木質バイオマス「三行」革命

①日々の生活に「ありがたや」と感謝する②木質バイオマス情報を「三行」で斬る③意見と指針を提示し持続可能な社会の構築へ

循環

2009-12-30 17:20:16 | バイオ燃料
 取引先から頂いた、環境保全米という、農薬や化学肥料を減らし、生ゴミをもとにした堆肥でできた米を炊いてみた。他の銘柄との味の違いまでは分からなかったがうまかった。ありがたや。

・・・・・・・・・・・・・・・ 
<本日のバイオマス>
 中日新聞HP 2009年12月28日付記事より
 パンダのふんで生ごみ大幅減量 イグ・ノーベル賞 田口文章さん

 自然界にほとんど存在しない水素ガスが熱帯雨林の上空で検出されたという報告からシロアリ由来の細菌を発見。残ったカスの分解にパンダの糞に含まれる菌を活用、「パンダ菌」で97%減量に成功。受賞スピーチで「ふんは悪臭がなく、良い実験材料だった」と語ると聴衆に受けた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 「私の研究は安定したエネルギー源、ごみ対策の点から日本にこそ有用。どうもこの国では、大型施設の建設など金が動く技術でなければ、目を向けられないようだ」という記事も印象に残った。バイオマスの利活用について、カネをなるべくかけずに地域に根付く仕組みを構築できるよう、来年も地道に動いていければと思う。

 それでは、皆様よいお年を。

掃除

2009-12-29 18:09:05 | チップ・ペレット発電
社内の大掃除で一年の締めくくり。蛍光灯も窓も机の上もきれいになって、年を越す準備が整った。ありがたや。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<本日の木質バイオマス>
朝日.com マイタウン岩手HP 2009年12月29日付

 伐採後に利用されずに森林に残る間伐材など「林地残材」を、火力発電所で石炭と混ぜて燃やし、温室効果ガスの削減を図る「緑のシステム創造事業」が来年度から釜石市で始まる。新日鉄釜石の石炭火力発電所で年間5千トンの林地残材を利用。三陸バイオマスが林地残材をチップに破砕、乾燥する事前処理をする。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 残材を搬出し、地域の雇用創出につなげていこうというこの取り組み、ぜひ応援していきたい。そして、こうした取り組みを各地に広げていくのがうちの会社の使命であると思う。

準備

2009-12-27 15:21:36 | CO2・グリーン電力・グリーン熱
 正月準備の進む青梅の街。家の前の道にも1月12日の青梅だるま市のポスターが貼られるとともに、2月21日(日)の青梅マラソンの旗がたなびき始めた。30km走る本番に向け残り2か月、旗を見ると走り込みにも身が入る。昨日は青梅からイオンモール日の出まで走って往復してみたらちょうど20km、所要時間102分だったということでまぁ上々か。正月太りにならぬようこの冬休みもしっかり走りぬこうというやる気が出てきたことにありがたや。
 あ、仕事が29日(火)まであるんだった・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<本日の木質バイオマス>
 日刊木材新聞 2009年12月26日(土)付 
 △COP15・CMP5報告△ コペンハーゲン合意も「留意」にとどまる
 ぎりぎりまで議論も合意に至らず 先進国は伐採木材の評価案支持

 (略)
 森林分野に関して、伐採木材の取扱いを含む森林経営の算定方法等については先進国側は伐採木材・木材製品をCO2削減と評価する方法を、発展途上国はこれまで通りの評価しない方法をそれぞれ支持。このため来年11~12月の次回締約国会合での決定に向けて検討を継続する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 経済成長して生活の質を高めていくことよりも、生活の質を落としてでもまずは人類が1,000年後にも暮らしていけるような将来モデルを描きその方向に歩みを変えることが必要だと私は考えている。生活の質の高さ・低さというものがそもそも恣意的なものであって、エネルギーをなるべく必要としないような生活が素晴らしく価値のあるものだというように各個人が価値観の転換を図ればそれで問題が解決するだけだと思うのだが。自家用車が無いことの方が幸せだ、夏は暑くて冬は寒くて当たり前、その感覚を味わえることが幸せだ、というように発想を転換して生きられないものだろうか。

小豆

2009-12-24 22:30:57 | バイオ燃料
 あずき味のペプシコーラが、会社近くのセブンイレブンで箱入りで販売されていた。500mLで1本148円の品が1本98円に値引き、新し物好きの俺としてはつい手が伸びてしまった。会社から3km弱の道のりを走って帰宅した後に封を開けて飲むことに。

感想: ・・・やっぱ違和感。妙なところで気を使うような重さがある。別に俺はコーラに和のテイストを求めちゃいなかったんだ・・・。2口でいいや。

 セブンイレブンで見た貼り紙には、「まだ飲んでいない方 どうぞお試しください 二度と出会うことのない味かも・・・」というフレーズがあった(写真)。納得、こりゃ売れないだろう。二度と出会えぬ味に出合えた機会にありがたや。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<本日のバイオマス>

 日刊木材新聞 2009年12月23日(水)付
 究極のエコカー 燃料は生ビール 津田産業

 ガソリンを使わず生ビールを燃料にして走る=コップに注いだビールを飲んだ客がその活力でペダルをこいで走るというビアバイク。イベントでは燃料の生ビールサーバーが空になっても人気が衰えなかった。開発した同社山林部の栗崎さんに販売予定を尋ねると「採算が合わない」と現実的な答え。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 この「飲酒サイクリング」もとい「ビアバイク」、オランダが発祥でドイツでも観光用に利用されているらしい。世の中には馬鹿なことを真面目に実現してしまう人がいるもんだ。どっかの大学の体育会で1台購入すれば色々使い道がある気がする。

朝焼

2009-12-22 07:58:09 | チップ・ペレット発電
 先日の福島出張にて。朝のランニング時、畑の向こう側に見える臨海工業地帯の煙突のシルエットと白煙。合唱曲ぼくらの町は川っぷちのフレーズを思い浮かべながら走る朝、あさおきたんのメロディーを思い浮かべながら走る朝にありがたや。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<本日の木質バイオマス>
日刊木材新聞 平成21年12月19日(土)付
 
 電源開発(Jパワー)と宮崎県森林組合連合会は、木質ペレット製造会社「宮崎ウッドペレット」を共同設立。林地残材などを有効活用し、バイオマス燃料の石炭と混焼。林地残材などの年間受入可能量が8 万m3、ペレット製造能力が年間2万5000トン。小林市内に工場建設予定、C材価格も強含みに。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 長崎の電源開発松浦火力発電所が2010年度から本格的な木質バイオマス利用を開始することに合わせたものだそうだ。経産省の林地残材バイオマス石炭混焼発電事業に採択されたことで、大規模なペレット工場建設に踏み切るということだが、現在同じ小林市では地元企業の㈱三共がペレットプラントを整備し、現在は年間1,500トン規模、将来的にはその2~3倍のペレット製造を目指し、地元の公共施設や温泉・福祉施設への供給を図ろうとしている状況。そことバッティングしなければよいが・・・。