木質バイオマス「三行」革命

①日々の生活に「ありがたや」と感謝する②木質バイオマス情報を「三行」で斬る③意見と指針を提示し持続可能な社会の構築へ

棒滑

2010-01-25 23:40:20 | 日記
 週末薪刈りキャラバンなどの林地残材搬出・利活用事業に積極的に取り組んでいる古殿町へ出張し、林地残材の活用研修会へ参加。SWC(スカイ・ウッド・シュート)という滑り台を用いた間伐材の収集の様子の見学や、移動式破砕機による林地残材の現地破砕の様子などを見学できた。現場での良い勉強になったことにありがたや。福島はふくしま薪ネットの活動など、林地残材に関わる取り組みが盛んだなぁと感じる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<本日の木質バイオマス>
 asahi.com 2010年1月16日付記事
  
 CO2、製めん所が6割減 盛岡、茶飲み話きっかけ

 盛岡の兼平製麺所では、製材所の経営者との茶飲み話をきっかけに木くずボイラーや蒸気発電などに次々と取り組み、脱化石燃料は今も進行中。兼平専務は「『やれるわけない』と思われがちだが、知らないだけ。中小企業の我々でもできた」と話す。「もう病みつきです」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 そう、木くず焚きボイラやチップボイラーの導入は、中小企業でも十分に可能性がある。むしろ下手に石炭を使っているような超大規模工場よりは、A重油や灯油に頼っている中規模程度の工場の方が採算が合うこともある。気になった方は気軽に弊社へお声掛けを!

雪埋

2010-01-15 19:07:45 | ペレット熱利用
 北陸出張から一日遅れで帰宅。ちょうど大雪に出くわして、新潟→富山の移動では特急が全て運休のため普通電車を乗り継がざるを得なくなって4時間遅れとか、帰りは直江津の先で特急電車が3時間半立ち往生したりとか。ここまで雪に悩まされたのは人生初の経験だった。止まったままの特急の窓から外を眺めていると、向かい側から線路上を歩いてくる人の列が見えたのにはびっくり。2~3km先で普通電車が雪に埋もれて動けなくなり、除雪作業を待っているといつまでかかるか分からない、ということで電車を降りて雪の中を歩いてきたのだそうだ。
 いや、雪の中で懸命に除雪作業を行い、電車を動かしてくださった鉄道会社の皆様にありがたや。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<本日の木質バイオマス>
 中日新聞HP 
 バイオマスで未来明るく 養護老人ホーム ペレットボイラーを導入 2010年1月14日

 小松市上荒屋町の社会福祉法人「自生園」は、同園で使う燃料を「化石燃料」の重油から「木質バイオマス燃料」に切り替えた。将来的には、市が所有管理する造林地(五百七十七ヘクタール)の間伐材などから出る樹皮や端材も燃料化する計画だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 自生園では、環境啓発に向けた取り組み〈親子自然教室、環境講座等〉にも今後積極的に取り組んでいくそうだ。常務理事さんの「自分だけが良い社会ではなく、他人のために尽くせる社会にしたい。子どもに明るい未来を残したい」という言葉に全く同感。