時に4コマブログ 『この世はパラダイス』

世の中いろいろありますが、ココロはいつも夢幻郷。

虫は友達

2007-08-26 10:38:05 | 4コママンガ

 

 


最近はあんまり虫取りをしている子供らの姿も見かけませんねー。

 

 

 

 

 

 私の子供の頃は夏休みに家ですることは宿題と昼寝位でしたので、よく虫取りはしましたね。私は東京の下町育ちで、両親とも実家が東京で田舎に行くこともなかったので虫の種類は限られていましたが。小学生時代、夏休みに遊びに行く田舎のある友達がとてもうらやましかったのを覚えています。

 小学生の頃の東京の下町は公害のピークで、今のように公園や緑地も整備されておらず、子供が遊ぶにはあまりいい環境とは言えなかったですね。で、早く東京を離れたくて、大学に進学するなら絶対田舎に行くんだ、と固く心に決めていました。普通は逆でしょうが。

 その思いは成長しても変わらず、結局学生時代は筑波山のふもとのど田舎で過ごしました。夜アパートの部屋で窓を開けて寝ていると蛍が迷い込んだり、前のバス停でバスを待っていると林から野うさぎやキジがひょこひょこ顔を出したり、道路際の街灯の下にはカブトムシがぞろぞろいるようなところで、田舎の環境に飢えていた私にとってはとても新鮮でした。さすがに虫取りはもうしませんでしたが。

 今住んでいる八王子のはずれのニュータウンも負けずに田舎ですがね。先日も夜近所でウォーキングしていたら、狸(はじめ猫かと思いましたが)が目の前を横切りました。虫も都市部では見られないような種類がいろいろ見られます。

 引っ越してきて間もない頃に、ベランダに見事なでかいかカミキリムシ(たぶんシロスジ)が来ていたのをつかまえて小1だった息子にスケッチさせたのを覚えています。最近あまり見かけませんが。

 またここ数年ベランダでフウセンカズラを毎年夏に栽培していたのですが、秋口になると風船を食い破ってアオマツムシが中に入り、毎晩うるさいほど鳴いていました。なぜかフウセンカズラを植えると必ずこいつが来るので、今年は植えるのをやめてしまいました。あの風船が居心地の良いねぐらになるようです。控えめに鳴いてくれれば情緒もあるんですが。

 昨日の新聞で、東京でクマゼミが増えているという記事が載っていました。昔は東京にはクマゼミは少なかったのに、温暖化の影響で北上してきたのではないかということです。私はクマゼミの姿や鳴き声にはあまりなじみがありませんが、今年は都心でもやけにセミが多いなーと感じていました。このまま温暖化が進んで南の地域の虫たちがどんどん北上してくるのでしょうかねえ。

 会社に入った翌年に博多に半年ほど(6月~12月)いたのですが、夜に街頭の下のほうにへばりついていた巨大なガを見てゾーっとしたのを覚えています。他の虫はまあ大丈夫なのですが、どうもガだけは苦手です。特にでかいのは。

 東京ではとても見られない巨大さで、九州には住めないなー、と思ったのですが、あんなのが東京まで北上してきたら悪夢ですね。私にとってはモスラの襲来同様です...。

 こんどの土曜日から東北にサイクリングに出かけるので、来週はお休みさせていただきます。帰ってからまたおいおい道中の様子なども盛り込みながら書いて(描いて)行きたいと思います。


世の中厳しい

2007-08-19 11:42:59 | 4コママンガ

 

 


いまだにリストラの嵐が止まないところもあるようで...

 

 

 

 

 

 業界によっては景気回復の遅れやM&Aなどの流れで、いまだに雇用環境が不安定なところもあるようですね。

 私のいる薬業界もご多分に漏れず最近M&Aが盛んで、その度に人員整理のニュースが流れます。まあ似たような会社がくっつけば当然同じ機能は二つは要らない訳で、人員は余りますよね。

 うちの会社は今のところはそのような大型M&Aの気配はないのですが、このご時勢ですからいつ何があってもおかしくありません。リストラ対象として真っ先に狙われる年代ですので人ごとではないですね。うかうかしてはいられません。

 とは言いつつも、一方で休みもしっかりとって人生楽しんでおかないといかんな、との思いもあり、今年もサイクリングの計画を練っています。人間いつどうなるか分かりませんので。

 サイクリングツアーはいつも混雑を避けて9月に行くのですが、当然ながら単独です。お盆はディズニーランドの他は一日だけ有給を取って嫁さんと私の実家に日帰りで遊びに行っただけですが(どちらも近いので両方はしごで)、ディズニーランドでサービスしたからまあ許してもらおうと思ってます。

でも嫁さんからは「行ってもいいけど来年は北海道に行くんだからね!」と約束させられてしまいました。去年も同じことを言われたんですがね。

 今年は9/1から行く予定ですが、資金面や時間の関係でとりあえず国内で近場のどこかに行こうか考えていました。でも東北南部から近畿までのめぼしいサイクリングツアーコースはほとんど行きつくしてしまったので、ちょっとコース選定に困りました。

 で、結局今年は北東北に行くことにしました。飛行機ですので、キャンペーンをやっているJRの広告に乗せられた訳ではありません。とは言いながらJRのパンフレットでいろいろ研究させてもらってますが。

 コースとしては今のところ、大館能代空港から白神山地、青森、八甲田山、十和田湖を回って元に戻る周回コースを考えてます。途中白神岳、八甲田山にも登りたいと思っていますが、白神岳はともかく八甲田山まで体力が持つかどうかがちょっと不安なところです。まあ夏ですので「死の彷徨」のような恐れはありませんが。ロープウェーもあるようですし。

 サイクリングシューズやレインスーツなど、長年使ってぼろぼろになっってしまった道具を新しいのに買い換えているところですが、コースをいろいろ研究したり道具を揃えたりの時間がまあ一番楽しい時ですね。

 最近の道具は進化が著しく、サイクリング兼トレッキング用の靴(シマノSH-MT90。これは底に金具が付けられ、ペダルに結合できる)や軽量レインスーツ(モンベルストームクルーザー。だめになった15年くらい前のヤツの最新型)など、良いものがいろいろあります。

 でも帰って来たら会社には机がなく、家には「お世話になりました云々...」の置手紙があって家財道具とともに誰もいない、などということのないよう、仕事も家庭もそれまでしっかり勤めを果たしておきたいと思ってます。家族を置いて一人で遊びに行くなんてとんでもない!と言われてしまうかもしれませんが...。


勝負!

2007-08-15 16:47:48 | 4コママンガ

 

 


子は親を乗り越えて...

 

 

 

 

 

 子供らの小さい頃は当然ながらトランプ、ゲーム(TVゲームでなくゲーム盤の類)等、横を向いてTVを観ながら余裕で楽勝でした。しかしだんだん気を抜けなくなり、ついにはオセロや将棋で初めて負けた時のショックは極めて大きなものがありましたね。

 私の父親は囲碁が得意で、つい最近まで近所の公民館の囲碁教室でボランティアの先生をやっていたくらいなのですが、息子の私は囲碁将棋を含めたゲームの類はからっきしダメです。

 私が子供の頃に父は何回か囲碁の手ほどきをしてくれたのですが、初歩の初歩レベルで飽きてしまい、結局その後人と対局を楽しめるまでにはいたっていません。父は寂しそうでしたが、向いてないものは仕方ないですね。将棋も子供の頃は回り将棋と駒崩しくらいしかしたことがなく、子供が物心ついてから買った安い将棋版と駒に付いていた解説書を見て始めた程度です。

 とは言え、それでも子供に負けるとやはりプライドの基盤が大きく揺らぎます。オレも早くももうろくしたか...という思いと、こいつらもそれなりに脳の発達はしているのだな...という安心感とが入り混じった複雑な心境でしたね。

 しかしTVゲームは最初から張り合う気もありませんでしたね。そもそもTVゲームはどうも子供の脳の発育上いいはずはない、と買わずにいました。

 しかしある年の夏休みに新聞屋がくれたただ券で行った近所の多摩テック(当時は入場、乗り物、プール、抽選会付き。今は入場券ぐらいしかくれませんが)で2等のスーパーファミコン(マリオのソフト付き)が当たってしまい、それ以来息子3人の誕生日やクリスマスの度にゲームソフトや新型機を買わされる羽目になってしまいました。

 私もものめずらしさで始めにちょっとだけ「マリオの何とか」をやってみたのですが、操作方法をマスターする前に飽きてしまい、結局ほとんど面白みを見出せずじまいでした。昔のインベーダーやパックマンのような単純なのはそれなりに楽しめたのですがねえ。

 DSの脳年齢何とかも3分で飽きてしまいましたし、やはり私の頭はもともと複雑なものには不向きなようです。家電、パソコン、ケータイ等、身の回りのものはどんどん複雑になり、次第に浦島化していく自分の姿を思い描いてしまいます。

 これではいかん、とは思うのですが、一方で「それでもいいじゃん」と言うもう一人の自分がいて、心揺れるこのごろです。


子供の成長は...

2007-08-13 00:23:53 | 4コママンガ

 

 


子供はあっという間に大きくなってしまいますねー。

 

 

 

 

 

 大きくなってしまった子供等はもう一緒に遊んではくれませんし、一緒に家族旅行に行くこともなくなりましたが、末っ子はディズニーランドだけはまだ一緒に行きたいと言います。ホントは一番行きたいのは嫁さんなのですが。年一回は必ず運転手兼ポーター兼子守としてつき合わされます。

 という訳で昨日の土曜日(もうおとといですが)は早朝から末っ子、嫁さん、嫁さんの妹と私の4人でディズニーランドに行ってきました。お盆休みの初日ということで、超満員ではないかと私は気が乗らなかったのですが、嫁さんと末っ子の強硬な要望によりしぶしぶ出かけました。

 「4時に家を出るからね!」という嫁さんを、「居眠り運転で事故ったらどうする」なだめて、結局5時半に家を出て向こうには開園30分前の7時半頃到着。入園前の行列の並び具合は以外に少なめかな、という程度でしたが、結局園内も意外なくらい空いてました。

 お盆は子供達は帰省組みが多いのか、それともディズニーランドもさすがに飽きられたのでしょうか。お盆には行ったことはないのでよくわかりません。もしかしてお盆は狙い目なのでしょうか。

 嫁さん達のお目当ては映画も見た大好きなカリブの海賊。アトラクションはリニューアルし、夜のショーもカリブでした。駅のホームの大看板等宣伝を派手にやっているので、ウン時間待ちかと覚悟して行きました。ところが朝一番に行ってみると、「80分待ちです」とのお姉さんの声のわりには並び方がそれほどでもなく、結局40分程で乗れました。

 リニューアルしたということでジャックスパロウがところどころに出てくるのですが、まあそれだけと言えばそれだけでした。でも結局この後さらに夕方、閉園間際と、一日で合計3回乗らされました。後の2回は20分、15分待ちくらいだったのでまあ良いのですが。

 その他のアトラクションも全て空いており、プーさん、バズライトイヤー、スペースマウンテン、ホーンテッドマンションとファストパスチケットを取ったにもかかわらず、並んでも大して変わらないところも多かったですね。

 レストランも空いていて、いつもは混んでて昼食どきをはずしても「60分待ちです」などと言われるのが当たり前のアリスのレストランも、12時過ぎに待ち時間なしで入れて、席も空席が結構ありました。嫁さん達はいつもここに入りたいと言いながらあきらめていたので大喜びではしゃいで写真を撮りまくっていました。味はまあまあでしたがいいお値段でした。

 7時半からのシンデレラ城前での夜のショーは開始10分前に行ったので、さすがにかなり後ろの方からの見物になってしまいました。私の視線からはまあまあ概略は見えましたが、嫁さん達にはちょっと無理かなーという微妙な位置でした。

 ショーは同じ内容で9時の回もあるのですが、それを見たら帰りが夜中になってしまうので、それを観てから帰ると言い出さないよう、「あー良かったなー」、「ちょっと遠かったけどまあまあ見えたし」「これでもう悔いはないよなー」 、「さ、早く帰ってシャワー浴びよ」、等々帰宅工作を図りました。

 しかし、当然のごとく「ぜんぜん見えなかったー!」、「絶対次の回観る!」と無視され、結局そのまま前に移動し、9時まで全員じっと座って待っていました...。

 でもまあやはり近くで見ると結構迫力もあってなかなか良かったです。嫁さん達は、「今までのショーの中で一番良かったー!」と感激していました(写真下)。ただ火とともに大量の水がばら撒かれるので、ずぶ濡れになりました。暑いので歩いているうちに乾きはしましたが。

 ショーの後再度カリブに乗って、売れ残りのサンドイッチを食べた後、閉園時間の10時をとっくに過ぎてからディズニーランドを後にし、結局家にたどり着いたのは1時半過ぎ。世の中のお父さん達の多くも似たような苦労をしているのでしょうが、これももうあと何回あるか、と思えばまあさびしくもあり、ですね。


泳ぎに行きたい

2007-08-05 10:26:41 | 4コママンガ

 

 


ようやく夏らしくなってきましたねー。

 

 

 

 

 

 やっぱり夏はこのくらいカーッと暑くないと気分が出ませんよねー。しばらく前までは夏の間中は毎年週末になると八王子市民球場わきの大きな屋外50mプールに行くのが楽しみでした。隣で高校野球の地区大会の試合をやっていたりすると、ホントに夏だーって気分で良かったですね。

 でもこの市民プールはしばらく前に廃止になり、フットサル場になってしまいました。何ともさびしい限りです。今は近くの屋外プールは多摩御陵に隣接する公園のこじんまりした25mプールしかなくなってしまいました。ここはクロールで泳ぐと膝を底にぶつけそうなくらい水深が浅く、泳ぐより浸かっている方が多い私にはどうもあんまり具合が良くありません。

 で、今は年間通して大きなプールで泳ぎたい時は相模原の屋内プール(ちょっと遠いけどすごい立派な施設)に、普段は近場のごみ処理場の温熱利用の温水プールに行ってます。

 それにしてもいつも気になるのがあの監視員のお姉さんやお兄さん達の視線。泳ぎにはぜんぜん自信はないので、どうも「ヘタねー」と思われているようで何となく落ち着きません。

 途中で息が切れて端までたどり着けずに真ん中で立ってしまった時など、つい「息が切れた訳じゃなくて途中で気が変わって水中ウォーキングに切り替えたんですよー」、というようなそぶりで大きく手を振って、時々横歩きなんかしながら端まで歩いたりしてしまいます。

 意識過剰で被害妄想なのは分かっているんですが。友人に話したら、「そんなオッサンの泳ぎ方なんか誰もなーんも思っとらへんて。アホちゃうかー」と鼻で笑われました。そりゃまあそうですね・・・。 

 豪快なバタフライや流れるようなクロールでかっこよく泳ぎたい!との願望だけはあるんですが、運動オンチの私には道のりは遠いですね。