レッド・アンド・ブルー・オーシャン

経営戦略の基礎の基礎から、ブルー・オーシャン戦略まで。当面ベータ版。無断引用はお断りします

狸は何故、狸穴(マミアナ)を好むか

2007-07-29 | Weblog
南方産のタヌキチではあるが、東京中心から、だんだん離れられなくなりつつある。ばったり知り合いにあったり、ちょいと一杯きこしめしたりする所が多いのが、良いのである。

できれば、狸穴あたりに居を構えたいところであるが、そうもいかず(笑)。
世界的にもいくつかの自由な都市に集中現象がおきているというのが「クリエーティブ・クラス」の特徴であるそうな。DHBR 2007年5月号(本よりこちらがおすすめ。)を再読してみると、これの理論的基盤の一つはBOと同じくNew Growth Theoryであるそうで、こんなところにもCommonallityが・・・(笑)

主導者のひとり Paul Rommerさんの
http://www.stanford.edu/~promer/pubs2005.html
あたりのをちょっくら、読み始めています

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経済学

2007-07-29 | Weblog
日経新聞夕刊、プチ版私の履歴書?。7月25日は某証券会社の会長氏。

いろいろ騒動があって、降って湧いたように社長になってメディアに出ていたときには、ウィンザーチェックのスーツにセルのメガネがお洒落だなと思ったら、二三日後には濃紺のスーツに変更させられていた(笑)

かなり謙遜されて、さらりと書いているのだが、大学卒業後、シカゴ大学に私費で留学され、日本人で二人目の経済博士号を取得。しかし就職先が無い。日本語を教えて一緒に生計を立てていた奥さんとやっと就職試験のお声がかかったロチェスター(地図で見ると1000KM近い)に行く。以下そのまま引用

「妻と二人でシカゴから車を飛ばし、冬のロチェスターに着いたのは真夜中。暗くて寒くて、二人とも腹ぺこ。日本料理かせめて中華料理を食べたいと思って探しても見つかりません。そのままホテルにたどり着き、妻と「こんな場所には住めないよな」」

ということで試験を受けずに帰ってきた、とのこと

沁みる話なのでコメントは無し

(追記:BGMはCKBの「ロスアンゼルスの中華街」か・・・)
http://lounge.ongen.net/search_detail_track/track_id/tr0000082060/
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コルビュジェ三昧?

2007-07-23 | Weblog
マルセイユのユニテ・ダビタションは2つ星ホテルやスーパーもあって、今も現役。屋上も見せてもらいました。が、さすがに室内は入るわけにもいかず、東京に戻って、森ビル51階での展示で、原寸大!の部屋を作っていたので中を堪能。いまでも住める機能的な作り方。フランスでは、大きめのサイズのことをアメリカンサイズという(たとえばアメリカンサイズの冷蔵庫は日本の冷蔵庫くらいのこと)のだが、アメリカンサイズに近いつくり

自分のために最後につくったという南仏の別荘も原寸大で再現しているのだが、これは、フランスサイズというのか、スイス(彼はスイス人)サイズなのか、全体に小さいし(小生の下宿を思い出す(笑))ベッドなんかは寝台車サイズ。いったいどうやってここで寝たのかと思うくらいだけど、非常に良い展示なのでまだの人はぜひどうぞ。

その後、槇文彦氏の話を伺う。コルビュジェは生涯に二度英雄になったとのことである。というとよさそうだが、一度目のあとはしばらく不遇が続いたらしい。

さらにその後、日本人の弟子三人が共同で作った鳥居坂の国際文化会館カフェで、きっと、コルビュジェも知らないだろう「ソースカツ丼」とビール。これは、カツだけでなくマヨネーズまで入っているという禁じ手(笑)
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ロジシン・ア・ラ・フランセーズ

2007-07-18 | Weblog
「明晰ならざるものはフランス語にあらず」ってな言葉もあったように、フランス人は論理を重んじる。

1.フランスからのマーケットサーベイ

「通知不可能」なので、海外たぶんパリからだと思ってOKしてしまったのだが
(以下日本語です。たぶん現地に住んでいる日本人)

「今、時計に関する電話調査をしてます、お答え願えますか?」
「あー、いいですよ」

「では、一番目です。あなたは、過去1年以内に10万円以上の腕時計を買いましたか?」
「(うーん、時計は結構すきだけど、一年以内には・・・・)いいえ」
「はいありがとうございました。では、質問を終わらせていただきます」(ガチャリ!)

「(え。もう終わり・・・絶句(笑))」

これなんか、フランス人のコンサルタントが質問票を作ったんだろうなーー。ツリーかなんか描いて、最初の枝分かれで、過去1年以内に買ってない人は顧客に非ず、よって、それ以上の質問不要(笑)。ってなかんじ。
オペレータもいろいろ感じているのだろうが、マニュアルがあって何もいえないのだろうし・・・あーあ(笑)
「ここから先は質問しても意味無いから、早く終わらせるのが、インタビュー先にもメリットあるじゃないか!」って言われたりして

2.エール・フランス

e-チケットとかの導入で、地方線の受付は随分長い行列。e-チケットを持ってないと小一時間並ぶのだ。しかし、発券してもらったつもりでも、磁気が今ひとつだったり、間違いがあるのがフランス流。結局並ぶ羽目に。しかも絶対に窓口の数は増やさないのだ

以下会社の考えを勝手に忖度

「e チケットを導入したい。コスト削減とかいろいろ理由有」
「しかし、そのためには顧客にメリットの訴求が必要(生カジリのマーケティング(笑))」
「そのためには、eを持ってないお客と持っているお客をはっきり区別しないといけない。eをもっているとこんなにスムーズだというメリットを見せる」
「eを持ってないと並ぶことを体感してもらわないと、だから、持ってない人の窓口を増やすのは混雑していても不可(この辺から脱線)」
「短期的にはいろいろあっても、長期的には顧客メリットがわかってもらい、切り替えがはやく浸透する(ので今の行列は必要悪)」

旅行は我慢すればいいのだが、フランス(に限らないが)の会社を買収したり、フランス人を部下にもったりすると、彼らにこれが、なぜよろしくない事態(笑)なのかを論理的に説得しないといけないのです・・・とにかくやれ!っというのは不可。
フランス語(これは避けたい(笑))か英語でね


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甘い生活

2007-07-16 | Weblog
で、有名なマルチェロ・マストロヤンニの「甘い追憶」なる映画を見る。久しぶりに映画館。

カトリーヌ・ドヌーブとの娘や、先妻との娘のインタビューを中心に、彼と一緒に映画をつくったひと(フェリーニ等の監督、シナリオライター、メイクアップ等)が、思い出を語るという、すきなひとには、たまらない(笑)作品。アネク・エイメが今でもエレガント。
チャーチの靴が大好きだったとか。
ハンサムっていいなーと、素直に思ってしまうしだい・・・

隣でこれに合わせて、ドヌーブの「昼顔」もやっているけど、これは誰をどういう口実でさそうのか、ややムツカシイ一品(笑)

映画についていえば、小生は「映画」は好きだけど、「映画館」に行くのは最近好きではない。まるで、「寿司」は好きだが「寿司屋」は苦手という如し

話し変わってコロナ・ブックスからでている「作家の猫」という本を買う。このシリーズはマニア向けタイトルが多くて写真が多いので、本屋でつい買ってしまう。
これは、稲垣足穂の執筆姿が載っているから。タタミに小さな文机にふんどし一丁という昔はよくあった姿。当時の「文士」=「ヤクザ」という感じも・・・(笑)


それはともかく、彼が絵にTarupho Inagaquiとサインしていたのに倣い、小生も
TaNeQuiChi とすることにしている。(QUIがポイント(笑))




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覆面レスラー登場 !?

2007-07-12 | Weblog
いまや某有名コンサルティングファームの日本代表でご活躍のYさんに、その昔何週間も軟禁(笑)いや、個人指導をうけたおかげで、スライド(ビジュアルなプレゼンテーション)はいくらでも描けるようになったのだが、文章はどうも時間がかかる。
そんなあっしに、飽きもせずに大編集長様につきあってもらい、なんとか雑誌ができました。

編集長の宣伝コピーが面白くて、
「免許皆伝をうけた」(これはやや誇張(笑))小生が「掟破りの」やりかたで、「決着をつける」ってまるで、タイガー・ジェット・シンとかミル・マスカラスみたいだ(笑)

中身は読んでみてください

覆面レスラーといえばサラリーマンNEOのあとにやったり、やらなかったりする1分間ドラマのエル・ポポラッチがどうも気になるが・・・
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知財学会に登場!

2007-07-04 | Weblog
先日出てきたのですが、小生より筆の立つ方がうまくまとめていたので、引用しますね(笑)


http://blog.livedoor.jp/tupac61/archives/2007-07.html#20070703

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