産経新聞にこんな記事があった。
「全国学力テスト」の結果に対して、”文章を書く活動が足りない”というものだ。
私も常々、そう感じていたので、今、このように文章を書くことを習慣化
している部分もあったため、大変興味深く読んだ。
それによると、「読む」だけではなく、「書く」という行為が重要だということだ。
書くことで、人の文章を読んだときに、「こんな表現があるのか」と気づく
ことができ、読解力や表現力が上がると述べられている。
私自身で考えてみても、読むだけでは、本当の意味で自分の血肉には
なっていないと思える。
読む、という受動的なINPUTのみからでは、それを運用し、使いこなす能力が
高められない。
何にしてもそうだが、自分で実行せずに、見るたり、読んだり、聞いたりなどの
自分で能動的に得るものではなく、相手から与えられるからだけだと、
自分のものになっていない。
INPUTとOUTPUTのバランスが大切になる。
また、この記事には、他にも面白い内容があった。
それは、「基本的な国語力が無いと、算数・数学の文章題も解けずに、英語も伸びない」
「国語力を鍛えることは他強化にも良い影響がある」というものだ。
実は昨日、仕事で必要なスキルについて勉強しているとき、仕事ができる人は
語彙が豊富で、言葉が淀みなく出てくる印象があるが、それは直接国語とは違う
スキルについても、国語力が高いほうが有利ということなのか?と、自分で
物思いにふけっていた。
これを読んで、やっぱりそうなのか、と思った。
文章を書く、という行為を、毎日少しずつでも続けていく。
まずは、そこから始めよう!