とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

「神(じん)道柿(どうがき)」の発祥地で「柿八講祭」

2013年11月04日 | 日記
11月4日能登町神道の日吉神社で「柿八講祭り」がありましたので行ってきました。

11月1.2.3日は、例年文化祭の準備、会場案内、片付けとスケジュールが組まれております。今年は1日目(2日)は天候に恵まれたものの2日目(3日)、午後から天候が崩れ片付けが大変でした。

文化祭も終わり今日4日はゆっくり休養のつもりが、「柿八講祭り」があることを思いだし、友人と行ってきました。

お祭りの由来は

 天保年間に在住の「四郎左ェ門」(石渕家)が京見物に行き、帰途、土産にと柿の苗を数本持ち帰った。やがて神道地区をはじめ瑞穂地区全体に広がり特産物となった。折りも折り、たまたま奥能登視察の前田公がこれを食し「小粒なれど美味である」賞賛したことから神道柿は一躍有名となる。今日では祭礼そのものは収穫祭として存続している。
 地区名産の神道柿を各氏子が渋抜きをし、祭礼当日、各々重箱にいれて拝殿の三宝に供える。祭礼後、当人衆がこれを氏子中に撒き、氏子はこれを重箱に入れて持ち帰る。各家庭の味を賞味しながら秋の収穫に感謝する。


本日の主役、三宝に積まれた柿は氏子さん達が持参したもの


お祓いを受けてから、神事は素朴な形で進められる


平日なので氏子の中には女衆多い


氏子代表から順次玉串奉奠


三宝の柿はまかれる


拾った柿を重箱に入れ持ち帰る


神事が滞りなく終わり、宮司さんのお祭りの由来説明

時間にして30分足らずの神事、それも主役が「柿」。しかし、地区の特産を支えてきた柿。前田公も食したと言われる柿。地区の名前を取り「神道柿」。

収穫に感謝する素朴なお祭りでした。氏子さんの方が「これが 神道柿やがいねぇ」と1個ポケットに入れてくれました。甘い柿でした。

11月もお祭りは少ないけれど、7日には「いどり祭」があります。






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