23インチのワークブーツXL250Sと錆びオヤジとブロンコも

昭和のバイク、昭和の車が大好きな
オヤジがいじり壊したり
治ったつもりのやっつけ仕事を
綴った独り言です。

高いや~ね~

2012-10-30 22:52:58 | XL250S

今日、仕事帰りの通勤路をいつもと違うとこを通って帰った。

「おっ、こんなとこにバイクショップができたんだ?」

しばらく通ってなかったが、いつのまにやらオープンしていたらしい。

オフ車がならんでた、

「おおっ!、Sとパリダカの中古が出てる」

パリダカ 28.7万円

赤フレームのSは、 38万円

たか~い!  またまた「おおっ!XL250Sじゃない! XL500Sだ

車を降りて見いってしまった私、

2台とも程度は、それなり、

「いいな~いいな~この価格ってしかたないのかな~? 〇が1個少なかったら2台買っちゃうのにな~」

おっと、ショップのオーナーが、ドヤ顔で、こっち見てる。

 

お金たまったら、また来よう、って帰宅

いつたまるんじゃい

 

 

 

 

 


試運転 2 と畑仕事

2012-10-27 18:32:02 | XL250S

きのう金曜日のこと

夜勤明けで試運転に出かけてみた。

いつもの渡良瀬遊水地、Sが不調になる前の9月ごろ以来きてなかった。

すっかり、秋になってました。

あたり一面すすきがゆれてます。

 

いつものとこで、一服、

冬のウエアーで来たが今日は、あったかい、と言うより暑かった。

先日のちょっとだけの試運転では、気付かなかったが、

今日は「何かがちがう」 あきらかに体感できるくらい力がある。

あのバルブすり合わせが効いてるのか、ポート研磨が効いてるのか?

いやいや、そんなことないです。

今まで圧縮が弱かっただけで、今回の修理で正常になっただけでしょう? たぶん・・・

今まで、酷使させてきたんだと思うと、気の毒に思う、老体にムチうって北海道まで行かせたんだもんね、ごめんねSくん、

一服してて、ふと、エンジンを見ると、

「げげっ、オイル漏れいてる」

カムのシールから漏れてます。

まっ、いいか、また開けます。

一時間くらい遊び帰宅しました。

 

一夜明けた今日は、実家の手伝いです。

農業を営む実家では、レタスの収穫がはじまり、いっせいに時期をむかえてしまい

大忙しで、かりだされました。明日もですが・・・

午前中に収穫は終え、午後は別の畑を耕しに

クボタのマシーン、

ステレオ、エアコン付き!エアコンまでと、贅沢のようだが、ガラスで覆われたキャビン内は、すぐに暑くなってエアコン無しではとてもつらいです。

ステレオ(カセット)には、KUBOTAのロゴが、

右半分が耕したとこ、

カップホルダーもあり、快適です。

 

あ~あ、明日もだし・・・

 


エンジンかからない?5 からの~!

2012-10-20 23:13:35 | XL250S

20日、土曜日のこと

先日ヤフオクで落札したシリンダーが届く予定日。

朝から、ピストンリングを組み待ってると、午後2:00すぎ、クイックデリバリーバンのディーゼル音が聞こえた。

「来た!ヤマトだ!」 待ってました、

さっそく開封してみると 「うわっ きったね~っ!」 

でも肝心のシリンダー内は 「きれい」 ほっ フィンの割れや欠けもない。

古いガスケット剥がしに数十分かかり、外側の汚れおとし、サンドブラストできれいに、

シリンダー内はサンドブラストがかかってほしくないのでまた、ガムテ-プでがんじがらめにし

きれいになった。(写真撮り忘れました)

新品のピストンリングをピストンに組み付け、シリンダー内にオイルを塗り、ピストンをシリンダーへ

で、ここで、自作ピストンリングコンプレッサーが登場 (前回の記事で)

が、しかし、新品のリングはテンションが強いせいか、薄いアルミ製空き缶では、べこべこになってしまい

使えない ガーン  スチール製の缶のがよかったかな?

せっかく、かーるさんにほめてもらったのに・・・

上から入れようとしてたが、シリンダーの下側がテーパー状になってて

下からなら、オイルリングで多少てこずったが、入ってくれた  「なーんだ」 ホンダさん、ありがとう。

と、土曜日の作業は、ここまで

翌日、日曜日は朝から実家の家業の手伝い、農家です、今、時期をむかえたレタスの収穫時期がいっせいにむかえてしまい、

しばらくは、借りだされそうです。

夜帰宅後、ヘッド、カム、チェーンなどを組み、日曜日はそこまで、

翌日、今日は夜勤の初日なので朝から作業開始です。

まずヘッドカバーの取り付け、液体ガスケットはスリーボンドの白いものを薄く塗り取り付け

はみ出たガスケット

タペット調整、これがめんどう、こんなせまい窓から

タペット調整用のアジャスターの頭がこんな小さい四角形、小さいモンキーレンチも入らない、 

洗たくバサミで咥えてみると、まわった、

何とかこれで、若干広めに調整し、オイルを入れ、タンクやシートなどを取り付け、いよいよ始動!

と、その前に、締め忘れのボルトなんかないか確認し、OK!

キーをON、

「キック」 数発 

かかった!「 やった~っ」 と喜びたいとこだが、

あえて、冷静に一服  「ん~、タバコがうまい」

マフラーからオイルの燃えた煙が出たが、ピストンやリングを組んだときに塗りたくったオイルだろう、そのうち消え

きれいにアイドリングしてます、少しタペット音がするかなって程度、

しばらくアイドリングをさせ、いざ!試運転、

あまり回転はあげず、走り出し、アクセルを開けていくと、いつものSになってる、

ポート研磨やバルブすり合わせで、体感できるほどの変化は期待してなかったが、まぁいいでしょう。

数キロの試運転で戻りオイル漏れがないのを確認をして、終了。

結局、ロッカーアームのピンは取れずOリングは、そのままですが、

まぁ、なんとか、形になりました。ヘッドもシリンダーもきれいだし、めでたしめでたし 

しかし、エンジンを開けている間、タンクを段ボール箱の上においてたら、いつの間にやら落ちてた

少しのへこみとキズが、

私の秋はこれからです、 

 

 

 

 

 


自作ピストンリングコンプレッサー

2012-10-18 22:42:22 | XL250S

先週土曜日 13日のこと

こんなのも作ってました。

空き缶を適当にカットし結束バンドで締め

ピストンリングを縮めずらしながら、シリンダーに入れやすくしようとするもの

元のリングとシリンダーでテストしてみると、「うん、いい具合

程度の良さそうなシリンダーが見つかり、今週末には届くかな?

早くしないと寒くなっちゃうし


エンジンかからない4とホンダ単気筒4ストの赤いマシーン

2012-10-15 20:13:35 | XL250S

土曜日の作業です。

午前中ドラスタより部品が入荷したとの電話があり、取りに行った。

 

ピストンリング  ¥3,948

シリンダ下Oリング ¥178

インマニOリング ¥281

デコンプオイルシール ¥325

ステムオイルシール ¥472×4

と、これだけだって まぁリングが出ただけラッキーかな?

ヘッドガスケット、シリンダ下のガスケットは廃番だって「ホンダさん、ガスケットが無いってどう言うこと」  やままささんに教えてもらったとこに注文します。

ちなみに、シリンダーも調べてもらったがやはり出ないとのこと、だろうね、

とりあえず、できるとこまで組んでみた。

 

ポートの鏡面加工、とまでは行かないが、なんとか手の届くとこまで、みっちりペーパー掛けしてみた。 

多少のでこぼこは取れ、これで混合気、排気の流れがスムーズに・・・なるかな?

 

新しいステムシールを取り付け、コッターを取り付けます。

まず、バルブが下がらないよう下にウエスを敷き、スプリングを付け、リテーナを乗せ中にコッターを入れておく。

先日、コッターを取る時に使った工具の先端の磁石の部分を外し、コッター取り付け用のアダプターに変える。

が、これ、先端中央の突起の部分がスプリングで縮む構造になってる。

りテーナにあてがい「ぐっ」っと押し、手をはなすと「カチッ」っと音がし、コッターがバルブに噛み、終了、コッターの座りを確認のためプラハンで軽くバルブの頭を叩き、はいOK!

セットの中には

こんなのが入ってる。プラグを外し、これを付け高圧エアーを送る工具です。

要は、この工具、ヘッドを下ろさずにステムシールが交換できる工具だ。

バルブが閉じてる状態にし、プラグを外し、圧縮エアーを送ったままにし、コッター、バルブスプリングを外す。するとバルブが落ちない。

あきらかにオイル下がりとわかる車には、かなりの作業時間短縮になるというものだそうです。

 

とまぁ、Sの作業はここまで、

午後からは庭の芝刈りです。今日はこれを使う。

正確には刈り払い機、しかも!

HONDA、4ストの文字、そして赤いボディー、そそりますね ご近所さんからの借り物ですが、

「いっちょやったるか」 私のエンジンのかからないカワサキの2ストよりかなり静かです。

あっというまに、終了、やっぱ機械は早いです。

また借りよっと


子供たちに・や・ら・れ・た二人

2012-10-10 07:10:09 | 雑談

今から26年前の今日、10月10日、私たち二人は、すごく緊張していた。

はずかしいけど、結婚式を挙げていたんです

あれから26年か、「早いなぁ」なんて言うが、けっしてそんなことは、なかった。

昭和から平成に替わったその月に長女が生まれ、6年後二女が生まれ現在の4人家族になった。

色々あったが、みんな大きな病気もなく(私が、「ち」の濁点を付けた小さいのを切ったくらい)過ごせたことに感謝しなきゃね

 

今週は、夜勤で今朝5:00頃帰宅、妻に「ただいま」の代わりに「おめでとう」と言うと「おめでとう」と幸いにも二人ともわすれては、なかった。

そのうち子供たちも起きだし、あわただしい朝が、と思ったら、子供たちが「おめでとう」と言って、こんなのをくれた。

 

 右のピンクが私に、左のブルーを妻にと、ふたりで絵や文字をリューターで書いたらしい。

「26」が入り、私には旧のトヨタのロゴ、妻には羽「フェザー」の絵を書いてくれた。

ブルーが私、ピンクが妻の予定だったらしいが、「逆になっちゃった、ゴメン」とペコリ

いつもリビングでゴロゴロしている二人が、ここ最近二人で部屋にこもってと思ってたら、これだったようだ。

突然のことに私たちは、驚かされた、

「うっ、やばい」 うるっと来てしまった、妻を見るとすでに泣いてる、

やられちまったなぁ  こいつらめぇ~ 大事に使うよ

 

 

 

 

 


エンジンかからない? 3

2012-10-08 14:54:11 | XL250S

ここ最近、会社の仕事量が激減してしまい、変則な休日だったのが、カレンダーどおりの休日になり、今回は3連休してます。

妻は、朝から実家手伝いに行き、子供2人はどこかに出かけたみたい、妻の行った実家とは、妻の実家ではなく私の実家。私のじつの兄の奥さん(つまり義姉)と、非常に仲が良くて、ほんとのとこ手伝いに行ったのか遊びに行ったのかは? まぁ、おもしろい二人です。

こんないい天気なのに、バイクに乗れないオヤジは、わんこの散歩へ行った後、お気に入りのヒッコリーのつなぎに着替えガレージに。

まず、部品を手配しなくては、ヘッドガスケット、シリンダー下のガスケット、ステムシールなどなど、あらいだしドライバースタンドが開店するの待って行った。

店員にバイクの型式、フレーム番号を伝え、店員がキーボードをたたくが展開しないらしい

「車種は何ですか?」と店員

「XL250Sです」と私

「はっ?いつ頃のバイクですか?」と聞かれ

「70,代後期です」と答えると

「じゃぁ開きませんね、メーカー問い合わせになります、部品が出るかどうかわかり次第連絡します」 とのこと

まぁ思った通りの結果、

帰宅後、作業開始、今日は汚いヘッドをきれいにしたいと思ってた。

バルブシートはきれいになったが、フィンの奥の汚れやポート内にカーボンがびっちり、真鍮ブラシでは限度があり奥まで届かない。

そこで、これの出番

以前、CB750Fをきれいにしたく買ったサンドブラストだ。ガレージのすみでほこりをかぶってる。

砂が当たってほしくないとこにガムテープを貼りキャビネット内に入れ、アクリルのカバーを閉め磨き砂を打つ、

しかし、わが100Vの小さいコンプレッサーでは、エアーが足りず、すぐに出なくなる、エアーが満タンになるのを待ち、数秒打つ、の繰り返し、また、カバーのアクリルが跳ね返った砂で、くもりガラスになってしまってる。中が見えないまま手探りで打ち、出しては汚れを確認、またカバーをし打つの繰り返し。

めんどうだ~、キャビネットの外に出して打つとよく見え作業しやすいが、跳ね返った砂が顔や首に当たり「いてーっ」目にでも入ったらえらいことになる、また、せっかくの砂もなくなってしまう・・・すぐにやめた 

以前、CB750Fをきれいにしようとしたときのこと、ヘッドカバーははいったものの、ばらしてないFのヘッドは当然キャビネットに入るはずもなく、打ちっぱなし作業であっという間に砂がなくなり、砂を買うのを惜しみ、利根川の砂をバケツ一杯とってきて打ったことがある。打った瞬間あたりは、すっごいほこり、うちの洗濯物が汚れるどころか、近所にまで行きそうな勢いだった。そのくせヘッドはさほどきれいにならなかった。  はい、勉強になりました、砂は砂でも「磨き砂」あきらかに違いました                   

フィンの奥まできれい 

なんか 「いいかも」 組んでしまうのがおしい。

部屋に飾っておきたいかも

ちょっと磨き砂(メディアって言うんだっけ?)がアルミには荒かったようで艶消しになってしまった  もっと番数の高いアルミナとかがよかったかな?

 

 

 


エンジンかからない? 2

2012-10-07 16:39:27 | XL250S

つづきます。

それにしても、こんなことが北海道ツーで発生しなかったことに、胸をなでおろした。考えただけでも

シリンダーは中古を探そう、まず新品はでないだろうし出たところで価格が恐ろしいことになってんだろうし・・・

ガスケットやピストンリングはまだ新品が出るんだろうか?XL改さんにも心配してもらったが、どうなんだろ?明日部品屋へ行ってみよう。

 

とりあえず、シリンダーが見つかるまでの間、ヘッドをばらします。

何の準備もせずに開けてしまった「パンドラの箱」

バルブスプリングコンプレッサーは持ってないので、近所の車屋さん「T自動車整備工場」へ向かう。

「社長 かして~」って行くと「そこいらにあんだろ?もってけ~」と気持ちよくなんでも貸してくれる。

そういえば、このSを落札して横浜まで取りに行ったのも社長に借りた軽トラだった。

話は、それるが、この社長(とは言っても、従業員は社長と奥さんだけのお店)私より一回り上のお歳、若いころは、バイクはCB72乗りで、バイクの話になると、何時間でも語ってくれる。車はホンダS800、当時、富士スピードウェーでレースに明け暮れそこそこのタイムで走ってたそうだ、なんとこのS800、あの吉村さん! ポップ吉村さん本人にヘッドをチューニングしてもらったとのこと、しかも新車を持ち込んでと、実にうらやましい話です。

現在、社長んちのうらのガレージにはCB750フォア、刀750、XR200,ダックス、モンキーなどなどみちはてた姿でしまってあるのを私は知っている。

私の師匠であり、また都合のいい?付き合いをさせてもらってます。

さて、話を戻します。

「バルブスプリング? どっちのタイプがいい?」と2種類の特殊工具を出してくれ、1つは、よくあるタイプののバルブスプリングコンプレッサーで、もう1つが、これ、

 はじめて見た。こんなのみたことがない!

一見、ただの筒みたいだ。バルブが下がらないよう下にウエスなどを置き、筒状の先端をリテーナにあて手で「グッ」と押すと「あら、カンタン!」コッターが外れる。

 筒状の先端が磁石になっており、そこにコッターが付いてくる、たったそれだけのことだが、目からうろこ、簡単すぎ、ってわけでこれを借りてきた。このセットには先端部を替えるだけでコッターの取り付けもできるアダプターとステムシールの脱着ができる工具も入ってる。

ステムシールようがこれ、上のT字のとこを締めるとステムシールが固定され引くと取れるというものだ。ステムシールを付けるときは差しこんで押すだけ、 社長!いいのもってんじゃん

バルブ用のコンパウンドとタコ棒も借りてこようとしたが、見つからなかったので、その足でアストロへ

コンパウンドが¥570 あいもかわらずこの缶ですね、 タコ棒が¥304  これくらいの出費はしないとね

はずしたバルブがこれ、それほど 「下がり」 はしてなかったようだ、はずしたステムシールもまだやわらかかったし、

さてと、いよいよすり合わせ

 

すり合わせ前と後

と、今日はここまで、ってかシリンダーがないことには先に進めない(T_T)

あと、ガスケットはがしも大変ですね、最初カッターの刃ではがしてたが、切れすぎてアルミまで削れてしまう、なにかつかえそうなのを探してみつけた。

ノコ刃の折れたもの、  先端をオイルストンで研いだものです。切れすぎず、またしなり具合がよく、細かいとこにも使える。

あ~早く安くてきれいなシリンダーを探さなければ・・・  ¥6000のバイク、安くはなかったみたいです・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


エンジンがかからない?

2012-10-05 22:06:45 | XL250S

先月の16日、長野県坂城市でのXLOCのオフ会に参加してきました。

とは、いっても私は日帰り

 

 久しぶりに会えたメンバーの方、また、初めてお会いできた方、総勢10名、9台のXL系と大阪発動機系タント一台が集まりました。

この歳にして、ほとんど同年代の方々で同じXL系にまたがりいろいろ語ってくれる、いいですね

私を含む3名が日帰り、一泊したかったが次の日は仕事、忙しくもないのに休めない

わずかな時間しかいられなかったけど、ほんとうれしかった

 

さて、当日を思い出すと、出発前にエンジンをかけようとすると、なんだろ?圧縮が抜けてるようなキックがすんなり降りたような感じがした。足に低抗が感じないと言ったらいいのか、

しかし、いつものように数発のキックで始動した。

行きの碓氷峠を軽快に上がり軽井沢市街地を過ぎたころ、突然エンジンが吹け上がらなくなり、アイドリングもせず、止まってしまったが、一服してキックすると、普通に始動しなにもなかったように走り出した、

途中、オヤジRさんに抜かれると言ったサプライズはあったが

その後は、特になにも感じなく、無事帰宅できた。往復400キロ弱でした。

そして、10月に入った先日、エンジンをかけようとすると「ん?」

かからない、何発キックしてもかからない、かかる気配もない、

あの圧縮がないような感じ、上死点が見つからない、

「おい、S、どうした? オフ会で誰かの怨念をもらってきたのか?」

あたりが暗くなるのを待ち押しがけを試みるが、押しがけでは、そこそこの抵抗を感じる、ちなみに暗くなるのを待ったのは、この歳で押がけをご近所さんに見せたくなかったから

ってことは、デコンプ?キックの時デコンプしたままになってんの?

しかし、デコンプってどんな構造なんだろ?

レバーはエンジン前方にある。ってことはエキゾースト側をどのようにかして圧縮を抜くのか、からないようにしてるんだと思った。

まずは、エンジンを開ける前にプラグを外しキックしてみる、間違いなくプラグは点火しているのを確認。

そして昨夜、仕事を終えて帰宅後エンジンを開けてみた。

シート、タンクを外しヘッドカバーを外してみるとカムが見える、ロッカーアームはカバー内に付いている。

「うわっカムが」

この画像でわかるでしょうか?手前の山がエキゾースト側のカムです。 

カムの頂上付近に虫食いの様な痕跡が・・・

しかし、山がないわけではない、ロッカーアームもキズはあるがそれほどではない。

これでエンジンがかからないほど圧縮できないとは、考えにくい、  ってことは他に原因があるはずだ。

そう言えば、カバーを開けてデコンプの構造がわかった、キックに連動し強制的にエキゾーストバルブを開かせてるだけだ、「な~んだ」

デコンプで、どれくらいバルブを開けてるんだろうか?ワイヤーの調整が悪く引きすぎてピストンと干渉しバルブが曲がってしまったんだろうか?  それとも、バルブシートが減ってしまったか、欠けてるんだろうか?

いやいや、開ける前にバルブクリアランスがあるのを確認していたはず、それはありえない、自問自答の連続、

ってぇことは、腰下? うっそだろ~

とりあえず、ヘッドを外してみるか、

圧縮上死点にし、カムとチェーンにマーキングしカムを外し、ヘッドを外した

みたかぎり、燃焼室は汚れてるが、OKのようだ、ピストンの上部もなにも干渉した痕は、なさそうです。

シリンダー壁面をみると 「あれれっ なんだこれは」

きずではない、あちこちにくぼみがたくさんある

指でさわると、あきらかに摩耗しているのがわかる、段が付いてる、

シリンダーを外してみると、「あらら、原因はこれだったみたい」

ピストンとリングは問題なさそうでした。  

 

それにしても、すっごいカーボンの量、オイルの消費が激しいのはわかってたが、ここまでとは、

 

ってここで、長くなりそうなので、とりあえず 「つづく」 にします。

かあるさん、同じネタでごめんなさい、