人生悲喜こもごも

日々の悲喜こもごもの出来事を綴ります

笑いと感動の文庫、読み応えあり! 「椿山課長の七日間」

2005-11-23 09:03:46 | ドラマ・映画・書籍
「椿山課長の七日間」(朝日文庫)
やり残したことが多すぎる・・・
46歳で突然死した主人公が、家族に別れを告げるため、美女の肉体を借りて、
七日間だけ"現世"に舞い戻った!
親子の絆、捧げ尽くす無償の愛、人と人との縁など、「死後の世界」を涙と笑い
で描いて、大反響を呼んだ感動巨編。

まだ見ぬ死後の世界。
そして、家族愛、人間愛。人は本当にこんな気持ちになれるのか。
ストーリー設定、展開・・・これまでに読んだ文庫にはなかった秀逸なもの。
特に最後の場面あたりは、読んでいてグッときてしまった。
この本は、小生にとって間違いなく今までに読んだ本の中の傑作の1冊となる。

著者の浅田次郎は、「鉄道員(ぽっぽや)」で直木賞を受賞。他の作品も読んで
みたくなった。

お勧めしたい文庫。ぜひ、ご一読を。

p.s.
2006年春にテレビドラマ化も決定! 
大いに楽しみだ。

書籍紹介


公務員の映画!! 織田裕二主演、柴咲コウがヒロインで映画化決定

2005-11-13 10:28:00 | ドラマ・映画・書籍
インターネットで見て、おもしろそうだなと思った本。
実は早くも、来年2月に織田裕二主演、柴咲コウがヒロインを務める映画になるそうだ。

お話は、プライドも成績も高く、上昇志向の強い県庁勤務の公務員が、『間違いは認めるな!!』『予算は使い切れ!!』と役人根性を直すために民間人事交流としてスーパーに研修に行くというストーリー。

そこで出会ったアルバイトのおばちゃんの影響で、商売のイロハを学び、スーパーを立直して売上を上げ、公務員のあり方に目覚めていくまでを描いている。

映画の方も、舞台がスーパーというと、さしずめ故伊丹監督の『スーパーの女』を思い出すが、公務員がテーマなので内容は全く違うのだが、こちらも大いに楽しみ。

ところで、最近公務員削減計画や人件費削減とか、なにかと注目されている公務員だが、公務員の皆さんもぜひ本を読み、映画を見てもらいたい。
民間会社の苦労、気持ちがわかるというもの。
以前は郵政省職員であった郵政公社の職員の方も、変わった。郵便や書留を届ける郵便屋さんは今は深々と頭を下げる。隔世の感あり。

行財政改革が大問題になっている現在、公務員のあり方が大いに問われている。


書籍紹介(Kinokuniya BookWebから)

電車男に続くか? ドラマ「鬼嫁日記」

2005-10-07 08:55:34 | ドラマ・映画・書籍
2チャンネルから始まった「電車男」がブレークし、テレビドラマも惜しまれつつ最近終了したのだが。

次は、超人気のブログで、福岡在住の方の家庭の出来事をつづった実録が、なんとドラマ化されてしまった。

10月11日(火)10:00からフジテレビでスタート。主演は観月ありさ。
鬼嫁と虐げられる夫との日常を、そこはかとない笑いと涙でつづった、全く新しい作品「鬼嫁日記」。
コミカルなドラマにはうってつけの配役だが。

「鬼嫁」については、実世界でも程度にこそ差はあるが、いかにもありそうな話だな。多かれ少なかれ、ご夫人というものは怖い存在なのである???ともいえる。

小生も、雑誌からこのブログを知って、「夫さんがあまりにも悲しすぎる」と思いつつ、楽しく拝読していたのだが、まさかその原作権をフジテレビが買い取って番組にされてしまうとは・・・ビックリ。

いかにも流行に敏なフジテレビらしい。


どんなものか、ドラマを見てみようかな。


フジテレビ番組案内


ブログ「実録鬼嫁日記」

戦後60年、「ヒロシマ」を想うドラマ ・・・ 加藤あい、長澤まさみら出演!

2005-08-24 21:21:49 | ドラマ・映画・書籍
○TBSテレビ放送50周年記念ドラマ
 「広島・昭和20年8月6日」 〔8月29日(月)午後9:00放送予定〕
 
  
戦後60年。戦争に関する特番が数多くあったが、これが最後の番組になるか。戦時中の広島を舞台にした原爆投下までのドラマ。
見所は当時を忠実に復元したセット。今から楽しみだ。

ところで、ある新聞社の調査によると、広島・長崎の原爆投下日がわからない若者が多数いるとのこと。にわかに信じ難いが、現実はそうなんだろう。
でも、そうした若者にこそ、こういったドラマを見て欲しいものだ。
人類の愚かな過ち「ヒロシマ」、そして”広島の哀しみ”を風化させないためにも。

------------------------------------------------------------

加藤あいが広島原爆再現ドラマに出演…セットは完璧 (2005.7.31 サンスポ.com)

 女優、加藤あい(22)が29日放送のTBSテレビ放送50周年記念ドラマ「広島・昭和20年8月6日」(後9・0)に出演する。

 広島出身の脚本家、遊川和彦氏(49)によるオリジナルストーリーで、戦中の広島を舞台に、原爆投下の瞬間まで夢を持って懸命に生きた4人姉弟の物語。加藤が演じる二女の代用教員、信子は戦争に懐疑的で、姉(松たか子)や妹(長澤まさみ)と衝突を繰り返す。

 このほど、横浜市の緑山スタジオでクランクインした加藤は、200メートル四方の敷地に出現した当時の広島の街に大感動。撮影前、広島にある世界遺産の原爆ドームを訪れていただけに、被爆前の美しい姿(旧広島産業奨励館)には驚き、「原爆が落ちる前はこんな感じだったんですね」と感慨深げな表情を見せた。

 同館はレンガ造りの3階建(ドーム部分は5階、高さ25メートル)のモダンな建物で大正4年に完成。現在はレンガの壁と焼け残った鉄のドームが残るだけだが、広島大工学部で建築を学び、原爆ドームの卒論を書いた同局美術センターの永田周太郎氏(34)が当時の図面資料などをもとに実寸大で再現。1カ月の本格工事を行い完成させた。

 永田氏が「壁の小さな模様まで100%再現できた」という渾身のセットに、加藤は「こうした場でやらせていただくと演じやすいし気分も乗ります」と演技にさらに力がこもった様子だった。


世界の名作、不滅のハリウッド超大作が!!!

2005-07-10 19:45:23 | ドラマ・映画・書籍
角川書店から、創立60周年記念出版として、全24巻が発刊。

史上初にして世界初! 全映画ファンの“夢”の企画 DVDブック全集発刊!!第1巻は、不滅のハリウッド超大作 「風と共に去りぬ」「タイタニック」!!

全映画ファンが待望しつつも実現不可能と思われていた“夢”の企画が、ついに登場です。アカデミー賞受賞作32作品を含む、映画史を代表する48タイトルの空前絶後のラインナップ。加えて作品世界をより深く知るための豪華本。“奇跡”のDVDブック全集、いよいよ発刊です!!

昨日、書店の店頭で見て思わず購入、3,200円でこの超大作のDVDが2巻手に入るとは。これはお買い得だった・・・

世界名作シネマ全集1