BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

正午さん

2017年09月21日 | その他
うかつにも、正午さんの顔を今回の受賞で初めて見て知った。今まで読んだ本のどこにも
著者近影など載って無かった気がする。今回の写真もいつもの近所のコンビニに買い物に
行って来るので白のシャツに着替えたというくらいな感じだから、正午さんらしいのだ。
多分あのくらいな格好で、散歩や夜の徘徊をしているのだろう。中央の文壇や佐世保の
エラ様にあう必要もなく、また今回の授賞式を欠席したのもスーツやネクタイ、靴など
適当なのが無いからだった気がする。それにいまごろ「直木賞」かいという自負も在った
のだろう。ほぼ古本屋さんにあらん限りの、また時に新刊で「永遠の1/2」から30年
以上読んできたファンのアタシの余計な心配事が1つ消えたことになる。めでたしめでた
しだ。ただ正午さんも書いているように、世間の評価など馬耳東風で何にも関係がないと。
年1冊平均、面白い小説を書いてくれれば、アタシもそれでいい。そして時にはエッセィ
も読ませて下さい。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

メディアリテラシー

2017年09月18日 | その他
以前にも書いたが森達也さんを知ったのは「下山事件」からだった。それ以来古本屋さんにある限り、
またどうしても無いかあるいは早く読みたいときは新刊にも手を出した。これほど多岐にわたって各
分野を調べ、関心を持ち、ドキュメンタリー映画を撮る作家を他に知らない。
今回の道新新聞記事、前クローズアップ現代のキャスター国谷裕子さんとの対談は、必ずしもお互い
の意見が同意していても、方向が違うのではと思う所も多々あるが、それは育ちが違うところからの
位相だろう。それが悪いということではなく主観や必ずしも真実は一つでは収まらないないのだとい
う確認だ。メディアに関わる人、もし関わりがなくてもみんな森達也を読んだり見たりするべきだろう。

溜まっている新聞をまとめてじっくり読める楽しみは、つまらない番組欄や死亡記事、スポーツ結果
などをを飛ばし読みできるからだ。もちろん、何が良くてつまらないかは、すべて自分の主観だが。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

許せない!

2017年09月17日 | その他
新聞は札幌に戻った時まとめて読んでいる。ここでもとりたいが月4千円程度にしてもそんな余裕はない。
まとめて集中して読むのもいいもんだ。番組欄など見る必要もなく、またスポーツなども薄々結果は知って
いるから読まなくていい。もともとスポーツにはアタシは冷淡だ。たかだかスポーツで名を成したとて、
偉そうに人生訓などを垂れられるは真っ平ごめんだ。またそんなのをメディアが持ち上げるのだから、なに
をか言わんやだ。「お・も・て・な・し」などと言って20年のオリンピック東京招致が決まってバカ騒ぎ
したアスリートや、東京には金があると演説した猪瀬直樹などには、テメエ達で金出して遊べと言いたい。
東京にそのための工事がごまんと発生したが、資材や建設人件費が高騰した。東日本大震災の復興やその後
の九州、北海道の台風被害は相当なもので、スポーツ遊びしたいなら、その金や資源をそちらへまわせと言
いたい。だいたい福島がアンダーコントロールされているなどは大ウソで、そう言った安倍の支持率がいま
だに50パーセントもあることも驚く。全くオメデタイ国だぜ日本は。今からでもオリンピックは辞退でき
ないものか。小池さんがもしそこまでやるなら支持もするがね。

そしてだ、日ハムの新球場計画も札幌市と北広島市を両天秤にかけて、いい条件を引き出そうとしているだ
けだ。これって今のドームに難癖をつけて強欲に利益を得たいというだけの話だ。たしかに人工芝や客席の
傾斜が大きすぎる問題があるにせよ、この人工密度で2つのドーム球場が両立できるのか。そして半年雪に
埋まるボールパーク構想ってなんだ。また北大の実験農場をつぶしてどうする。勉強する空間をつぶすなど、
とんでもないとなぜ大学や学生達は反対運動に立ち上がらないのか。(反対のタテ看板くらいはあると期待
するが)新BP構想は夢があっていいんじゃないなどとのんきにいっているひと、札幌ドームが赤字などに
なれば、その負担は地域の住民にツケがまわる。まったくお目出度いぜ!札幌市民は。

まだある。新幹線だ。ほとんどの〔長いトンネルを抜けると札幌だった〕なんてシャレにもならない。この
ままの計画で札幌まで開通するころには、JRの今の13路線は半分になり、駅も当然ほとんど無人化や廃
駅となる。しかもだ、開通したとてその新幹線は赤字計算だと。ならなぜそんなものを作ってしまうのか。
その赤字の為にローカルの線路は廃止になって、困るのは北海道の地域に住む人々だ。なぜそんなことが
許されるのかJRにも政治家の先生たちに聞きたい。まったくクレイジーだぜ、それを許す道民は。

この際だから言いたい。あんな原発など稼働させても金がかかるだけで、原発は安くて安全なエネルギー
などとほ吹ざいた電力会社、行政、政治家ども、それに関係科学者、いったい何を考えているのさ!!!
全国の原発を止めても電力など足りていたではないか。他の自然エネルギーにたいする研究や開発に何故
向かわないのか。そこには巨大な利権構造があるだけだ。まったく終わっているぜ、この国は。

道新8月20日、藻谷 浩介さんがその辺のことを書いているが、同意見だ。こういう記事をみつけると
彼に北海道知事になってほしいと思う。いや日本の総理大臣でもいい。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

コメント管理欄

2017年09月11日 | その他
1年か2年ぶりだろうか、何気に「コメント管理」欄をクリックすると何人かの方からコメントが
載っている。ここはほとんど投稿が無いのでアタシも見ることがなかった。すると知り合いや未知
方からのコメントが来ており、ビックリした次第です。せっかくコメントを頂いていたのに無視する
事になっておりました。まことに申し訳ありません。今後は時にチェックすることにします。

とりわけ上埜さんには何かとお気遣いいただき恐縮します。あの頃はきっとスティーンベックの事で
頭を痛めていたときでしょうか。その後は東京にメカ中心部だけメンテに出し、いまは無事に働いて
くれています。ただそのメンテ代が高くて頭を痛める事になりましたが、無事に仕事は成立しており
ますのでご安心を。もう入金もありましたから完了です(笑)

檜山修さんもコメント頂いておりましたね。私も檜山さんのことは覚えております。カラオケ撮影の
ときも写真をさかんに撮っていたような記憶があります。そしていまは写真家としてのご活躍ぶりは
HPで見せていただきました。
それであの時の中坪健さんのレーザディスクがここに来てから整理していた時に発見しました。もし
必要でしたらDVDにコピーして送りましょうか?
あの時代からのお互いの人生にはきっと沢山の紆余曲折があったことでしょう。私にしてもここ博物館
オヤジをしているのですから(笑)これからのご健勝を祈ります。
もしよければ、メールをください。あの欄を常に見ているワケではありませんので。

コメント頂いていた皆さん悪しからず、またのコメントお待ちします。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

読みノルマ

2017年09月07日 | 古本
先週の休みの帰間、ちょいと時間ができたのでいつものBOOK OFF宮の沢店へ。久し振りだったのでカゴを持ち、
面白そうなのを入れた。10冊で5千円より端数が出たがそこはポイント利用。ゆえに1冊500円平均。
定価で計算すると税込み15,334円だったから、まあいいだろう。
まだ2冊半しか読んでないが、一応リスト出しておきます。

1、「三の隣は五号室」長嶋 有 ※こんどは3と5が入っている。
2、「誰も書けなかった石原慎太郎」佐野 眞一 ※慎太郎には興味はないが、佐野さんだったので。
3、「女たちのサバイバル作戦」 上野 千鶴子 ※むかし〔スカートの下の劇場〕を読んでブッ飛んだ。
4、「遺 言」田中 森一 ※亡くなったのでもう無いと思っていたらこれが在った。
5、「遺 体」石井 光太 ※東日本大震災時の遺体安置所をめぐる極限状態。どんなだったのか。
6、「もう戦争がはじまっている」 辺見 庸 ※辺見さんも満身創痍だが生きて書いていることがすごい。
7、「全裸監督」本橋 信宏 ※西村とおる伝とあるのだから面白いはず。
8、「官僚を国民のために働かせる法」古賀 茂明 ※この方が働いててくれたら日本はもっといい国に。
   なぜ政府が彼の力を借りないのかが分からん。
9、「船を編む」三浦しをん ※辞書の編集部は血反吐の時間と労力が必要らしい。
10、「日本が融けてゆく」古賀 茂明・須田 慎一郎 ※意外な組み合わせだが改革派官僚ヤクザと
   経済情報ヤクザの対談(笑)

さてこれを少なくとも10月までには読まないと。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

草刈り多美横

2017年08月25日 | その他
昼休み休憩中、なにやら下で小型エンジン音がする。それが段々近づいてくる。
二階からよく見るとエンジン草刈り仕様、完全防備した棟梁の姿だった。
館ヨコの草ぼうぼうは気になっていたが、カマを使った手作業ではどうにもならない。
見かねた棟梁の自発的行為である。こういう作業の機械はみな持っている。
下に降りて行った時にはもう終わりかけの、早業だった。ありがたやありがたや。
こうして同級生ダチに助けられている今日このごろです。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

無 念

2017年08月23日 | 古本
ハチャメチャに面白い高野さんと、命をほぼ顧みない角幡さんという探検家対談本を古本で見つけた。
この2人の対談なのだから、面白くないワケがない。(ほぼ二人の本は古本で全冊読んでいるので
古本屋さん待ちといういう事はあるが)特に角幡さんは芦別市のスーパーマーケット経営の息子さんだ。
(ただそのスーパーはもう閉じたという。)スーパ息子であることは前から知っていたのでいつか機会が
あればそのスーパに行ってみたいと思っていたアタシは作家ミーハーなのです。
ただ少し懸念がある。二人とも無事結婚してしまった。ねむる場所の地図を手にしたとき、危ない探検は
今後どうなるのか。アタシは無責任にもその危なさに拍手をしていたが、二人の今後の筆致を見守りたい。
 「地図のない場所で眠りたい」 著者 高野 秀行 × 角幡 唯介  講談社 定価1500円+税
  ( 2014年4月24日 第1刷発行 )

どうもタイトルで目くらましをする長嶋 有さん、タイトルだけでは何とも想像しがたい小説を書く。
「僕は落ち着きがない」も最後までタイトルが謎だった。読み切ると、なんだこれだったのかが分かる
仕掛けだ。「エロマンガ島の三人」とか、「ジャージの二人」「ジャージの三人」とか、ええい何人でも
ええいゃないけ!とアタシは気を短くする。長嶋 有の「読む、映画」ということで、観なかったというワケ
ではないのだ。彼も登別出身(室蘭という説もある)猛スピードで走る母上が時々出てくるのはご愛敬か。
 「観なかった映画」 著者 長嶋 有  文藝春秋 定価1750円+税
  ( 2017年3月30日 第1刷発行 )

児玉 隆也さんのも数冊あるが、なんしろ古本としてはあまり出回っていない。覚えていたのは
「ガン病棟の九十九日」と「淋しき越山会の女王」が在って、ほかは思い出せない。
それにしても彼がまだ生きていたら、立花 隆さんなみの活躍をしたに違いない。
ルポライターを最初に名のったのは〔竹中 労〕さんだったと記憶するが、その二代目にもなれたひとだ。
この本を書いた坂上 遼さんも探訪記者を名のる。彼の活躍も期待したい。
 「無念は力」‐伝説のルポライター児玉隆也の38年― 著者 坂上 遼  情報センター出版社
  ( 定価1700円+税 2003年11月30日 第1刷 ) 
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ご 当 地

2017年08月13日 | その他
当博物館の2階がアタシの住居だ。して建物の横は空き地になっており半分が草ぼうぼうで
もう半分には砕石が敷かれている。これだけ広い土地があるのだが一向に何か建物がという
ような様子がない。これが都会なら15階くらいなビルかマンションがあっという間に建つ
だろう。ただここは駅前通りで駅からあるいて2分15秒、ゆえに路線価価格が変に高いだ
ろう。そこに建物を建てて何かの商売などと考えても、まずは採算が合わない。まして住宅
など建てるなら道1本隔てたところにいくらでも安い空き地が点在している。人口減少や過
疎地というのは悪循環スパイラルだ。

しかしてこの空き地は猫たちの絶好の遊び場となっている。近所に猫好きのオッサンがいて
放し飼いをしているのだ。小さな平屋の家前を通ると玄関に猫通用口が付いており、いつでも
フリーパスだ。しつけや管理などは何もされていなく、餓死にならない程度にエサは与えて
いるようだ。それが10匹以上はいるのだから、十分とはいえず、近所をひたすら喰い求め
てうろつく。通りの横断も空腹の為か堂々のよろよろ歩きで、車両が徐行することを知って
いる。そうしたところで今どき猫が食えるものなど落ちているはずもなく、鮮魚店が入って
いるスーパーも用心は怠らない。ゴミステーションは鉄の網でしっかり囲われている。
以前細い草の葉を食べているのを見たとき、猫は草だってたべることをアタシは知った。
この飼われている野良猫君たちの様子をあたしは飽きもせず2階から見ていることがある。
ジャレあったりお互いを毛繕いしたり、そして前足でほんの少しの穴を掘り、そこにお尻を
充てる。そして穴を埋めるマナーも無く、平然とヨタ歩きしてそこを立ち去るのだ。
あの猫オジサン家の中は想像するだに恐ろしいかとです。ヒロシです。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ヒロシです。

2017年08月12日 | 古本
もちろん古本屋さんで3冊目の〔ヒロシです。〕を見つけたので買ってしまったとです。
どうもそれ以来彼の口調が移ってしまいなんにでも〔と〕をつけるとです。自虐のネタ
パワーは落ちたが、いつまでもあのスタイルで行ってほしかとです。ヒロシです。(笑)
 「ひろしです。」 著者 ヒロシ  東邦出版 定価1200円+税
  ( 2011年7月6日 初版第3刷発行 )

某大手広告代理店の広告戦略十訓は次のようだ。これは広告マン鬼十則とは別物だとです。
①もっと使わせろ。②捨てさせろ。③ムダ使いさせろ。④季節を忘れさせろ。⑤贈りもの
にさせろ。⑥コンビナートで使わせろ⑦キッカケを投じろ。⑧流行遅れにさせろ。
⑨気安く買わせろ。⑩混乱をつくりだせ。TV広告の大半はこれの洪水だとです。
アタシもこの片棒を少しは担いでいたとです。ヒロシです。
 「日本のゴミ」 著者 佐野 眞一  ちくま文庫 定価900円+税
  ( 2002年5月10日 第4刷発行 )

さすがに大下さんは期(機かな)を見るに敏。亡くなった「高橋 まつり」さんをダシに
ちゃっかり過去に書いた「小説 電通」を載せ、厚くして売り出したとです。
第1章が今の電通もろもろ、第2章が過去の小説。それがページの3分の2を占める。
ともかく世の大半のスポーツイベントにもくだらない広告イベントを織り込む。して
ゼニ儲けをたくらむとです。そのウラがミエミエでヒロシはちっとも面白くなかとです。
 「電通の深層」 著者 大下 英治  イースト・プレス 定価1600円+税
  ( 2017年3月24日 初版第1刷発行 )

インパラをまた買ってしまったとです。美本で108円だったので買ったとです。
当館の本棚には一向に減らないこの本が4冊くらいあるとです。
若い元気な女性が来たら差し上げようとしているのだが、一向に現れんとです(笑)
 「インパラの朝」 著者 中村 安希  集英社 定価1500円+税
  ( 2009年11月18日 第1刷発行 )

いつか出るだろうと思っていたら、本当に出たとです。コンビニの遥かな日常。
そこにだって文学や哲学があるとです。
現在もコンビニで働いていると作者は言っていたが、果たしていまはどうか。
どうせなら定年までコンビニバイトを続けたらいい。コンビニに定年があるかは
知らないが。読後感は悪くないとです。ヒロシです。
 「コンビニ人間」 著者 村田 沙耶香  文藝春秋 定価1300円+税
  ( 2016年8月20日 第5刷発行 )

キミちゃんは自分の呑兵衛とぐうたらさが売りだが、もういいかげん飽きたとです。
飽きたけど、出たら買って読んでしまうとです。もちろん古本屋さんで安くなって
からとです、ヒロシです。
 「ぐうたら旅日記」 著者 北大路 公子  寿郎社 定価1300円+税
  ( 2012年12月18日 初版第1刷 )

だれから貰ったかどうしても思い出せない本。気が付いたら読み終わっていたとです。
酒場でのバカバナシをしゃれたタイトルにしたととみた。ヒロシも若かりしときこんな
ことはあったがいまはもうカラダがいう事を効かない。知っている名前が沢山載っている
この本の呑兵衛たちの、飲みバカちからに拍手を贈るとです。ヒロシです。
 「サカバナ」 著者 22人  中西出版 定価633円+税
  ( 2017年6月2日 発行 )



コメント
この記事をはてなブックマークに追加

遅すぎる

2017年07月26日 | 古本
佐藤 正午さんの直木賞は遅すぎる。1984年の「永遠の1/2」から年1冊くらいなペースだが確実に面白い本
を書き続けているのだ。1980年代に書いたものを芥川賞でもいいし、90年代前期に書いたのを直木賞でもいい。
最初のすばる文学新人賞を1/2で採ってから、賞らしいニュースは聞かなかった。それは長崎県の佐世保で地味に
一人暮らしをしながら書き続けている作家への、中央文壇選考委員のマヌケぶりを物語るものだ。
ともかくほぼ全冊を揃え読んでいる正午ファンのアタシには、初候補1本で仕留めたんだからまあいいとするか。
真面目に古本列伝を追及するアタシは、もう少しの我慢で手に入れようぞ! 新刊を買って読んだ方、早くして
下さい(笑) 写真は多分ここにある「佐藤 正午」本のほんの1/2か。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加