。

 「両陛下のお考えもあって、大変お困りの被災者のみなさんに少しでもお分けできれば」(宮内庁 櫻井保 御料牧場長)

 普段は皇族方のお食事、それに園遊会や晩餐会などといった宮内庁の行事に出される食材で、一般に流通するものではありません。しかし今回、被災者の身を案じる天皇・皇后両陛下の意向を受け、宮内庁から被災者に届けられたのです。

 「国民のことを考えてくださって、本当にありがたく思います」(福島県からの避難者)

 こちらの避難所では93人の被災者たちが避難生活を続けていますが、宮内庁によると、御料牧場で生産された食料品が提供されたのは極めて稀だということです。(25日16:58)


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 那須御用邸の風呂を開放 両陛下のご意向で
2011.3.24 15:48
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110324/imp11032415490001-n1.htm


 宮内庁は24日、両陛下や皇族方が静養に使われている那須御用邸(栃木)で職員が使用している風呂を、近隣地域にいる東日本大震災の避難者に開放すると発表した。また、同県の御料牧場で保管している卵約1千個や缶詰、野菜などを避難所に提供する。いずれも、両陛下のご意向を受けて決めたという。

 風呂の提供は26日にも開始。バスで送迎し、最大で週に300人程度の避難者が入浴する見通し。健康相談も受け付ける。

 御料牧場では牛乳も生産していたが、地震で原乳の処理施設が損傷し、現在は生産できない状態になっているという。


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