「特別扱いが差別再生産」 野中氏が同和行政批判(共同通信) - goo ニュース
大阪市や奈良市で相次いだ同和行政をめぐる不祥事を受け、差別問題をあらためて見直すシンポジウムが13日、大阪市内で開かれ、パネリストの野中広務元官房長官の講演の骨子が載っていたので早速読んでみました・・・
この中で同氏は自らの被差別体験に触れ「行政による特別扱いが差別を再生産した」と従来の同和行政を批判したそうです・・・
この同和行政がニュースになったときから私は強い関心をもっておりましたが、野中氏は、京都市による被差別出身者の優先採用や、団体を通じた税務申告を国税当局がそのまま受け付けた優遇策を批判し、「法や税金の特権がなくなった今、立ち上がらなければ本当の解放はできない」と指摘したそうです・・・
私はその前に自己反省の弁を聞きたかったです・・・そもそもこの問題の根は深く、ある時期日本社会にこの様な差別意識があった野茂事実でしよう・・・
東京あたりではあまり聞かないので詳しくは知りませんが、今回の不祥事からその問題の根は相当深そうです・・・
しかし、戦後、これらの人々は保護されてきた事を当然視し、それを踏襲し、あるいは利権化して来た事に、国税庁もあまりにも弱腰に結果として追認した来た結果だと思います・・・??・・・
野中氏だけでなく、解放同盟大阪府連の元幹部で解放・人権研究所の大賀正行名誉理事は「公務員になった被差別出身者の教育を解放同盟でやっていたが、うやむやになっていた」とこれまでの開放同盟の姿勢を「反省すべきところはある」といっております・・・
あまりに遅きに失したのは、当初の目的から大きく外れ、あのような表面化した問題だけでなく、阪神方面に多く住んでいるこれらの人の自冶体もこれと似たような問題を抱え、もはや市民の共感を呼ぶどころか、批判され・・・しかも自冶体の財政を食い物にしたと雑誌にかかれる始末です・・・
今こそ、関係者は日本人としての当然の義務も権利も普通に行使し、地域社会
に貢献してもらいたいものです・・それらを野中氏はその世界のかってのボスの一人として外野から貢献したなら・・・再評価される事もあろうと思います・・・
地方自冶体も国税庁もこれを機会にむしろこの様な自冶体の実態を公表し、再出発すべきと考えます・・・・
ところで、私のブログの石原知事の件でのコメント有難う。この高額の宿泊費のニュースに接するまで私も大の石原ファンでした。明快な判断と勇気が好きだったのです。
しかし、私は事実で長所も短所も判断したいのです。長所は長所で現在でも評価していますが、だからと言って短所を無視することは出来ないのです。
太閤秀吉だけの人物でも晩年は朝鮮派兵などを行いました。権力の座につくと腐敗するのは人間の常です。この事だけを言いたかったのです。
また、お邪魔します。
石原知事の件は、亮さまのブログの方にコメントします。