「まりーちゃんのくりすます」
作:フランソワーズ
訳:与田 凖一
発行所:岩波書店
初版発行:1975年11月
まりーちゃんと、ひつじのぱたぽんの会話を中心にお話が進んで行きます。
クリスマスが来る前に読みたい絵本です
まりーちゃんと、ひつじのぱたぽんは、クリスマスについて話をします。
ぱたぽんはクリスマスを知らないので、まりーちゃんに教えてとお願いするのです。
おりこうにしていると、サンタクロースがプレゼントを持ってきて、暖炉のそばに置いた木の靴の中にプレゼントを入れてくれるのだと、まりーちゃんは言います。
ぱたぽんはそれを聞いて、私は黒い靴を履いているけど脱ぐことができないから、サンタクロースはクリスマスプレゼントを置いていかない、と言うのです。
まりーちゃんは、サンタクロースはプレゼントに小さな白い星がいっぱいついた素敵なスカーフを持ってきてくれるのではないか、と、ぱたぽんに話します。
ぱたぽんは、まりーちゃんにはプレゼントが届くだろうけど、自分は靴を履いておらず暖炉のそばに靴を置いておくことができないから、プレゼントをもらえないだろうと言うのです。
その後もまりーちゃんは、お人形を乗せる車、たくさんのお人形…etc.自分の欲しい物の話しをします。
それを聞くたびにぱたぽんは、
「ええ、あなたはもらえるでしょう。…(中略)…でも私は暖炉のそばに靴を置くことができません。
だからサンタクロースは私には何のプレゼントも置いてってはくれないわ」と嘆くのです。
まりちゃんは嘆き悲しむぱたぽんのために、木の靴を作っているおじさんのところへ出かけ、
ぱたぽんのために一足の木の靴を用意するのです。
そしてクリスマスイブの夜、まりーちゃんは自分の靴とぱたぽんのために買った靴を暖炉の前に置いて眠りにつきます。
そしてほら!
これから届くであろうクリスマスプレゼントに心踊らせる、まりーちゃん。
靴がないからプレゼントはもらえないと悲しむ、ぱたぽん。
こんなに対照的なふたりをよそに、お話はひたすら淡々と進んで行くんです。
でも最後の最後で思わず笑顔になってしまいます。
だってお利口にしていたら
クリスマスと言えばプレゼント! プレゼントと言えば靴下!
というわけで、靴下のお話
先月、母は誕生日を迎えました。 歳をまた重ねてしまいました
もういい歳なので、ここ数年はひっそり細々とお誕生日を迎えてます(苦笑)
なのに今年、友人たちが誕生日を祝ってくれましたアリガトヨーー涙デマス!
そしていただいたプレゼント。
ルームソックスをいただきました
あったかいです~手放せません~
これ1回履いちゃうと、もう脱げないですって。
ぱたぽんの“脱げない靴”とさほど変わらない状態なのですよ。
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