京阪神の鉄道メモ

~阪急電鉄を中心に。

紅葉シーズンの京都市の交通

2008-12-06 | 関西の鉄道
 例の如く随分日が経ってしまったが、前回の阪急京都線と関連して、今回は紅葉シーズンの京都の京阪線、叡電、京都市バスについてです。



●京阪線

 紅葉シーズンの土休日に、臨時増発があった。上りは30分間隔で中之島始発の特急が2本、下りは特急中之島行きが1本。愛称は、もみじエクスプレス。
 11月23日、祇園四条駅の様子を見に行った。

 上りの11時過ぎは、全列車9分程度遅れていた。特急と快速急行は、立客があふれ返っていた。各駅停車は、優等列車と比較してまだましなものの、同様である。東福寺の影響が強いようだ。臨時の前後は、若干まし。
 下りの16時過ぎは、2ドア車両の特急はドア部圧迫のぎゅうぎゅう詰め、中も混雑していた。

 旧ダイヤの15分サイクルと比べ、10分ダイヤで優等列車の本数が減った(15分に2本から10分に1本に)影響だろう。上下線とも、京都口のこれほどの混雑は見たことのない光景で、ショックを受けた。
 阪急京都線同様、優等列車の本数が足りていない印象。


●叡山電鉄

 電車の中からもみじが見れることもあったのだろう。出町柳駅は入場制限され、異常な混雑。100m以上の行列ができていた。
 収容可能人数をはるかに超え、交通機関を事実上マヒさせるほどの人数であった。


●市バス

 ここでも書いたように、大増発があった。その効果が出て、京都駅の乗り場の混雑は、ずいぶんましであった。
 だが、一部の道路の渋滞がひどく、清水寺周辺の平均速度は徒歩並みであった。京都駅~四条河原町間に鉄道がほしいと以前書いたが、清水寺周辺も同様、道路だけでは輸送力が足りていないようだ。
 抜本的解決には、地下鉄の建設が必要か。