BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

砂 金

2011年10月05日 | 古本
 ①「活字のサーカス」 著者 椎名 誠  岩波新書 定価480円
  ( 1987年12月18日 第7刷発行 )
 なんとシーナ本が岩波新書で在った。あまりの収穫の無さに新書棚に目を移すと、
1冊あったのだ。シーナ本はもう砂の中から、金を一粒探すようなことでしかみつ
からない。古本屋さんにあらん限りのシーナ本は読みつくしたのだ。
 ②「パラレル」 著者 長嶋 有  文藝春秋 定価1429円+税
  ( 2004年6月30日 第1刷発行 )
 結婚前の男女の有象無象小説は世にあまたあるけど、長嶋さんはリコン相談中か、
リコン後のソコハカナイ男の心情を描く。そこがまたリアルでいいのだ。
 ③「大学助教授の不完全犯罪」 著者 松田 美智子  恒友出版 
  ( 定価1360円+税  1994年9月21日 初版第1刷発行 )
 そういえばこんな事件があったと思い出したが、それを松田さんがどう書いたのか
が読みたかった。ただ文中の端々に「ワタシはアンカー」という感じがバレバレ。
こういう仕事を自分の名前にして嬉しいのだろうか。 

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