新・エンゲル係数

肥満と痛風に悩まされながらも新鮮な食ネタを捜し求めて・・・

アホに付ける薬なし★

2017年02月24日 | おいしんぼうネタ

レアか、ウェルダンか? そのグループは「超ウェルダン」を選択した――。松野頼久元官房副長官(56)率いる民進党内の「旧維新の党グループ」が、焼肉店相手に壮絶な戦いを繰り広げていた。炭火ならぬ憤怒の炎を燃え上がらせた「松野軍」によって、いたぶるように焼き上げられた「敵方」の声に耳を傾けてみると、キムチ色を想像させる、血で血を洗う激しい「焼肉弾戦」が判明したのだった。

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「松野さんたち十数人のグループは、1月30日にも会合を開いたように、目下、『反蓮舫』を掲げ、彼女を支持する江田さん(憲司・民進党代表代行)らと袂を分かつべく純化路線を走っています」(政治部記者)

 ――遡ること約2カ月の2016年12月8日夜。75年前に旧日本軍が真珠湾を奇襲した日に、血気盛んな青年将校と化した松野軍は都心の一等地にある焼肉店に戦いを挑んでいた。

 当時の「戦況」を知る政界関係者が耳打ちする。

「その日、松野グループは約10人で忘年会を決行。ところが、料理が出てくるのが遅いと怒鳴り始めた」

 猛攻を受けた焼肉店の店長代理が証言する。

「当日は、忘年会シーズンで、先生方のグループだけでなく、他のお客様にも食事をお出しするのが遅くなってしまい、この点は当日も謝罪しましたし、重ね重ねお詫びしなければいけないと思っております」

 だが、

「怒りのあまりか、先生方3名様が途中でお帰りになり、コース料理(7800円)の最後のサラダをお出しできませんでした」(同)

 攻めているのに「戦線離脱者」を出すという奇手に出た松野軍。店側は値引き戦法で応戦した。

「本来の請求額は15万円ほどでしたが、申し訳ないので、私の裁量で12万円に減額させていただくことにしました」(同)

 これに対し、忘年会の予約をした松野軍の石関貴史代議士(44)は、「請求書を送れ」作戦で反撃。

「うちは請求書をやっていないとお伝えしたんですが、石関さんたちは無視して店を出て行かれました」(同)

■威信をかけた戦いの結末

 スワ、国会議員軍団による前代未聞の食い逃げ作戦敢行か。「戦場」は過熱し、ウェルダン化した。

「請求書を俺の事務所に持ってこい」

 と、捨て台詞を残した石関氏に、翌日、店長が電話で停戦の申し入れを試みる。しかし、石関氏はミディアムな対応を許さなかった。

「『謝罪に来いっ! 消費者庁の人間も呼んでおくからな』と言って、先方が一方的に電話を切ったと聞いています」(先の代理)

 結局、この争いは、双方が内容証明を送り合った結果、1月末に松野軍が支払いに応じて終結。

 国会議員という権力者でありながら、一般人である焼肉店員に果敢に決戦を挑んだ石関代議士は、

「お互いに納得して円満解決に至った」

 と、どこか満足気。当の忘年会にも参加していた総司令官の松野氏は、

「要は、料理の出方が尋常ではなく遅かったんです」

 こうして、維新グループの威信をかけた戦いは終戦を迎えたのだった。

 ――なんと大人げない「焼肉戦争」! クレームに勤(いそ)しんだ松野軍は、一介の焼肉店員に見せる度量も持ち合わせていないのか。

ワイド特集「ああ無情」より

「週刊新潮」2017年2月23日号 掲載


10日続伸

2017年02月24日 | 気になるネタ

23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は10日続伸した。終値は前日比34ドル72セント(0.2%)高の2万0810ドル32セントと、10日連続で過去最高値を更新した。トランプ米政権の経済政策に対する期待が市場心理を強気に傾け、原油高などを好感した買いも入った。

ダウ平均が10日続けて最高値を更新するのは1987年1月以来、約30年ぶりとなる。この間の上げ幅は755ドルあまりで、上昇率は4%に迫った。巨額の減税やインフラ投資、規制緩和といった景気刺激策を掲げるトランプ米政権の経済政策への期待が根強く、米株式には買いが続いた。

 相場の割高感が警戒されているものの、株高の勢いは止まる気配に乏しい。市場では「運用成績で後れを取ることを嫌った機関投資家の買いが相場を押し上げている」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声があった。

 23日はニューヨーク原油先物相場が2%近く上げたことが好感され、エクソンモービルやシェブロンといった石油株に買いが入った。米連邦準備理事会(FRB)による3月利上げの可能性が薄らいだことから米長期金利が低下し、継続的な配当が期待される通信や公益事業株が買われたのも相場全体を支えた。

 もっとも、ダウ平均は下げに転じる場面があった。米金利低下を背景に利ざや改善への期待がしぼみ、ゴールドマン・サックスなど金融株に一時的な売りが膨らんだ。建機のキャタピラーが大幅安となったこともダウ平均を下押しした。

 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前日比25.119ポイント(0.4%)安の5835.507で終えた。グーグルの持ち株会社アルファベットやフェイスブックといった主力株が軒並み下落したほか、半導体関連株に売りがかさんだことが指数を押し下げた。



原油先物相場は反発

2017年02月24日 | 気になるネタ

23日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の4月物は前日比0.86ドル高の1バレル54.45ドルで取引を終えた。米エネルギー省のエネルギー情報局(EIA)が発表した週間の石油在庫統計で、原油在庫が市場予想ほど増えなかったことなどが買いを誘った。

 原油在庫は7週連続で増加し、データが遡れる1982年以来で最大となったが、増加幅が予想に比べて小さかった。原油の輸入減少が主因で、石油輸出国機構(OPEC)加盟国などの減産の影響が出たとみられる。

 在庫統計では原油の輸出が大幅に増えていたことも明らかになった。ガソリンやヒーティングオイルなどの在庫も減った。米国内での需給が懸念されていたほど緩んでいないとして、在庫統計発表後には54.94ドルまで上昇し、期近物として1月3日以来、約7週間ぶりの高値を付けた。

 ガソリンは続伸、ヒーティングオイルは反発した。

 ニューヨーク金先物相場は4営業日ぶりに反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である4月物は前日比18.1ドル高の1トロイオンス1251.4ドルで取引を終えた。前日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC、1月31日~2月1日開催)議事要旨を受けて金融市場では3月の利上げ観測が後退し、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを急いでいないとの見方が広がった。緩和的な金融政策を背景に金市場に資金が流入しやすい環境が続くとして買いを誘った。

 外国為替市場でドルが対主要通貨で下落し、ドルの代替資産とみなされる金に買いが入った面もあった。一時は1252.2ドルと中心限月として2016年11月11日以来、約2カ月半ぶりの高値を付けた。

 銀とプラチナも4営業日ぶりに反発した。