石川県森林組合連合会の森林文化ホールに、昨年末に導入された ぺレット焚き吸収式冷温水機を見学。
・約1,000m2のホール内の冷暖房をまかなう
・能力は30冷凍トン (ペレット消費量 最大22.2㎏/h、年間約25tのペレット消費見込み)
・経済産業省の3分の1助成を得て導入。燃料消費量を毎日自動計測して、報告することになっている。
・現在は、長野方面からペレットを搬入。ペレットタンクは6m3。ユニックで吊り上げて、上から落とす。
・1月中は、フレコンバッグ(ペレット600㎏入り)で2袋分を暖房用に消費した
・トラブルもなく、順調に稼働している。
・灰の発生量は、12月~1月の2ヶ月間で、ドラム缶半分程度。
・この導入をきっかけにして、ペレットボイラーの普及が石川県内でも進み
将来的には地場産材を使ったペレット工場ができれば良いと思う
というお話を伺った。
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石川県内で他にペレットの大規模な利用施設は、この他には
小松市の福祉施設 自生園 のペレットボイラーのみだそうだ。
(自生園では、製材端材などからペレットの小規模な自力製造も行っているとのこと。
この映像の7:20頃からを参照)
こうした先導的な取り組みをきっかけに、石川県内でもペレットボイラーをはじめ
薪ボイラー・チップボイラーの導入が進めば良いと思う。
現場で生の情報に触れる機会を頂いたことにありがたや。