たーったったららったー 9M6NA

Radio Contest Station @ Labuan Island, Malaysia

プチ工作3題

2023-09-19 10:47:53 | Radio

お久しぶりです。7月にイタリアで開催されたWRTC2022に参加した関係で 9M6NAのリモート運用からしばらく離れていたためもあり、ブログ更新が途切れてしまいました。WRTC2022参加の様子については 8月のCWS (Contest WorkShop) 2023 Summerでお話させていただきましたが、その資料とビデオが公開されているので、こちらのリンク先をご覧ください。私のプレゼンでは 資料中の私のチームのコールサインが間違っていた上に その間違いに気が付いて慌ててしまって 訂正したコールサインもまた間違ってしまっていて グタグタですが 笑って観ていただければ幸いです。他の方のプレゼンは安心してお楽しみいただけます(^^)

ここで最近のプチ工作を3題 紹介したいと思います。

その1 RS-BA1用ダイヤルコントローラー
RS-BA1ダイヤルコントローラー
RS-BA1によるリモート運用時のメインダイヤル操作には これまで マウスホイールのロータリーエンコーダを交換して大きなツマミを付けたものを使用していましたが それが有効に機能するためには マウスポインターがRS-BA1ウインドウのメインダイヤル上になければならない と言う制約がありました。今回それを改造して Arduino Pro Micro (Arduino Leonard互換)ベースのものに変更しました。大きなツマミはメインダイヤル、小さなツマミはRIT、赤いボタンはTS(早送り)のON/OFF です。それぞれ、RS-BA1のショートカットに設定したキーボードのキーコードを送出するようにしています。RITは常時ONとしていて メインダイヤルを回すとRITを0クリアするようにしています。先日の Scandinavian Activiy Contest CW で使ってみましたが なかなか良い感じです(^^)

その2 受信アンテナ分離・切替器
受信アンテナ分離・切替器
IC-7600のバンドスコープは分解能が低く、コンテスト時のS/Pにウォーターフォールとして利用するには無理があります。そこで RX-IN/OUTにSDRを外付けしてウォーターフォールを表示させるのですが、RX-INには受信アンテナ(9M6NAの場合 SAL-30)も接続する必要があり、SO2R環境でこの両方を接続・切替するためには 分離・切替回路が必要です。これまで スプリッター3個と同軸リレー2個を雑然と配置して その間を同軸ケーブルで接続していたのですが、接続点が多い事もあり 接触不良に悩まされていました。昨年のCQWWCWコンテストでは それで結局 使用を断念してしまいました。今回 スプリッターと同軸リレーをケースに入れてその間の配線を固定した箱を作りました。今年のCQWWCWコンテストには これが活躍してくれる事を期待しています。

その3 CI-Vバンドデコーダー
CI-Vバンドデコーダー
リモート運用時のアンテナ切替には IC-7300のACCに出ているICOMバンド電圧によるバンドデコーダー (ATTiny85ベース) で4回路アンテナスイッチを駆動していますが、ICOMバンド電圧では WARCバンドの 12mと17mが分離できません。そのため 現在 リモート運用では、これらのバンドでの運用ができません。そこで 次回のラブアン訪問時 CI-Vバンドデコーダーに取り替える事を目的にして 作ったものがこれです。実はこれキットでして ここで購入できます。3年ほど前に購入していたものを今回やっと組立てた次第です。市販のCI-Vバンドデコーダーは 結構高価なものが多いですが これはとてもリーズナブルだと思います。これを2台購入して ソースドライバを追加すれば アンテナとBPFの両方を切り替えられるSO2R用のバンドデコーダーが手軽に作れますね。

さて もう9月も後半、来月末はCQWWSSB、再来月末はCQWWCWです。どちらもラブアンを訪問して SSBは SOSB15HP、CWはSOABHPに参加する予定です。

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