行くぞ!グラベル

オフロードバイク&釣り好きのイケイケブログ

レース終了(続き)

2007-11-19 22:07:20 | Weblog
昨日の続き。

今日の朝は辛かった…
筋肉痛で言うことの利かない体をベッドから引きずり出すのに時間掛かりました。
昨日は、「はよ寝たほうがええでぇ~(大阪弁)」という、
己の体からの声に従って、10時半頃に寝ましたが、やはりというか、
当たり前というか…
富山のレースの時みたいな猛烈な全身筋肉痛です(^^;
まぁ、1日で、1時間のレースと2時間のレースに出場しましたからね、
しかたないです。

結果はというと、1時間のレースがクラス10位、2時間のほうが
12位くらいだったと思います。
練習してなかったわりには、そこそこいけたんじゃぁないかと。
キツかったけど、楽しかったし。

写真は、我がバイクチームのパドック風景です。
手前が私のバイクと車で、奥に見えるテントの向こうまで仲間の車。
(写真には写ってない車も後ろに数台。気が付けば沢山の仲間が集まった
 チームになりましたわ)
テントには、バイク仲間の奥様らがストーブを囲んで陣取っておられます。
皆様、寒い中ご苦労様ですm(--)m


さて、私達が大阪の南の方で、草レースに興じている同じ日に、
日本の裏側、「チリ」では、6日間の日程で行われる世界最大の
エンデューロイベントが開催されていました。
「I.S.D.E.」こと
「インターナショナル・シックスデイズ・エンデューロ」です。
世界中から、自国を代表するライダーが集まって、世界一の国を決める
国代表チームの対抗戦(団体戦)です。

1913年から行われている、この歴史ある大会は、
各国から選ばれた6人のライダーが、それぞれのマシンを駆り、
6日間で1000キロ以上を走破するというものです。
(毎年30~40ヶ国が参加します)
ライダーには、マシンを操る速さだけでなく、レース期間中、
ライダー自らが与えられた僅かな時間(朝10分・夕方15分のみ、
 これ以外は車両保管され一切マシンに触ることができない)の中で
マシンを整備・修理しなければならないという、走るだけでないライダーの
トータルな技量が求められるレースです。

ちなみに、このレースに参加するライダー達は、前後のタイヤ交換
(ホイールからタイヤをレバーを使って(人力)外します)を
およそ5分でこなします!
5分ですよ、5分!

私ならタイヤ前後交換したら半日かかりますね(^^;
ホイールごと交換すのではなくて、前後ホイールを車体から外して
ホイールからタイヤを外して、新品と付け替えて、また車体に組み付けて
走れる状態にするまで、およそ5分という離れ業。
もちろん電動機械類は使いません。
チームスタッフは、工具をライダーに手渡すだけで、ライダーに代わりマシンの
整備をすることは、ルールで禁止されています。
ライダーは1日中過酷なレースをこなした後、明日のために
マシンの整備と、タイヤ交換をゴール前15分間で行わねばならないという
過酷さです。

日本には残念ながらバイク文化というものがありませんが、世界にはこのような
厳格なルールに則った、素晴らしいレースが沢山あります。
そして今年も日本から6人の侍が、この世界大会に挑んでいました。
私も今年、数戦参加した
「JNCC(全日本クロスカントリーエンデューロ選手権)」からも
おなじみのトップライダーが日本代表として数人選ばれ、
日の丸を背負って戦いました。
世界大会なのに、多くの日本人がこの事を知らないのは、本当に悲しいですが…

そんな大会の様子を知ることの出来るブログをリンクしときます。

アースアップル
(すんません無許可リンクです)

写真も美しく、レベルが高いし、
モータースポーツだけでなく、動物の写真や美味しそうな食べ物の写真、記事など
女性でも楽しめる内容となっていますので、是非一度ご覧あれ。
ページの下まで言ったら、次ページをクリック!
かなり見ちゃいます。

世界舞台で見事に戦った6人に拍手!



コメント (6)
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