私はかねてから、石原慎太郎について、人としてどうかと思われる発言や論述、行動があまりに多く、都知事としてはふさわしくない、こんな人物を2度も当選させる都民の気が知れないと思ってきた。
しかし、今回の都知事選に際しての浅野史郎立候補に至るゴタゴタを見ていて、考えを改めた。
まず、支持とはいっても消極的支持もあるだろう。積極的に石原を支持するわけではないが、他の候補に比べ石原が一番マシだからという選択もあるだろう。
私は、保守2大政党による政権交代可能な政治を望んでいるので、民主党にはがんばってほしいと思っているのだが、そんな私でも、仮に都民だとしたら、あのような経緯で立候補した浅野に投票するのはためらわれる(海江田万里ならまた違ったかも)。
次に、人格が低劣であるといったことは、都知事としての適性とはまた別問題だろう。人格が高潔だからといって、都知事にふさわしいとは限らない。
結局のところ、石原が嫌いだからといって、石原でなければ誰でもいい、というわけにもいくまい。
それに、石原には2期の実績がある。都民はそれをふまえた上で、石原を支持したのだろう。
おそらく、反石原を叫んでいたブログでは、これから、またも石原を選んだ都民はバカだといった批判が現れるだろう。
しかし、民主制を支持するなら、まずは都民の選択を尊重すべきではないだろうか。
しかし、今回の都知事選に際しての浅野史郎立候補に至るゴタゴタを見ていて、考えを改めた。
まず、支持とはいっても消極的支持もあるだろう。積極的に石原を支持するわけではないが、他の候補に比べ石原が一番マシだからという選択もあるだろう。
私は、保守2大政党による政権交代可能な政治を望んでいるので、民主党にはがんばってほしいと思っているのだが、そんな私でも、仮に都民だとしたら、あのような経緯で立候補した浅野に投票するのはためらわれる(海江田万里ならまた違ったかも)。
次に、人格が低劣であるといったことは、都知事としての適性とはまた別問題だろう。人格が高潔だからといって、都知事にふさわしいとは限らない。
結局のところ、石原が嫌いだからといって、石原でなければ誰でもいい、というわけにもいくまい。
それに、石原には2期の実績がある。都民はそれをふまえた上で、石原を支持したのだろう。
おそらく、反石原を叫んでいたブログでは、これから、またも石原を選んだ都民はバカだといった批判が現れるだろう。
しかし、民主制を支持するなら、まずは都民の選択を尊重すべきではないだろうか。
所謂リベラル派のブログを見ると、既に解職請求(リコール)の話が出ているようです。
投票率が上がっているにもかかわらず、石原の獲得票は減っているのですから、反石原陣営がもっといい「タマ」を出馬させることができたなら接戦になっていたかも知れない気もします。
石原に投票した人たちを「愚民視」しているようでは、進歩派に対する支持・共感が広まらないように思うのですが。
当選したばかりでリコールとは笑止千万ですね。
選挙を何だと思っているのでしょう。
たしかに、もっといい「タマ」なら、接戦になっていたかもしれませんね。
菅直人や、海江田万里なら、どうなっていたでしょう・・・。
民主党は結局、都知事選をナメていたのではないでしょうか。
自民党にも従来からそういう印象はありますが・・・。