とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

5合のご飯をペロリと・・・輪島市久手川で「もっそう祭り」

2017年02月16日 | 日記
16日早朝、江戸時代に加賀藩の厳しい年貢の取り立てに苦しんだ農民が役人の目を盗んで隠し田をつくり、年に一度お椀に山盛りのご飯をお腹一杯食べたことがお祭りの始まりとされる「もっそう祭り」があり、とし坊は午前3時起床。輪島市久手川地区の坂本さん宅へ行ってきました。


5時少し前、坂本さん宅のお座敷ではおよばれする方々の御膳の準備が整っておりました。




5時、まだ真っ暗です。坂本さんが息子さんと久出川地区の入り口にある地蔵様に御膳を運び、昨年の感謝と今年の豊作をお願いしました。






当番の皆さんが、もっそう飯を盛り付け地区の方々を待つ。4時前から大きな釜に5升のお米を炊きあげました。
お椀に盛り付けられたご飯は、お米の量は一人5合のご飯です。盛り付けられたご飯、直径13cm、おわんを含めた高さ約20cm。

地区には16戸数あり、3班に分かれて当番に当たり、当番は接待役で御膳に着かれる方は当番以外の方です。




朝、6時前皆さん重箱持参で・・・・?(残ったご飯を持ち帰るため)集まってくる。


御膳は大根・ニンジンの和え物、ワラビ、ゴボウの漬け物、つみれ汁でいただく。
最近では高齢化も進み、完食される方も少なくなり、今年も「完食する方が居ないのでは・・・・?」と話し合っておりましたが・・・・。




ひょっとするとこの方が・・・・・?と 報道陣も帰る気配なし。

他の方はお重に残ったご飯を詰め持ち帰る支度を始めましたが・・・・・・。


「完食!」  とし坊もこのお祭りを撮り始めてから初めて見ました。喜三さん、見事に5合のご飯をたいらげました。でも、かなり苦しそうでしたが。


7時少し前に皆さん食べ残したご飯を家族へのお土産に帰宅。御膳の上は食べ残しなしでした。年貢の取り立て にあえいた先人の苦労を偲びながら、輪島塗のお椀に山盛りになったご飯をみんなで食べました。


坂本さん宅を出て地蔵様のお堂へ。少し明るくなり、帰路に。


うっすらと夜が明け、三井・茅葺き庵あたりで空に残月が。


茅葺き庵前の温度標識は-4℃でした。

12日「万歳楽土」をお届けする予定でしたが、とし坊は腰の痛みを感じ、大事をとりお休みしました。ブログで訪問された方にはお詫び申し上げます。












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奥能登で「あえのこと」=田の神様、春になり田に帰る

2017年02月10日 | 日記
2月9日、田の神様を昨年自宅に迎え入れ冬をみんなで過ごして貰ったが春になったので田にお帰りいただく「神送り」の農耕儀礼が奥能登地方にあり、見てきました。

柳田植物公園・合鹿庵では中さんが田の神のおもてなしをされた。この日は町内の可愛い保育園児も見学に訪れ、中さんのお話をしっかり聞きながらお料理や、中さんの所作などに見入っておりました。


合鹿庵でのお料理


お神様にお茶を差し上げてから、「お風呂の準備が整いましたので・・・・・」とお風呂に案内


お風呂から上がり、座につくと、「どうぞゆっくりと召し上がってください」と甘酒などを勧め、準備した料理の説明をされます




程なく、「それでは、田の神様お送りいたします。今年も豊作になりますように・・・」と田の神様を玄関に送り出しました。

その後、国重地区の吉村さん宅へ




吉村さん宅では、いろりの前で暖とり休んでおられました。


吉村さんたくでも、「お風呂の準備が整いましたので・・・・・」とお風呂に案内


尾頭付きの大きなハチメ、神様好物の甘酒などでもてなし



まだ雪が残っている田にお送りし、「精魂込めて田作りに頑張りますので、どうぞご加護を・・・」とお願いし田の神様をお送りしました。



国重から少し海よりにある山口地区でも、集落で「田の神祭りが」あり、連絡を戴いていたので行きました。

山口地区では田には雪が無く、田に送り出す時の 松が準備されておりました。


床の間に休んでおりました「田の神さま」に「いろり端で 暖を・・・・」と招き、案内。



地域の方も一緒に。この後お風呂へ案内し料理が準備される


料理の説明や、好物の甘酒などでおもてなし。



地域の方も感謝のお礼をと今年の豊作をお願いする



その後、薄暗くなった田に地区の方々皆お送りに



今年も豊作を・・・・とお願いし。田の神のお見送りをしました。



集会場に帰り、皆さんは直会。とし坊は大きな「おはぎ」と甘酒をいただいて家路につきました この日、穴水町、能登町、輪島市、珠洲市など奥能登の各地で農耕儀礼「あえのこと」が行われましたが、

とし坊は3カ所しか見ることができませんでした. 次回は、「ぞんべら祭り」の関連した農耕神事「万歳楽土」(まんざいろくと)を見に行く予定です。  

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能登は春祭りのスタート、「ぞんべら祭り」輪島・鬼屋神明神社で

2017年02月06日 | 日記
6日、田遊び神事「ぞんべら祭り」(県指定無形民俗文化財)が輪島市門前町の鬼屋神明神社でありましたので見てきました。

祭りは、「田遊び」で、神社拝殿内を田に見立てて、模擬的に農作業を演じ、豊作を祈る祭りです。
祭主1人、牛の鼻取り1人、早乙女4~6名によって行われます。早乙女は、絣の着物に手甲、頬被りといった姿で愛らしいが、このところ、早乙女役の子どもがいなく大人が早乙女をつとめています。


祭壇には、鏡餅に棒を刺したのが鍬になります。祭主の中田さんが読む「農之次第」の巻物、苗に見立てる「まつば」が供えられる。




祭主・中田さん、他牛の鼻取り役、早乙女さんが勢揃い。


春の例祭が終わり、祭主中田さんがお祓いを受ける。




宮ほめ 年ほめ 糸つむぎ と所作が進み 山着作りのために糸つむぎをする餅鍬をまわす所作がある。 
餅鍬を振り上げながら詞章を唱え、あら起しをする。畦ぬりは  前列の参拝者を畦に見立てて、詞章を唱えながら餅鍬で畦ぬりをする。


苗代作りと種まきは祭主が歌を歌いながら太鼓を打つ。早乙女はそれに合わせて、枝で床を打つ


休憩の場面、鼻取り役がお膳に椀を二つのせて祭主に差し出すが、難癖をつけ御膳をひっくり返す。


田植え  祭主が太鼓を打ちながら「田植え歌」を歌う。早乙女と鼻取り役が田植えをする


祭主が太鼓を打ち「田ばやし」を歌う。早乙女は木の枝でそれに合わせて床を打つ。






宮司さん、祭主、参列者全員で「田ばやし」を唄い、最後は「いつより 世よし」(例年より良い年になり豊作になるように)と三唱でお祭りはお開きとなりました。

門前の中心街から離れた山中にある鬼屋神明神社では、地元の小学校児童3年生の見学もあり、拝殿は沢山の人で笑いが飛び交う楽しいお祭りでした。
このお祭りの続きが、次週の「万才楽土」になります。








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木彫りの町「井波」を訪ね、民謡「こきりこ節」にカメラ三昧

2017年02月05日 | 日記
今週水曜日、朝起きたら右肩が動かない・・・・・?  やっとの運転で病院へ。「50肩かなぁ~」痛み止めを戴き安静に・・・・。

「安静に・・・・・」と言葉だけの3日間、日に日に回復の兆しをみ安堵。4日~5日に、痛い肩をかばいながら仲間との撮影会を兼ねた新年会に参加。
富山県庄川温泉に行ってきました。




戦国時代には、一向一揆の一大拠点となり、門前町として栄えた歴史と文化が薫る井波は、北陸最大の木造建築を誇る名刹・瑞泉寺と木彫りの町。

真宗大谷派井波別院瑞泉寺は、富山県南砺市井波にある真宗大谷派の寺院である。真宗本廟(東本願寺)を本山と仰ぐ。「井波別院」、「瑞泉寺」と略称で呼ばれる。
伽藍は堅牢な石垣に囲まれている。瑞泉寺の建物の彫刻は、全て木彫刻工業が盛んな南砺市井波の職人の手によって飾られている




表札には干支などが彫られ、町には歴史を感じる。






大きな欄間から飾りの作品、小さなアクセサリーなど仕事中でしたが気軽に撮影に応えていただきました。


今年の干支、にわとりさんたちが主人の横で井戸端会議中・・・・・?




道の駅に行きました。見事な彫り物が迎えてくれました。


庄川・水公園に立ち寄りましたが、以前と違い展示などはほとんど無く、飲食店が1軒。残りは組合の看板はあるもののクローズされている感じ・・?


宿舎に向かう、部屋の窓から


風呂から上がると、日が暮れてイオックス・アローザスキー場(富山県南砺市)のナイトスキーの灯りが




5日、高瀬神社に行きここで地元芸能協会の皆さんが「こきりこ節」演じられるので撮影。こきりこ節は、「越の下草」や二十四輩順拝図絵「奇談北国順杖記」などの古文献にも記載される日本の民謡の中でもっとも古い民謡とされ、南砺市の五箇山地方に伝わる麦屋節とともに五箇山地方を代表する全国的に有名な古代民謡である。

こきりこ節は日本の伝統芸能である田楽にて使用される楽器を用いるのが特徴であり。男性は頭に折烏帽子を被り、直垂(ひたたれ)姿。女性は頭に立烏帽子を被り、水干(すいかん)、朱袴の白拍子(しらびょうし)姿で演奏する。

素晴らしい歌と踊り、「ササラ」の音がなんともいえない軽やかなリズムを刻む。見とれていてカメラはお留守。納得の撮影会でした。

宿舎のお風呂場でサプライズ・・・・・?
能登のお祭りではいつも元気に取材されていたC新聞の記者・Sさんと湯船でばったり・・・。昨年、本社名古屋に転勤されてからご無沙汰でしたが。
まさか、お風呂で再会できるとは・・・・・・・・・。同宿の某グループに招かれ名古屋からプライベートで庄川温泉に。
出会いの不思議もありますが、お風呂の中で再会できたのも・・・何かのご縁。元気で活躍されている様子で「今年も縁起がいいぞ!」と内心にっこり。














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重要文化財を守のは任せて!消防団員の訓練

2017年01月22日 | 日記
21、22日羽咋市では「重要文化財を焼失させない!」と羽咋消防署や地元の自衛消防隊の皆さんが重要文化財防火訓練がありました。21日は私用で見に行けませんでしたが22日、滝谷・妙成寺へ行ってきました。


妙成寺の五重塔は、地元関係者で「国宝」に昇格しようとの活動もありその姿の美しさは秀逸である。




山門への石段を登ると山門左右に仁王様が出迎えてくれました。


地元の自衛消防隊員の皆さん、消火栓などの点検に余念が無い


午前9時、落雷による出火! 非常ベルを鳴らし消防車の要請から訓練は始まりました。


駆けつけた隊員が、ホースを繋ぎながら五重塔に向かう。若い隊員の素早い行動に安心感を感じる。


五重塔に向け、4本のホースから放水。同時に本堂などにも放水し境内は「大雨」が降ったようにカメラもずぶ濡れで本堂の写真なしです。




放水が終わり後片付けにはいる






一連の消火訓練が終わり市教育長さんが訓練の成果を講評し、次の世代に文化遺産を引き継ぐためにも訓練の重要性、そのことに訓練を重ねている関係者に感謝の言葉があり、妙成寺の方からお礼の言葉があり妙成寺における重要文化財防火訓練は終わりました。

今日は、氣多大社、正覚院にもありましたが、同時刻なので1か所しか見れませんでした

昨年暮れには糸魚川での大火を肝に銘じ火災には気をつけましょう。
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