2月21日~28日に、阪急京都線での6300系の引退記念運行があった。
2008年7月から、6300系の運用が9300系に変更されて徐々に少なくなっていき、1月上旬は1編成のみであった。まもなくそれもなくなったが、今回久しぶりに運用された。
●写真
・正面から(河原町駅にて、以前)
・見慣れた光景:車内の座席から(前から8番目、私のお気に入り)
・転換クロスシート
●内装図
●主な特徴
・2ドア車両
・転換クロスシート、補助椅子装備
・扉が車端に寄る(京阪8000系と異なる)
・クロスシートは2~7号車は14列、1、8号車は12列
・2~7号車の座席総数は72(9300系は54)
・そのうち、向かい合わせのないクロスシートは48(〃16)
・1編成8両の座席総数は約560(〃約420)
─────
座席数の多さ、補助椅子を含めた座席の座り心地がよい、向かい合わせのない座席が多い、扉の数が少ないので落ち着いた雰囲気であることなどが、私は好きであった。
デビューは、35年前の1975年。翌年、鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞した。
当時の京都線の特急の停車駅は、梅田、十三と大宮、烏丸、河原町のみであった。現在の特急のそれは、もっと多い。
しかし、それゆえ時代に合わないというのは疑問である。ダイヤが車両に合わないと考えることなく、車両がダイヤに合わないと考えるのは、アンフェアだからだ。百歩譲ってある程度そうだとしても、問題がありそうな列車はそう多くはなかったと思う。また、引退後のダイヤがよいかどうかも、疑問である。
さらに、まだ使えそうな廃車の山ができる一方で、後継車9300系の新車が、高々1年半で8編成も増備された。これは、神宝線の9000系と大差であり、アンバランスである。その後継車は快適かという問題もある。
そう考えると、6300系の引退には疑問が残り、残念といわざるをえない。
だが、今までこの車両に乗れたのは、よかったと思う。
長い間、お疲れ様でした。お世話になりました、
※嵐山線ではリニューアル車が活躍している。
※新幹線の500系も、28日を最後にのぞみから引退した。以後は、山陽新幹線で8両編成のこだまとして運用される。
2008年7月から、6300系の運用が9300系に変更されて徐々に少なくなっていき、1月上旬は1編成のみであった。まもなくそれもなくなったが、今回久しぶりに運用された。
●写真
・正面から(河原町駅にて、以前)
・見慣れた光景:車内の座席から(前から8番目、私のお気に入り)
・転換クロスシート
●内装図
●主な特徴
・2ドア車両
・転換クロスシート、補助椅子装備
・扉が車端に寄る(京阪8000系と異なる)
・クロスシートは2~7号車は14列、1、8号車は12列
・2~7号車の座席総数は72(9300系は54)
・そのうち、向かい合わせのないクロスシートは48(〃16)
・1編成8両の座席総数は約560(〃約420)
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座席数の多さ、補助椅子を含めた座席の座り心地がよい、向かい合わせのない座席が多い、扉の数が少ないので落ち着いた雰囲気であることなどが、私は好きであった。
デビューは、35年前の1975年。翌年、鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞した。
当時の京都線の特急の停車駅は、梅田、十三と大宮、烏丸、河原町のみであった。現在の特急のそれは、もっと多い。
しかし、それゆえ時代に合わないというのは疑問である。ダイヤが車両に合わないと考えることなく、車両がダイヤに合わないと考えるのは、アンフェアだからだ。百歩譲ってある程度そうだとしても、問題がありそうな列車はそう多くはなかったと思う。また、引退後のダイヤがよいかどうかも、疑問である。
さらに、まだ使えそうな廃車の山ができる一方で、後継車9300系の新車が、高々1年半で8編成も増備された。これは、神宝線の9000系と大差であり、アンバランスである。その後継車は快適かという問題もある。
そう考えると、6300系の引退には疑問が残り、残念といわざるをえない。
だが、今までこの車両に乗れたのは、よかったと思う。
長い間、お疲れ様でした。お世話になりました、
※嵐山線ではリニューアル車が活躍している。
※新幹線の500系も、28日を最後にのぞみから引退した。以後は、山陽新幹線で8両編成のこだまとして運用される。