とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

国際交流サロンの作品展をサポートして22年。自遊花人グループの花展

2024年04月25日 | 日記
石川国際交流サロンはオープンしてこの4月で22年。今年は23年目に入ります。スタートした日から今日までサロンで作品展を作品がいきいきするように会場に花を生けてくれている「自遊花人」のグループの皆さんが
サロンでの出発点を思い返し、サロンの空間、床の間、収蔵品を生かした花展の案内をいただき、私たちの作品展にも作品が引き立つようなお花を添えてくれましたことへのお礼を兼ねて見てきました。







玄関では初夏の訪れを告げるような大作が迎えてくれました。




メインのギャラリーでは、霞経つ中に作品が浮かび、幻想的な世界へ案内される。








床の間には下がる掛け軸を引き立たせるお花。








床の間や部屋の空間に引き立つ作品。


部屋のテーブルには、漆塗りの重箱には季節の花が招いてくれました。

玄関や館のあちらこちらにスペースにグループの皆さんの大作がありますが、一部の作品で失礼します。
全作品をご覧になりたい方は閉幕は28日(日)、午後4時までです

自遊花人グループの皆さんが20余年毎週毎週休館日の翌日、展示された作品が引き立つようにとお店にある豪華なお花で無く(失礼な文言で済みません)
庭先に咲く花、散歩道の片隅に可憐に咲く花、野山に咲く季節を彩り、季節を告げるお花。
長年にわたりボランティアで活動されてきたことに敬意と感謝を込めてお花の世界を見てきました。

自遊花人グループの皆さんありがとうございました。





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能登路の春の風物詩「宇出津曳山」が子供木遣り披露などで賑やかに

2024年04月20日 | 日記
「宇出津曳山祭り」が20日、知人の誘いを受けて見てきましたの
曳山の巡行は地震で道路の損傷が多く曳山そのものは巡行無し。いやさか広場で組み立てて飾られました。






曳山は、白山神社は6日から、酒垂神社は13日からそれぞれ組み立てに入りいやさか広場で披露されました。






曳山の前では、子供たちの「木遣り歌」が披露されお祭りのスタート。広場には元気な木遣りの歌声が響き渡りました。
木遣り歌に続き「縄文女組太鼓」皆さんが力強いバチさばきで祭り気分が一段と盛り上がる。


幕間には曳山に上がり記念写真で行列








曳山の巡幸は中止でしたが、「ちょんこ山」が酒垂神社御仮屋から曳かれ白山神社まで子供たちの声で曳かれてゆく。





コロナが少し治まり今年こそは今までの様に祭りが観れると初詣でお礼と必ず行くよとご挨拶して帰宅した直後に今までに経験したことの無い強い揺れに遭遇。復興作業もなかなか進まなく春を迎えました。
子供たちの「ちょんこ山」の巡幸でしたが、元気な子供たちの声、姿を見て「私たちも負けないよ!」と大人の方々の会話から感じられました。

帰路は宇出津から七尾・大津までは車は数珠つなぎでメーターは25~30㎞/時ののろのろ運転にもイライラせず久々に快く帰宅。改めて元気をいただきました。








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宝達山の麓にも春が訪れました。春を告げる「弓占い神事」

2024年03月16日 | 日記
宝達志水町の上田地区の八幡神社で「弓占い神事」がありました。幸いにもこの地区は地震の被害も大きくなく、近隣の氏子さん達が
弓、矢、的など手作りで準備され、「今年の作物」や「景気の動向」はどうなる・・?かなぁ~と楽しみにしていた神事の一つです。


風は冷たいが青空が覗く八幡神社境内


手作りの的をセットする。




拝殿でお祓い、祝詞奏上、玉串を捧げ神事は進み、この日の主役「矢」も氏子代表に渡される。


宮司さんが境内の四方を悪魔退治の矢を放つ所作で厄除け。






宮司さんの第一射でまとに矢を放つ、
この後、氏子代表地区の参拝者が次々と放ち、最初から的に当たり「パシッ!」と音が境内に響く。











「作柄良好」が5本、「景気良苦なる」が4本が命中し、地震の被害も大変だが「作柄はよく、地域経済も良くなる」の
結果でした。



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能登半島地震の被災地、門前町黒島の復興まだまだ

2024年02月16日 | 日記
春一番が記録されたとは言え、能登半島は地震の復興にはまだまだ先のこと。
門前の友人から「TV、新聞では余り報道されていないが、黒島辺りは海岸の隆起で大変です」と情報をいただきました。
能登町、珠洲市、輪島市の知人には家屋の全壊などの被災で大変だとの連絡もありましたが、道路事情もあり行けませんので失礼します。

黒島には、8月「天領祭り」があり昨年はコロナの規制も緩んだことから3年ぶりに見てきたお祭りだったので、「集落がどうなっているかなぁ~」と思い車を走らせました。


黒島は1684年(貞享元年)より江戸幕府の天領となりました。
天領祭りは黒島が江戸幕府の直轄地となり若宮八幡神社に(徳川家の)立ち葵の紋が贈られたのを祝って執り行われたのが始まりと言われております。










外浦海岸を走っているとその集落ごとに大小はあっても港がありましたが、何と隆起で大変! 今までの港が「陸に」
沖にあったテトラポットの防波堤が陸になってしまってr・・・・・?
道路から水際までが広くなって、今までは荒れた日には車に海水のしぶきが被り
家に着く頃には車が塩分で白くなり洗車してから車庫に・・・・でした。が・・・・・












 何回も訪れた角海家住宅は,北前船の船主や船員の集落として栄えた輪島市黒島地区伝統的建造物群保存地区にあります。
角海家は近世末期から北前船主として隆盛し,明治後期からは漁業,金融業などを生業とし、
 主屋は明治前期の建築と考えられ,中庭を囲むように居室を配置するミツボガコイと呼ばれる平面形式などに
当地区の船主住宅の典型を良く示しており,また当地区最古級の遺構でもあります。明治期の土蔵群を擁する屋敷構えも良好に保存されており,
保存地区の核となる住宅としても観光案内の目玉でしたが、無残な姿にびっくりしました。




知人の家はどうだったかなぁ~と尋ねると、なんと!やられていました。隣のおばあちゃんが崩れ落ちた二階の柱などで命を落とされたそうです。
知人の家族は無事でしたが、家が見事に傾いておりました。
「これからのことは・・・・・・。」と言っておりますが、具体的なことは無く、「先ずは片づけます」としか聞こえませんでした。
とし坊も経験もしたことのない地震の揺れ、隆起により今までは船が係留している港が「陸」になっている現象。

ブログには表現できない事ばかりですが、知人の様子を伺いに行きましたがこれ以上言葉に出来ず失礼します。
TV、新聞に報道されない場面の一部分ですが、ショックでした。

被災者の皆さんの一日も早い回復と地域の復興を祈ります。
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能登半島地震の影響で質素なお料理で田の神様を送った「あえのこと」

2024年02月10日 | 日記
昨年12月に迎え入れた「田の神樣」を田んぼの中にまだ雪が残る昨日(2月9日)奥能登の農家で行われました。
とし坊は能登町国重地区の吉村さん宅へ行ってきました。
地震の被害で困ったのは「御膳のお料理」と言われ、アエノコトを行った各家々でも同じ言葉だったと帰路に立ち寄った方から伺いました。




昨年暮れに神様を迎え入れた田は静かに待っておりました。




吉村家の神棚のある囲炉裏の部屋でお茶を飲んで休んでおりました。


吉村さんが「お風呂が沸きました、お風呂にどうぞ」と、お風呂に案内。




お風呂に入っている間に配膳です。12月のお迎えのとは基本的には代わりませんが、お魚(はちめ)などはありません。




お風呂から上がり、御膳の前に案内されると、吉村さんは神様に「春になりました。」と挨拶。


地震から、田には大きな被害も無く」と神様にお守り頂いた事にお礼を述べ、お料理を勧める。


重ねて昨年のお礼を申し上げ、地震がありましたが一日も早い復興と、豊作にお力を!」とお帰り先立ちお礼とお願いを申し上げ、いよいよお帰りです。


玄関を出ると、庭を囲っていた板塀が地震で無残な姿を残す中、田に案内する。




お礼の挨拶をし、神の宿る榊の枝を田に戻し「アエノコト」は無事一連の神事は幕を引きました。


帰路振り向くと、「地震があったことを疑う」ように静かに能登路に春を告げているように見送ってくれました。

「こんな被害を受け、復興はまだまだです。こんな時お帰りいただくのは控えたい」と儀式を延期された農家もあり、
能登半島地震の被害の大きさを改めてTVや新聞を読み直しました。
とし坊の家は茶棚から茶碗が落下、割れた程度でホッとしておりますが、甚大な被害を受けられた方には適当な言葉が浮かびませんが、一日も早い復興をお祈りしております。









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