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メルパルクホール 『桂文珍独演会「一期一笑」ジャパン・ツアー』

昨日までの猛寒(猛暑があるんだから、
猛寒があっても良いよね?)とは違い
少しだけ、気温の戻った土曜日は落語。
※先週も、落語だったような気が・・・?

今日の落語は、
“「一期一笑」ジャパン・ツアー”と言う
桂文珍独演会。

会場は、浜松町のメルパルクホールなのですが、
初めて行きました。
会場取り置きになっていたチケットをピックアップして、
増上寺に上がります。

増上寺、いやぁ、境内が広い。
流石、徳川の菩提寺ですね。
これでも、狭くなったんでしょうけどね。

徳川の菩提寺と言う事で、
徳川家霊廟の公開がされていたんですが、
ここで残念ながらタイムアップ。

門の前まで来たのですが、
メルパルクホールに戻ります。

メルパルクホールに戻ってみると、
ホテルのメルパルク東京側まで伸びる行列が!
入場の行列でした。
ビックリです。
この周辺は、必ずしも繁華街と言う訳では無いので、
こう言う行列は、微妙ですねぇ。
近隣の人に迷惑をかけそうです。

でも、思ったよりも早く行列は進んで、
あっという間に会場内へ。

開演時刻となって、会が始まります。

まずは、前座の桂福矢から。
演目は「牛ほめ」
頓珍漢な人物が出てくる落語です。
まぁ、落語では、よくある感じかも。

次に出てきたのが、桂文珍。
時事ネタで会場を温めてから、落語に入ります。
一回目の演目は「星野屋」
男女の問題を扱った内容です。
現代の高級ホテルに星のやってありますが、
大丈夫でしょうか?(笑)

三人目に出てきたのが、桂文珍の一番弟子の桂楽珍。
実は、このタイミングで休憩が入ると思っていたんですよねぇ。
続けて出てきたのでちょっとビックリしました。
で、桂楽珍の演目は「蛇含草」
今回出てきている落語家は、上方の落語家なので、
基本的に演じられるのは上方落語になっている様です。
この「蛇含草」も、今回の食べ物は餅でしたが、
江戸の落語だと、食べ物はそばになるそうです。
冷静になって考えてみると、中々ブラック。
って言うか、落語って、意外にブラックだったりするんですよね。

そして続けて、桂文珍再び登場。
まぁ、桂文珍独演会なので、沢山出てきてもらわないとねぇ(笑)
二回目の演目は「らくだが来る」
「らくだ」と言う演目も有るようですが、中身は違うかな?
今日の中身的には、
・居酒屋好きの男が、とある街にやってくる。
・その街では、以前酒を飲んで乱暴を働いた奴がいたので、
 居酒屋は瀬戸物屋に店を変えてしまっている上に、
 街には居酒屋が無い
・乱暴者の酒飲みの名前は“らくだ”
・実は、居酒屋は隠し居酒屋として八百屋で営業していて、
 合言葉の「大根くれ」と言うと、仮名に入れる仕組み
・男は、やっとのことで居酒屋に入り込んでみるが、
 飲んでいる客は、妙に静かな様子で飲んでいる
・飲んでいた街の先客曰く「近くの街に、らくだが来て、
 色々と店を荒らしている。騒いでいて、らくだにこの
 店が気づかれると拙いので、静かにしている」
・それを聞いた男も、一応静かにしようとはするが、
 酒を注文しようとするが、中々仲居に気づいてもらえず、
 思わず大きな声を出してしまう
・すると、その大声がきっかけになったのかは不明だが、
 酔っぱらった乱暴者が、その隠し居酒屋に乱入
・男を残して、客たちは一目散に逃げてしまう。
・逃げ遅れた男は、乱暴者の酔っぱらいの相手をする羽目に
・男は、その乱暴者の大酒のみを“らくだ”と思いこんだが、
 実は違っていて、その乱暴者の大酒のみ曰く「“らくだ”は、
 乱暴者で怖い」と恐れている
と言う話
いやぁ、その乱暴者の大酒飲みも、中々の乱暴者だと思うのですが、
それが恐れる乱暴者って、どういう事よ?(笑)

4つの演目が終わったところで、いったん休憩。
こう言う構成もあるんですね。
15分ちょっとの休憩の後、桂文珍が登場して最後の演目「猫の忠信」。
「猫忠」とも言うようです。

全部で、5本の落語で、今日の桂文珍独演会は終了。
休憩含めて、3時間弱の会でした。
一気に5本も聞いたので、お腹いっぱいかな。
でも、笑えてよかったです。
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