人生悲喜こもごも

日々の悲喜こもごもの出来事を綴ります

この飛行場ってどうにかならない? 踏んだりけったり・・・

2007-06-09 11:20:39 | 体験談
先日の帰省時は大変だった。

飛行機で帰省したときのこと。行きは、羽田⇒広島空港。
この広島空港ほど天候不順(霧がよく発生)により無事着陸がで
きるか心配される空港もないだろう。今回も、天候が悪く、搭乗前に
「雨模様で、着陸できず羽田空港に引き返す場合がありますので、その点
ご了解のうえご搭乗ください」というアナウンスが流れていた。

案の定、着陸直前に、機長から「霧により空港の視界が100mのため、
霧が晴れるまで上空を旋回し続けます」との機内放送。最大50分間程度
旋回して、その状況をみて引き返すか着陸するか判断するとのこと。
その後、結局、ほぼ1時間旋回して、ようやく着陸できた。

この空港は、もともと山間部で霧が頻繁に発生するところ。
以前近くを車で走っていたとき、霧で視界がほとんどゼロ状態で、運転する
のもやっとのことがあった。

建設前から、盆地で天候不順の立地条件はわかっていたはずだが、
今さらながら、なぜこんな場所に空港をつくったのだろうか?
おかげで、天候が悪いときは乗客はみんな心配してしまう。
しかも、地方都市で、空港が中心地からこれほど遠方(バスで高速道路
をつかって中心部まで約50分)にある空港も珍しい。
この場所をわざわざ選んで建設した広島県、どうなっているのだろう?
今更どうにもならないことはわかっているのだが・・・
また、ぼやいてしまった。

そして、帰り。今度は何とANAのシステム障害によって、出発が40分遅れ。
遅れるのはいい方で、この日は欠航が多く、足止めをくらった人も多かった。

空港の立地は航空会社には責任はないにしても、こういうことを繰り返して
いると、所要時間を5分でも短縮するために、「のぞみ」車両のスピード
アップに躍起になっているライバルのJR西日本に、どんどんお客が流れて
しまうだろう。

それにしても、今回の帰省は踏んだりけったりであった。