容子の部屋

日記を思いつくままに綴っていきます。

北京のホテルに「ネット監視装置」

2008年07月31日 09時57分30秒 | 社会・問題国内・海外の問題

 

          北京五輪の安全対策として、サッカーの会場周辺を運行する路線バスの車内に設置された監視カメラ(矢印)=上海市内(共同)

北京五輪もまじかに迫って、海外から中国への観戦ツアーなどで大くの外国人が訪問すると思います。ところが、米共和党のブラウンバック上院議員は29日北京訪問して驚いた事に、北京などを訪れる外国人向けのホテルに対して、滞在客の通信やインターネット利用を監視する特殊な装置の設置されているそうです。これは中国公安当局から義務付けられたとの事で、ブラウンバック上院議員は上院内で記者会見を開いて警告したそうです・・・

同氏は独自に入手した中国公安当局の通達文書から判明したとの事で、通達に従わないホテルには、大手の外資系チェーンを含めて、罰金処分のほか、営業許可の取り消しがあり得るという脅迫まがいの条項が付随しているのだそうです。

ブラウンバック議員は米国が「数百万ドルを対中投資したホテルも、通達の実行をためらえば共産党当局から手痛い報復に遭うのだ」と非難したそうです。

 通達では今年4月に所轄の公安局を通じてホテルに伝えられたとの事で「北京五輪の円滑な開催」を理由に、ホテル内のサーバーに客室や施設内のインターネット利用を監視するための機械装置の取り付けと、関連ソフトのインストールを期限付きで義務付ける内容とこ事らしいのですが・・

このような機器の詳しい機能は不明だとの事ですが、公安省(警察庁に相当)の専門機関が開発した可能性が高い・・と言われてます。

違反した場合には、ホテルを経営する法人に多額の罰金が科されるほか、悪質と判断された場合には、営業許可の差し止めや抹消があるとの事です。まるで観光客をも監視の対象と捉えているようで・・恐ろしさを感じます。

 このような監視は北京五輪の開催を挟む今年末までのようですが・・さらに万国博覧会にも言及しているとの事です。つまり中国では、ネット監視活動の恒常化しているのだと思います。このような特例を中国だけの意思で決定していいものでしょうか??国際五輪委員会は、これに対して無言なのが不思議です。

五輪の報道センターさえも、中国当局が公認した「正常な情報」以外のサイトに対するアクセス規制が問題化していた・・・と言うのです・・

 (産径ニュース参考)

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2 コメント

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Unknown (O助)
2008-07-31 18:39:55
容子さん

北京五輪を見物するのも、ホテルに滞在客の通信やインターネット利用を監視する特殊な装置の設置してあっては、その事を充分知って上での行動になりますか・・

最も僕は行けませんがね。このような監視社会では息が詰まる感じがします。最も一般客はさほど用心する必要もないでしょうがね。

嫌中派の人などは、それこそ自己責任で、マークされないように行動する事をお奨めしますね。
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これでは祭典とはいえない・・ (容子)
2008-07-31 21:14:07
O助さま

中国のこのような状況を国際五輪は何も言わないのでしょうか?

このような恐ろしい所に行かなくてもテレビで見ていた方がよほどいいと思いました。

ホテルの中を常に監視され、滞在客の通信、インターネットを監視されたら、各国のなかでもリストアップされている人は、よほど注意しないと、とんだ言いがかりを付けられそうで・・恐怖を感じます。
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