えほんじかん

さほど本を読まない母と、全く絵本に食いつかないわが子で読書にチャレンジ

わりとけっこう

2011-09-30 08:12:20 | 3歳で読んだ絵本

「わりとけっこう」
作:中川ひろたか
絵:長 新太
発行所:絵本館
初版発行:1997年8月


中川ひろたかさん×長 新太さんの絵本です
1冊の本ですが、「わりとすいか」「けっこうにわとり」という2つのお話からできています。


「わりとすいか」
  ねことスイカのお話。
  わりとスイカって大きいんだよね、わりとスイカって重いんだよね…etc.
  言わずとも分かりきったことを平然と“わりと○○なんだよね”というフレーズで語っています。
  そう、ただそれだけ。
  それだけなのに、なんだか面白い。

「けっこうにわとり」
  ニワトリの生態(?)について描かれています。
  けっこうにわとりってすごい顔してるんだよね、けっこうにわとりってきれい好きなんだよね…etc.
  けっこうにわとりって、けっこうって鳴くんだよね、という微妙なダジャレで締められています。

中川さんの簡単だけど、ついつい笑いがこみ上げてしまうような文章と、
長さんのちょっぴり脱力系な絵が、これまたいいんです。
わが子、最初に読んだ時は、全ページ大爆笑でした
こんなに笑うんだ…って思うほどケタケタ笑っていました。
何がおかしいのでしょうか…って、よく分からないあたりが、また笑いを誘うんですけどね。


言葉や言い回しってどうやって覚えていくのでしょう。
わが子は口が達者なので、時折びっくりするようなしゃべり方をする時があるんです。
絵本の影響も大きいのか、こどもの能力なのか、どんどんと言葉を吸収しています

先日、お友達の家でみんなで水遊び
それなりにズボンが濡れていたけど、お友達の家の車に乗せてもらって帰宅しました。
(徒歩でも3分くらいなのに、みんな車に乗りたいとか言い出したので)

帰宅後、ぶつぶつと独り言を言い始めるわが子…ア~ダイジョウブカナァ…デモ、シカタナイ…
妙に大人びた口調で、偉そうに何かを言っているんです。
何を言っているのだかわからないので、本人に確認すると、
  「申し訳ないことに、ぬれたズボンのまま乗せてもらったんだよね。本当、申し訳ない。」

だそうだ
申し訳ない   まさにその通り嫌な顔一つせず乗せてくれたママさんに感謝ですって。
本当に申し訳ないと思うならば、偉そうに物事語る前にズボンと靴下を脱いで、お風呂に直行してください


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あきいろ おさんぽ

2011-09-27 10:25:14 | 3歳で読んだ絵本

「あきいろおさんぽ」
作:村上康成
発行所:ひかりのくに
初版発行:2002年9月  ※絶版のようです。中古品の販売のみ


村上康成さんの絵本らしく、自然たっぷりな優しいお話です


山は秋色。
るるちゃんは、黄金色の白樺林をお散歩。
キツツキに出会うと、るるちゃんは、「ねぇ きつつきさん、わたしをよんだ?」
どんぐりが落ちてくるので見てみると、「あっ、りすさんこんにちは。わたしをよんだ?」

るるちゃんは、会う人(動物だけど)会う人に「わたしをよんだ?」と聞いてまわります。

秋らしいものがいっぱい登場しますよ。
どんぐりに落ち葉、ぶどうにからまつ。
絵もすっかり秋色で、秋を感じずにはいられません。

お昼寝してしまったるるちゃんの元へ、大きな大きな動物もやってくるのにはびっくりです。

最後のほう、抜粋します。 絵本いっぱいに広がる秋の風景が素敵です。

  「やまはあきいろ。」
  「あっ、わたしをよんでる。」
  「ただいまー。」
   るるちゃんも おかあさんも あきいろ あきいろ


ここ数日、季節も進んで、ぐぐっと秋が深まりましたね。

一昨日、朝から巾着田へ行って、家に戻ったのは9時過ぎ。
今日は遊び倒そうと、その後に向かったのは、近所の小川。
目的は……コレ→   
そう、ザリガニ釣りです。もちろんキャッチ&リリースですけど飼いたくないので…。

こんなものもありました。
 オニグルミです。結構落ちているんですけど、食べるには根気を要すので、拾いはしませんでした。
 ここにも曼珠沙華が。秋らしい景色満載!

けど、わが子は半袖なのです
昨日の肌寒さでも半袖、パジャマだって半袖、鼻が垂れても半袖、何が何でも半袖なのです。
こだわりが強く、気に入るものにシフトチェンジできるまでは、彼の季節は夏のまま。
相変わらず残念なヤツです


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ワニぼうのやまのぼり

2011-09-26 08:07:49 | 3歳で読んだ絵本

「ワニぼうのやまのぼり」
作:内田麟太郎
絵:高畠 純
発行所:文溪堂
初版発行:2007年3月


「ワニぼう」シリーズと言うそうです
内田麟太郎さん×高畠 純さん、とっても気になるお二人の作品です。


どこまでも青い空を見て、ワニぼうの一家は山登りに出かけます。
お父さん、お母さん、ワニぼうの3人は、歌をうたいながら、山を登って行きます。

  ♪あきのやまは あきないな  いろとりどりで あきないな……

3人が真っ赤に染まった紅葉をみながら、山頂でお弁当を広げた、その時。

山がいきなり立ち上がり、山は3人を乗せたまま、隣にあった自分より大きな山を登り始めるのです。

  ♪あきのやまは あきないな  いろとりどりで あきないな……

お父さんもお母さんも、「あきだもの」「やまだって」と言って、ちっとも慌てません。
そして、周りは高い山を登って行く山でいっぱいになるのです。

秋の訪れそのものを楽しむような、秋色満載なお話。
山が山を登っちゃうなんて、ちょっぴりおかしいけど、山だって秋の行楽を楽しみたいのかもしれません
山登りかぁ…登りたいような気もしますが、超インドア派なわが家の面々。
果たしてチャレンジする日は来るのでしょうか…(苦笑)。


秋到来、みなさん、どんなこと、どんなところ、どんなもので感じるでしょうか?
わが家はこんなところで、秋を感じています。

埼玉県日高市にある、曼珠沙華の里「巾着田」

昨日は朝7時に行ったのですが…
すでに車は渋滞気味。 もちろん中は、人・人・人!!!!
立派なレンズを装備したカメラ持ったおじさま、おばさまでいっぱい
すごい熱意に脱帽でありました。

まだ5分咲きくらいでしょうか、見ごろと言えども、少し物足りなさを感じました。
今週平日にでもリベンジしたいところですが、あの壮絶な渋滞に立ち向かう元気はありません

先日の台風もしっかり爪跡を残していました。
   ←倒木です。木が根こそぎ抜けていました。根元に曼珠沙華の芽が残っています。
コスモス畑は壊滅状態。ちょうど見ごろだっただけに残念です(涙)→ 

曼珠沙華、遅咲きもありますので、まだまだ楽しめます。
お近くの方も、そうでない方も、機会があれば『真紅の絨毯』をぜひ♪



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ぼくのシチュー、ママのシチュー

2011-09-24 23:02:07 | 3歳で読んだ絵本

「ぼくのシチュー、ママのシチュー」
作:ほりかわりまこ
発行所:ハッピーオウル社
初版発行:2005年8月


この絵どこかで…と思ったら、やっぱり読んでいました!!
堀川理万子さんの絵本です


くまちゃんは、お絵かきをしながらお留守番中。
 りんごを描きます    あまーい すっぱーい あまーい すっぱーい
 にんじんは    こりこり かりかり こりこり かりかり
 ブロッコリーは    もじゃもじゃ つぶつぶ ぷちぷち

次は、描いた絵を切っていきます。
 魚は    ぶつぎり ざくざくざく
 にんじんは    らんぎり らんらんらん
 ブロッコリーは    こまぎり ちょきちょき ちょきちょき

切ったら、全部お鍋に入れて、シチューを作るのです。
シチューが出来るかと思ったその時、買い物からママが帰ってきます。
外から帰ってきたので、紙のシチューは宙に舞って…
       



絵を描いている時や、絵を切る時に繰り返される“音”がとっても楽しいんです。
紙で作ったシチューだって、美味しそうなご馳走に見えてきそう。
最後のお母さんとくまちゃんの会話もすごく可愛らしい
そうそう。こどものいる家って、毎日こんな会話が繰り広げられているなぁ…って思ってしまいました
小さくてカワイイもの好きなわが子は、と言えば。。。
謎のうさぎさん(人形のお友達なのでしょうか?)が、最後まで大事そうにニンジンの切れ端を持っていることが気になったようで。
ずーっとうさぎさんの動向を追っていました(笑)

この絵本、あまりに可愛くて、欲しくなってしまいました。
絵も描くし、ハサミも使えるようになったし、ままごと好きだし…
そんな3歳11ヶ月、まさに今!今読まなくていつ読む!!というくらい、ぴったりなお話でした


先日の台風、みなさんのところは大丈夫だったでしょうか?
わが子は1日中家の中での活動を強いられ、暇を持て余していました。
で、誰が教えたでもなく始めたこと。 それが、この絵本の真似だったんです。
 「ぶろっこりぃ~つぶつぶつぶつぶ…」とか、独り言の嵐
創造性があまり豊かではないこどもなので、絵本を完コピでしたけどね

で、完成品。
   
いかがでしょう?
絵本と同様に、『そんなものシチューには入れません!!』的なものまで入ってますフフフ


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おおきくなるっていうことは

2011-09-23 15:59:08 | 3歳で読んだ絵本

「おおきくなるっていうことは」
作:中川ひろたか
絵:村上康成
発行所:童心社
初版発行:1999年1月


中川ひろたかさんの絵本です
絵が村上康成さんだというのも、とってもいい!
おふたり揃うと、ゴールデンコンビだなぁ、と思ってしまいます


  おおきくなるっていうことは  ようふくが ちいさくなるってこと
  おおきくなるっていうことは  あたらしい はが はえてくるってこと
  おおきくなるっていうことは  みずにかおをながく つけてられるってこと

こんな感じに、“大きくなる”ということが具体的に描かれています。

できなかったことができるようになったり、
物事を考えられるようになったり、
嫌なこともできるようになったり…

読んでいても、「あ~そうそう」と思うことがいっぱいです。

最後の方で

  おおきくなるっていうことは  じぶんより ちいさなひとが おおくなるってこと
  おおきくなるっていうことは  ちいさなひとに やさしくなれるってこと

…と。
本当、その通りです。
そんなことをわが子がわかるようになるのはいつのことだか(苦笑)

こどもがゆっくりと成長していく、そんなスピードに合わせて、読んであげたい1冊なのです。


昨日は今年最後のプールへ行ってきました。
台風一過のいいお天気を期待して、意気揚々と出かけました。

…が。。。
日焼け止めなど一切必要なさそうなくらいの極寒
凍えるかと思いました
わが子なんて、唇、真ーーーっ青で、ガチガチガチガチ震えておりましたサムイ…

ありがたいことに水温40℃の温水があったので、
プール→チアノーゼ→温水→復調→プール→チアノーゼ→温水→復調→プール… こんなでした

今年最後のプールだと思ったら、ちょっぴり寂しく思ったことが。
昨年から使っていた水着も、昨日でおしまい

むっちむちクンにやたらとマッチしていたグレコ水着。
かわいかったのですがね。
もうこの手のものは着てくれないでしょうし、着ても怖い。


      大きくなるっていうことは  赤ちゃんっぽい水着を着なくなること   ~  by motomoto


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ようちえん

2011-09-21 10:28:18 | 3歳で読んだ絵本

「ようちえん」
作:ディック・ブルーナ
訳:石井桃子
発行所:福音館書店
初版発行:1968年11月


ディック・ブルーナの描く幼稚園。カラフルかつ簡潔な絵と、分かりやすいお話が魅力的です


赤くて、青くて、黄色くて、とてもきれいな幼稚園。
こどもたちは毎日ここに集まって、楽しい時を過ごします。
今日はひとりもお休みはありません。みんな元気に遊ぶのです。

歌をうたったり、
黒板に絵を描いたり、
積み木でお家を作ったり、
お誕生会をやったり    …etc.

こどもたちがやりたいと思うことを、先生はやらせてあげて、褒めてあげるのです。
先生に見守られながら、伸び伸びと遊ぶこどもたち。
幼稚園での過ごし方、幼稚園の楽しさがたっぷりと描かれています。

最後笑顔で帰って行く、こどもたちの絵。
先生の「おうちに帰る時間です。寄り道しないでおいでなさい。それではみなさん、また明日」のセリフ。
とっても楽しそうなので、読んだら幼稚園に行きたくなる♪

…だといいのですが、わが子は“例外”といったところでしょうか


少し前になりますが、幼稚園の公開保育がありました。
自分のこどもを見るためではなく、入園願書提出に向けた見学会なのですけどね。
その日、プレの教室に預けていたわが子のことも、しーーーっかり見てきました。

園庭で遊ぶ時間のわが子。
お砂場のバケツに砂をたんまり入れ、そのバケツをシャベルで叩きながら、行商人のように練り歩く。。。練り歩く。。。
これのみ。ひたすらこれのみ。
誰とも関わりません。
ただし、終始ひとりごとで何かを叫び続けておりました。

3歳児ってこんなもんらしいですが、
想像していた以上に、奇妙なひとり遊びだったので、母は何となく落胆しました
「今日は誰と遊んだの?」と聞いても、返答がないわけだ。
だって、あれじゃ誰も入り込めませんもの。

そんなわが子の幼稚園。
今日は台風のためお休みです。
お弁当を作り終えていた母は、ちょっぴり複雑な気分ですが、
わが子は…ニンマリと嬉しそうに自宅待機しています。


      台風、あまり被害を出さずに過ぎ去りますように。
           皆さまお気を付けてお過ごしください。



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はけたよ はけたよ

2011-09-20 07:43:30 | 3歳で読んだ絵本

「はけたよはけたよ」
作:神沢利子
絵:西巻茅子
発行所:偕成社
初版発行:1970年12月


神沢利子サンのとっても、こども目線なとっても優しいお話です


たつくんは、片足上げるとふらふらしてしまい、ひとりでパンツが履けません。
なんべんやっても倒れてしまうので    「えい、パンツなんてはかないや。」
たつくんはパンツを履かず、外へ飛び出します。

わんわん にゃーお 犬が来て、ねこが来て、 ちゅうちゅう ねずみも来て、
んもうー ひひん  牛が来て、馬が来て、
たつくんのお尻を見て笑うのです。
「しっぽのないお尻。つるつるのお尻。あはははは。」と。

たつくんはどんどん逃げ出して、田んぼに来ると、田んぼにはサギが。
サギが1本足で立つのを見て、たつくんは真似をします。
だけどやっぱりしりもちをついてしまうのです。

おしりが泥だらけになった、たつくん。家へ帰ります。
お母さんにお風呂場でお尻を洗ってもらって、ちゃんとパンツを履くように言われます。

「またパンツか。」たつくんは、片足上げて、またどでん!尻もちです。
そして、尻もちをついたまま履けないかと、やってみたら……
あらら、履けちゃった!! ズボンだって履けちゃった!!

自分で履けたのが嬉しくて嬉しくて、動物たちに見せに行くところは、こどもらしくてかわいいです。
こどもって、何かできると、「みて、みて!」と、誇らしげな時がありますよね。
こどもの気持ちに沿ったお話なので、読み聞かせるのにとてもよかったです♪


わが子もいつの間にか、自分で着替えができるようになりました。
(しかし、何が何でも自分でやるので、時間のない時は厄介です)
何となく前とか、後ろとか気にするようになっているし。
こどもの成長ってば、素晴らしい&早い
そんなわが子、最近は一丁前にパンツまで選ぶから笑えます
4層になっているトレーニングパンツ。

大好きなカーズ柄なら良かろう、と履かせると、いつの間にか履き換えているんです。
どうやら、モコモコしていて嫌なんだそうで。
夜は平然と紙パンツを履くくせに、分厚いパンツは嫌だという。
何とも難しいもんです

履きかえるのは構いませんが、一度履いたパンツをタンスにこっそり忍ばせたり、床にポッカリ脱ぎ捨てるのは、勘弁であります。


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だんごむし そらをとぶ

2011-09-18 09:15:20 | 3歳で読んだ絵本

「だんごむしそらをとぶ」
作:松岡達英
発行所:小学館
初版発行:2000年7月


以前読んだ『だんごむし うみへいく』と同じシリーズです。


ぼく だんごむし。
毎日地面の枯れ葉ばかり食べているから、空を眺めて思うのです。
ぼくも空を飛びたいなって…。

たんぽぽの綿毛で飛ぼうと思ったけれども、上手くいきません。
そんな時に、羽がひらひらと舞い降りてきます。
その羽根は、クモに食べられれてしまったトンボさんの物。
だんごむしは、その羽根を使って“そらとぶマシン”を作るのです。

体を鍛えて、羽根を付けて、がんばって、がんばって…。

ついに空を飛べるようになった、だんごむし。
ずいぶん遠くまで飛んで行きます。

旅の途中では、蝶に仲間入りして、念願の花の蜜や花粉を食べたりできました。
でも、いいことばかりではないのです。
悪天候に見舞われたり、鳥に襲われたり、そしてついには    

とても恐ろしい思いをした、だんごむし。
最後は…

  『やっぱり ぼくは じめんのうえが いいな。 うん そうさ。』


やっぱり何度見ても、絵が魅力的
内容は、自然界そのもののような残酷な部分もあります。
小さい子にはちょっぴり怖く感じることもあるようですが、
絵本を通じてそういう自然のことを学べるというのは、このお話の魅力だと思います


何となく夏の終わりが見えてきた、今日この頃。
夏の思い出と言わんばかりに、わが家に残ったあるもの。
わが子が何かにとりつかれたかのように集めたモノ
  ↓↓ 
若干、気持ちが悪いので、小さい画像です。ご注意を!
  ↓↓
 【セミの抜け殻∞】

夏前までは、だんごむしに夢中だったのですが、夏場はこればかり
(ちなみにセミ本体には、あまり興味を示さず)
どこに行っても、土産がてらお持ち帰りをしていました。
時にはバケツ持参で

これ…どうするんだろう。。。

そんな疑問を持ちつつ、風でどっか飛んで行ってしまうまで、放置してしまいそうです(笑)

夏も終わったら、今度はだんごむし復活でしょうか。
冬がやってくるまで、わが子の“虫遊び”は続きます


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あいうえおっとせい

2011-09-16 11:04:56 | 3歳で読んだ絵本

「あいうえおっとせい」
作:谷川俊太郎
絵:白根美代子
発行所:さ・え・ら書房
初版発行:1978年12月


谷川俊太郎さんの絵本です。
あいうえおを覚えた子はもちろん、字が読めない子でも、言葉の響きを存分に楽しめる作品だと思います。


   あさ 
   いすの 
   うえで
   えらそうに
   おっとせい

こんな文章が続きます。

   かんがるーの
   きって
   くれた
   けむくじゃらの
   こぐま

そう、頭の1文字をとると、「あいうえお」「かきくけこ」……と、なるのです。
こういう文章を『アクロスティック』。日本語だと『折句(wikipedia)』と呼ぶそうです。

ではこれは?  
   よっぱらって
   よっぴて
   こっぷ
     ぺろぺろ
   すっぽん

ただ読むだけではなく、絵を見ながら、わが子と一緒に声に出して読んだり。
そんな楽しみ方もできるようになったんだなぁ……←成長を目にしたからか、妙に幸せに感じている


ちょっと前になりますが、お風呂にこんなものを買ってみました。
   『おふろシール ひらがなおぼえちゃおう!』
湯船に入った時にでも、遊びがてら覚えられればなぁ、なんて思って。

しかし、これ、困ったことが2つ。

こまったこと、その1.
  お湯を掛けると、黒で塗り潰されたところ(こんな感じ→●●●●)に、文字が浮かび上がります。
  一瞬文字が現れますが、一瞬でまた●●●●状態に戻ります
  なので、わが子が「そ…う…じ…き…」とか読んでいる間に消えます。
  母、読み終えるまで、お湯を掛け続けねばならないのです。

困ったこと、その2.
  お風呂の間ずっと大声で読みあげますアイウエオカキクケコサシスセソ…
  簡単にシャワーで済ませた時でさえ、この表をひとしきり読みます。
  母は「これは?」と問題を出しつつ、終了をただただ待つしかないのです。

最近、大人に褒められたいと思うと「アイウエオカキクケコサシスセソ…」と早口言葉のように、50音を唱えるわが子
得意げなんです。
それを聞いた大人、彼のやる気を維持し続けるために、褒め続けなければなりませんオミゴトッ!!


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もっちゃう もっちゃう もう もっちゃう

2011-09-15 08:15:00 | 3歳で読んだ絵本

「もっちゃうもっちゃうもうもっちゃう」
作:土屋富士夫
発行所:徳間書店
初版発行:2001年1月


3歳児にはちょっぴり分からないかもしれないけど、大人ならちょっと分かってしまう、そんなお話


ひでくんは、おしっこがしたくて、そわそわ もぞもぞ。
デパートに飛び込んでトイレに向かったけど、トイレは工事中。
3階にあるトイレに行こうとエレベーターに乗り込んだけど、そのエレベーターは屋上行き。

「もっちゃう もっちゃう、もう もっちゃう」
ひでくんが屋上から急いで階段を下りてくると、キリンさんに出会います。
キリンさんは、ひでくんの話を聞き、トイレに案内してくれますが……
そのトイレはキリンさんには調度いいけど、ひでくんには高すぎて届かない。

「もっちゃう もっちゃう、もう もっちゃう」
今度はこうもりさんに会います。
こうもりさんが案内してくれたトイレは……こうもりさんにはぴったりな、逆さまの便器!!

「もっちゃう もっちゃう、もう もっちゃう」
ちょっと怪しい者たちに会ったりましますが、目指すは3階のトイレ。
やっとトイレに辿り着いても、そのトイレが迷路になっていたり。

その途端に目が覚めますが、目が覚めてもやっぱり「もっちゃう もっちゃう、もう もっちゃう」
おうちのトイレを目指します!
だけど妹がやってきて、お兄ちゃんは2階に行って!と先を越されてしまいます。
どうにか階段を上ったところのトイレへ。

あ~すっきり!!
      ……では終わりません

最後の最後まで、びっくりするような展開が続きます。
なんとも言えない苦々しさ。 何となく覚えがあるような、ないような…(笑)


わが子のおトイレ事情のお話。
日中は、布パンツで過ごしています。何かに夢中になったり、夕方疲れがピークに達すると…
漏らします
夜間は念のため紙パンツ着用です。
だけど、夜やお昼寝中の失敗はほとんどないんですけどね。

先日、ついに紙パンツの在庫が終了。
今までありがとう~さよなら紙パンツ
…って思いました、思っていたんですけど、たまたまスーパーに行ったら紙パンツの特売

悩んだけど、やっぱり買うことに。

その晩も今までと変わらず、紙パンツで就寝したわが子
夜中の3時過ぎでしょうか、突然「おしっこもらしちゃった~」と号泣
ええ、漏らしたと言っても、優秀な吸収ポリマーたちがちゃんと働いてくれているので、何ら問題はないのです。

それにしても      危ない、危ない!!
オムツの在庫終了に惑わされて、危うく大惨事になるところでした。
勇気のない母の一存で、わが子の本当の脱紙パンツはもうちょっと先になりそうです


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