「わりとけっこう」
作:中川ひろたか
絵:長 新太
発行所:絵本館
初版発行:1997年8月
中川ひろたかさん×長 新太さんの絵本です
1冊の本ですが、「わりとすいか」「けっこうにわとり」という2つのお話からできています。
「わりとすいか」
ねことスイカのお話。
わりとスイカって大きいんだよね、わりとスイカって重いんだよね…etc.
言わずとも分かりきったことを平然と“わりと○○なんだよね”というフレーズで語っています。
そう、ただそれだけ。
それだけなのに、なんだか面白い。
「けっこうにわとり」
ニワトリの生態(?)について描かれています。
けっこうにわとりってすごい顔してるんだよね、けっこうにわとりってきれい好きなんだよね…etc.
けっこうにわとりって、けっこうって鳴くんだよね、という微妙なダジャレで締められています。
中川さんの簡単だけど、ついつい笑いがこみ上げてしまうような文章と、
長さんのちょっぴり脱力系な絵が、これまたいいんです。
わが子、最初に読んだ時は、全ページ大爆笑でした
こんなに笑うんだ…って思うほどケタケタ笑っていました。
何がおかしいのでしょうか…って、よく分からないあたりが、また笑いを誘うんですけどね。
言葉や言い回しってどうやって覚えていくのでしょう。
わが子は口が達者なので、時折びっくりするようなしゃべり方をする時があるんです。
絵本の影響も大きいのか、こどもの能力なのか、どんどんと言葉を吸収しています
先日、お友達の家でみんなで水遊び
それなりにズボンが濡れていたけど、お友達の家の車に乗せてもらって帰宅しました。
(徒歩でも3分くらいなのに、みんな車に乗りたいとか言い出したので)
帰宅後、ぶつぶつと独り言を言い始めるわが子…ア~ダイジョウブカナァ…デモ、シカタナイ…
妙に大人びた口調で、偉そうに何かを言っているんです。
何を言っているのだかわからないので、本人に確認すると、
「申し訳ないことに、ぬれたズボンのまま乗せてもらったんだよね。本当、申し訳ない。」
だそうだ
申し訳ない
本当に申し訳ないと思うならば、偉そうに物事語る前にズボンと靴下を脱いで、お風呂に直行してください
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