大分県竹田市の荻の里温泉に導入された、50万kcal/hの薪ボイラーを見学。
・導入費は総額800万円程度
・それまで年間2,000万円近く消費していた重油に代わって
間伐材や製材端材を燃料にすることで、燃料費が半額以下に
(薪割や投入の人件費まで考慮しても)
→2年かからずに、もとが取れるのでは?
・この稼働状況を見て、同じ規模の薪ボイラーを
薪ボイラーの新たな動きが広まりつつあることを実感できた。
時間を取って御案内して頂いた皆様にありがたや。
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<本日の木質バイオマス>
山の手入れ 後押し 放置木材 2倍で買い取り 2013年10月18日 東京新聞HP
秩父広域森林組合は十二月から、森林伐採後に放置されている丸太などについて、実勢価格の二倍(4,000円/m3)で買い取る「ちちぶ木の駅プロジェクト」と題する実証実験を始める。森林所有者個人が持ち込む場合に限り、組合が代金を支払う。購入した木材は、キノコの菌床栽培で使うおがくずに利用する予定。実験参加には事前登録が必要。事前説明会は十一月九日午前十時から。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 全国各地に広がる木の駅プロジェクトだが、搬出した材の需要先の拡大が課題となっている。 製紙用チップではなく、菌床栽培用というのはまだ珍しいのではないか。 木の駅で搬出した材を利用するバイオマスボイラーを温泉に導入するなど、 熱利用先の開拓に、弊社もかかわっていきたい。