蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

ガンダムSEED DESTINY 第43話 「反撃の声」 感想

2005-08-14 16:01:07 | ガンダムSEED DESTINY
先週の熱いオーブ戦をバトルエンタメの前半とするならば、今週はまさに後編、というくらい熱いバトルエンタメを展開しつつ、Bパートではオーブ戦を終結に導く、そして待ちに待っていたカガリ、そしてラクスの演説で絶妙の引きを見せた第43話「反撃の声」。

それにしてもアスランの回想をシンの回想と重ね合わせて表現していく演出はお見事、特にアスランが過去の自分を省みつつ「お前は本当は何が欲しかったんだ!?」の台詞に集約されていくあたりはかなり奮えました。
そして満を持して登場するラクスの「私はラクス・クラインです」、EDテーマ「君は僕に似ている」をかぶせてきてのこのラストの引き、相変わらずこういう引きは秀逸です。

■アスラン

「止めろーーー!!!」

ストライク・フリーダムに照準を合わせるデスティニーに割って入り、タメにタメて登場するインフィニット・ジャスティス、猛烈にカッコいい!!!
このシーンは音楽もあいまって、バトルエンタメここに極まれり、みたいな登場シーン、やはりガンダムの登場シーンはこうでなくては、と思わせるほど燃えましたね。

しかし、本編はここすら序章に過ぎず、ここからが本当に熱かった。

もう やめろ!
自分が今何を討とうとしているのか
お前本当に分かっているのか!?

戦争を無くす
そのためにロゴスを討つ
だからオーブを討つ

それが本当にお前が望んだことか!?

聞かぬから
だから討つしかないと!?
あの国に刃を向けることが!?

思い出せ シン!!
お前は本当は
何が欲しかったんだ!?


アスランの自分の過去、自分がこれまで経験してきたことを踏まえつつ、そしてシンの回想を交互に組み合わせていく、そして最後に「本当は何が欲しかったんだ!?」の一言。
さらにそこにかぶせるように流れるシンが本当に欲しかったもの、失いたくなかったもの・・・家族、マユ、そしてステラたんのカット。

この回想シーンは個人的にSEED、DESTINY通じて最高なんじゃないかと思うほどに熱くて、切ないですね。
またこれが同じ道を既に歩んできたアスランが、再び迷って迷って、そして戻ってきたアスランからシンに語られる、これ以上ない説得シーンでした。

SEEDから含めたら90話分近くのタメたアスランの想いをここに集約した、くらいの勢いです。
このシーンは本当に良くて、何度も繰り返し見てしまいました。
ああ、秀逸でございます。

また今回のEDテーマ「君は僕に似ている」も個人的には歴代ガンダムのEDの中でもかなり好きな曲になっているのですが、「君は僕に似ている」というタイトルは、キラとアスラン、キラとシン、だけではなく、アスランとシンというように、同じ想いを持つ者同志なら自然とその意味合いがかぶってくる、そういう切ないタイトルになっていて、今回のアスランの語りはまさに「君は僕に似ている」、だから思い出せ、本当は何が欲しかったのかを、と問いかける、そんな感じでしたね。

思えばSEEDからもそうなんですが、DESTINYではMS戦中の会話、説得というのは必ず過去にそれなりに互いの想いをぶつけ合っている者同士のときにしか行ってきていなくて、それがあるから心に響くんだと思うんですね。
だから先週キラやカガリがシンに対して何も語る部分が無かったのは個人的にやはり嬉しく、そのシンに対して何かを本当に訴えることができるのは上司としてぶつかり、敵として説得を試みるも死にかけたアスランが三度目の正直のように、自分自身の迷いを吹っ切った状態のアスランしかいなかったということなんですよね。
いや、ほんと熱かったです。

■シン
先週あたりからちょっと思っていたのですが、シンは確実に最終クライマックスへ向けてタメられているんじゃないか?というのが、今回で個人的にほぼ確信できたかなと思います。

SEED(小説版含)でSEED理論の論文をエリカ・シモンズが読んだときに、種が割れるきっかけは怒りのような感情の爆発がきっかけとなることが皮肉だ、みたいなことを言っていたのですが、これまでの種割れはほぼ例外なく最初の段階は怒りをベースに割れているんですよね。
#前作のラクスはちょっと分かりません(笑)。

シンは「怒れる瞳」というようにやはり怒りが種割れのきっかけなんですが、第37話「雷鳴の闇」で種割れしたのはアスランの問い掛けに対して思考停止状態に陥って、感情を制御できなくなって種が割れるという感じでした。
今回もアスランからの問い掛けに対して、溢れる感情を制御できず種割れ、いわば逆ギレ種割れをしているわけですが、これだと迷いを吹っ切って長らく封印していた?種割れしたアスランには勝てない、というわけですよね。

つまり、シンの種割れはこれまでキラ、アスランが経験してきたように、覚悟の種割れイベントがまだ用意されているに違いないと思うのです。

キラ、カガリ、アスラン、そして今回ラクスと、前作の主要キャラ4人がここに来てようやく「迷いがない」状態に到達した。
となれば、次は今作のキャラが立ち上がるというのが道理というもの。

今回のアスランの言葉はこれまで誰も届かすことができなったシンの心に届いた(と思いたい)、それを受けてこれまで盲信していたものが壊れるとき、そこがやはり今作主人公として本当に立ち上がる、そういうタイミングなのかもしれないですね。

そういう意味でデスティニーの再出撃も必ずあるはずだと思っています。
#それも今回のインフィニット・ジャスティスを見て確信したんですが。

デスティニーの初陣はこれまでの主役機の中でも最高に後味の悪い出撃になっていたんですが、これも制作の意図としては狙い通りなのかなと。
つまり、シンの本当の覚悟イベントのときに、今回のSフリーダムしかり、Iジャスティスしかり、必ず激燃えの出撃シーンが組まれると予想します。

前作のキラのラスト出撃がラクスで一段、フレイで二段の二段構成になっていたように、シンにもそういう見せ場がきっと来ると思いますね。

個人的には前作キャラの悩みから決断までのストーリーはこのオーブ戦に帰着するように出来ていたと思っていて、これからの残り部分、特に宇宙に上がってから(になるよね?)はシン、ルナ、レイ、そして議長、タリアさんあたりに綺麗にスポットが当たってくるんじゃないかと思います。

■その方の姿に惑わされないでください

私はラクス・クラインです

このタイミング、このイベントをずーと待っておりました。
過去の感想でもずっと、今作ではバトル面ではキラ、アスラン、シンが引っ張り、ストーリー面ではカガリ、ラクスが引っ張って欲しい、そしてできるならばカガリ、そしてラクスの演説を見てみたい、とかなり初期の頃から言っていたので、もうかなり演説聞く前から満足しちゃってます(笑)。

中でもカガリとラクスのダブル演説や、ラクスとミーアのダブル演説があれば面白いなんて、コメント欄含めて楽しんでいたことがほぼ実現しそうでもうかなり来週待ち遠しいんすけど。

ニヤリとさせられる部分としては、作中議長が「オーブとは何か別の交渉手段を考えるべきかな」と言っていたのが、これが普通の交渉手段じゃなくて、既にカガリの演説を見越してそれにミーア演説をかぶせようと考えているあたりが妙にツボだったんですが、ホンモノのラクス登場でビックリする議長もツボでした(笑)。

また先週キラが「誤魔化せるし一石二鳥じゃない?」と言っていたのは、議長の目を誤魔化してラクスをオーブに降ろすということだったんですね。
ただオーブに行くだけじゃなくて、この効果を狙っていたと思うと納得です。

今回カガリの演説は中断という形になっていますが、次週ラクス&カガリのコンビプレイを炸裂させてくれるか、終盤にもう一山持ってくるか、いずれにせよ、中断の先の部分が上手い演出で語られるんじゃないかなと思っています。

ラクス対ミーアの演説では恐らくミーアは勝てないとは思うのですが、演説前に見せている涙が気になりますよね。
ここで気になっているのがアスランのことだったりするならば、ミーアにも何か起こりそうな気配ですね。
これまた色んな意味で次週の演説は楽しみです。

それにしてもSEEDからそうですが、このEDの引きの上手さは本当に秀逸。
特にED曲のかぶせ方がまた上手くて、既に来週が待ち切れないですよ。

■今週のメイリンたん
相変わらず可愛いです。
特に「大丈夫ですか?」の台詞をキラとラクスに訂正されるあたり、まだまだアスランは譲らんよ、みたいな感じで、先週のシンを巡るレイとルナの三角関係と対比してホーク姉妹の前途は多難です(笑)。
いや、僕はそこが好きなんですけどね。

■今週のルナ嬢
ルナの射撃の腕はここまで伏線が張られていたというのか(笑)。
ここも40話近くかけた伏線ですな。

■今の私は大佐ではない
クワトロ・バジーナ大尉だ、間違えんでくれよ、アポリー中尉・・・と言いたいところですが、不可能を可能にする男、ネオ・ロアノーク大佐改め、ムウ・ラ・フラガ少佐(ほぼ)帰還?おめでとうございます、マリューさん。
あの記憶の断片が前作のジョシュアの戦闘のシーンで、フラガが再びスカイ・グラスパーでアーク・エンジェルに戻ってくるシーンとかぶせるなんて、なんて泣かせる。
やっぱり記憶は消されても、本能は誤魔化せない、さすが不可能を可能にする男。
#つまり本能的にマリューさんが好みのタイプということですな(笑)。
DESTINYのマリューさんは特に良かったので、素直におめでとうございますです。

■白いグフ、黒いザク
ひょっとして白・黒コンビで出てくれるのか?
#EDの絵を見るに黒いザクはディアッカなの?
これはこれで次週楽しみですね。

■次回予告
次回予告の曲が「焔の扉」になってましたね。
これも間違いなく購入予定です。
オーブ戦の締めはこの曲フルコーラスとかならないかなぁ。

それにしても先週・今週とバトルエンタメ面、メッセージ面と2週にかけて熱い展開でかなり面白かったです。
やっぱりオーブ戦は盛り上がりますね。

最新の画像もっと見る

59 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (えのっち)
2005-08-14 16:39:06
「君は僕に似ている」は、キラとアスラン、キラとシン…いろんな意味合いを持ちつつも、今回に関してはミーアとラクスの演説にかぶるこの曲が秀逸だったなと…。

ミーアとラクス…「姿」(乳を除いて)は似ているけど、じゃあ内面は…となった時、果たしてミーアの取る道は…?

いやそれ以前に、不要品として処理されそう…その時彼女を助け出せるのは(いないような気が…)?

と、次回ミーアの行く末が心配であります。



次回予告では宇宙戦がメインのようで…。

ジュール隊の奮闘むなしく、ジブリールの新兵器が発射されてしまうのでしょうか?
返信する
そこで種割れ (楊枝)
2005-08-14 17:49:02
ミーアがホンモノを前にしてブチ切れ



キュピーン(種割れ)

キラばりの早口で「原子炉臨界パワーフロー正常ミーアキャンベル起動」



なんてしょーもない事を考えてしまいました。



いやぁ、アニキ帰ってきましたね。マリューさんもアニキも辛いかも

しれないけれど、見てるこっちも辛かった。何故記憶が無いのか、

誰が過去の経歴を操作したのかが謎のままですね。ちゃんと語られるので

しょうか。マリューさんが椅子に座って幸せそうなのがちょっと

嬉しかったっす。



来週は僕の大好きな常時ぶち切れ兄さんの出番がありそうなので楽しみです。

返信する
レッツダンス 星達は歌う (ドミニア)
2005-08-14 19:08:34
>>「オラオラ下がりな!下がるんだよ!!」

>>「そういうんなら足を撃つなよ」

>>「へっ(笑)」

この雰囲気いいなぁ。

出来る範囲では不殺。というのがラクス様への忠誠が言葉だけにあらず。という感じでいいです。

もうこの3人を主役にして最初からやって欲しいです(ぇ

地味にオープンゲット隊も戦ってますね、でもゴウのカットイン無し。うぐぅ



>>「第九区、ジブリールの姿ありません」

さりげない所に美人発見(ぉ

しかしカガリが戻ってくると途端にイキイキするんですね。それより以前にムナト達をボコってふんじばって欲しかったですが、言っちゃダメですか?そうですか。



>>「あの機体・・・!?」

キラが気付きましたね。ミネルバの特機に何故クルーゼのものと同機体が使われているのか?レイの正体と相俟って深まる謎、明らかになるのはいつか!?





■アスラン、魂の説得

ボクが感じた事も燕さんが粗方仰って下さっているので、僕が語ることは少ないんですけれども・・・



>>「自分が今何を撃とうとしているのか、お前本当に分かっているのか!?」

アスラン、頑張ってますね、種デスのアスランにしては素晴らしい頑張りです。足りない言葉も多い様な気もしますが、前回同様、最低限言わなくてはいけない事は言えたので良しとしまょう。「もっとがんばりましょう」と「よくがんばりました」のスタンプを贈呈(ぉ

まあ、アムロやウッソやクワトロとかならもっと上手いこと言ったんでしょうけどねー(言うなよ



>>「お前は何が欲しかったんだ!」

まあ、何が守りたかったのかという意味ですね。

燕さんのコメント以外にも、今回シーンとして出なかった前作のラクスとアスランの対話を比較してみたいところ。



>>>「アスランの信じて戦うものはなんですか?お父様の命令ですか?頂いた勲章ですか?」

前回は同じ様に軍属にいて、諭される立場だったアスランも今こうやってシンに魂の説得をするほどに成長。まあ最近まで大して変わってなかってたですが(コラ



重要なのはシンの行動の矛盾を突くこと。本当に守りたかったものは何なのかを思い出させ、それに対する今の行動の矛盾を考えさせること。

他には

【シンが今やっている事は、かつて自分の家族を奪った行為と同じであり、より多く、第2第3などではすまないほどの自分を生み出そうとしている事なのだという事を伝える】

というのを是非やって欲しかった所ですが、まあしょううがないっすね。種デスだもの(ぇ





■ユウナ圧死

>>「うるさ~~い!!ボクは・・・は(ゴシャっ!!)」

何だかんだ言って

「こいつ最後まで生き残ることは生き残るんじゃね~?しぶとそうだしぃ~」

なんて囁かれていたユウナ、結局死亡。

善人でも悪人でもなく、ただ【愚か】だった男は最後まで愚かな行動を取り、その結果、まるで己の業に押し潰されるかのようにあっけなく、只のザコMSによって潰されて死を迎えました。

まるで落ちた岩に潰される蟻の様な、彼の矮小さを比喩したのではというほどの皮肉な死。

涙するものはおらず(カガリは彼の為に泣いてくれるでしょうか?)

因果応報とはいえ、考えてみればこれほどものの哀れを感じる人生もありません。

さらば、ユウナ。

さらば、永遠のナギ節(最後にそれか



弔いの言葉のすぐ後と言うのもあれですが、ご飯食べてから続きをば(ぉ
返信する
快感! (ドルフィン)
2005-08-14 19:20:25
今回、というかここ毎週のようにドキドキの連続で火照りまくり、鳥肌出まくってるんですが、今回もよかったです。

アスランが最初の発言からストレートなシンに対しての言葉に酔いしれました。何回見たことか・・・



■アスラン

燕さんの言うように確かに、シンとアスランも似た二人だったんですね。だからこそ、その言葉に説得力も出るんですね。・・・燃える。



■シン

これまでシンの想いのはっきりとした声は出てきてないと思うので(くそー!とか、なんでー!とか)、それがデスティニーの激燃え出撃の場面に出てくるんでしょうね。となると怒りでの種割れは今回で最後でタメてタメて最後にドーンと登場ってなことに?



■議長

ミーアの演説をかぶしてくるあのやり方は逆に怪しまれそうですけど、それだけラクスの影響力が圧倒的ってことなんでしょうかね。だからこそミーアがいるんでしょうけど。



来週はラクスの演説。これに注目以外ないですね。

それにしてもキラとラクスはいつも一緒だな・・・



返信する
「…わ 私はモビルアーマー乗りは嫌いです」 (西郷)
2005-08-14 19:27:39
こんにちは!燕。さん(盟主殿)



今回も熱いバトルでしたね!



シンの「シャイニング・フィンガー」(違)を蹴りで叩き落とすキラ…



シンの「ショルダー・カッター」(違)を蹴りではじくアスラン…



もはや モビルスーツの限界を越えているアクションです(すご…)

…このように ただでさえ「いったい どうなっているんだ?」状態のシンに さらに追い討ちが…



先週 カガリ搭乗の「暁」(アカツキ)の腕を切り落とし「大した胸も無いクセに!!」…ん!違った(笑)最高ですドミニアさん   「大した腕も無いクセに!!」と言っていたシン…

今回 同じ事をされましたね…しかも 今まで散々文句を言いバカにしていたアスランに(しかも「種割れ」状態なのに)…

アスランの「種割れ」シーンは なんか久々でよかったなと 今までのタメが活かされていましたね



アスランの「問い掛け」に対する動揺もあると思いますが 自分が積み重ねてきた「名誉」や「プライド」はズタズタですね…ここから 始まるであろう「本当のシンの活躍」に期待したいです!



>回想シーン

この作品は回想シーンを効果的に使っていて良いと思うのですが 反面 多用しすぎるのもどうかと考えてしまいます…

ある意味「視聴者」を限定してしまうような感じもします(前作「SEED」を観ていたから「ああ そうか」と頷ける場面もありますし 燕。さんのブログのように考察されている内容を知らないと「受け取る者」は単純に「手抜き」という評価をしてしまう恐れもあると思います)

僕は 「あっ この場面はたしか…」と録画DVDを観て確認してしまいますが…(笑)

アスランやシンの回想シーンも良かったのですが 今回はネオ…いや もはや ムウの着艦シーンのデジャビュは良かったです(喜)



>マリューとムウ

前作「SEED」にて最終話のマリューさんのセリフ



『帰ってくるって 言ったのに…』(涙)



を ふと思い出しました やっと「帰って」来ましたね しかも 「いや知っているんだ…きっと 俺の目や 耳や 腕や 何かが…」のセリフ…胸が熱くなりました(最高のくどき文句だ…メモメモ)「何かが…」が気になりますが…(殴・蹴)



>何気ない一言

友達と普通に話す事は「平和な時は忘れがちになる 大切な事」だとキラがサラッと言っていますが なかなか重要なメッセージだなと思いました



>アスラン

アスランって この作品中 一番「人間的」な人物だと改めて思いました 「悩み」「傷つき」「迷い」全てを感情豊かに表現し 「怪我」の表現は秀逸です(笑)アニメでは すぐに治りますが 今回 戦闘から帰還して「出血しているアスラン」を見て ちゃんと描いているなと感心しました(しかし もっと心配してやれよキラとラクスって思いました(笑))



>演説

電波ジャック合戦ですね せっかくカガリの「決意」が見れると楽しみだったんですが…こんな 展開になっていくとは…

ラクス大戦…

メディアに登場する二人のラクス…当事者達は「本物」「偽者」を理解していても 民衆はどうでしょう? 迷うかも知れませんが、やはり プラント側(議長側)を指示する民衆の方が多いと思うんですよ 議長の演説により世論は議長の方に傾いていると思うんで…なので どちらが「本物の証」を示せるのかということがポイントになってくるのではないかと思います(「胸」が大きいからプラント側が「本物」とか考える奴もいるでしょう(笑))

「本物の証」は「歌」なんでしょうか…それとも 別の何かがあるんでしょうか?

状況的にジブリールを匿っていたオーブの方が圧倒的に不利だと思うんですが…

バルトフェルド(虎)が 行動を起こすんでしょうか?



妄想ですが…アスランを両方から引っ張って 先に離した方が…「大岡裁き」は古いですね(笑)

カラオケの点数とか?…スミマセン(汗)



>由梨さんへ

トダカ一佐でてましたね(笑)



>ジュール隊

イザークやディアッカよりも シホ・ハーネンフースに心を奪われてしまいました(笑)



>次回予告

おっ 「レッド・ショルダー隊」じゃ無かった…「オレンジ・ショルダー隊」(ハイネ隊かな?)が映ってましたね 楽しみです!



>最後に

   残暑お見舞い申し上げます!盟主殿

盆休み(有る様で無い)に 旅に出ます…また 散財です(号泣)



・・・それでは・・・ごきげんよう





返信する
さあ今すぐ立ち上がれ 運命(さだめ)の戦士よ (ドミニア)
2005-08-14 21:13:16
>>「重要なのは私だ!セイランではない!!」

>>「分かっているだろう!!私が月に上がらなければならんのだ!!」

言っちゃったよ!!

しかしギレンだなぁこの人も





■アスランの種割れ

ここで少年漫画の王道的な、アスラン種割れまでの【引き】があるものとばかり(アスラン以外の場面が暗転してラクスの言葉やカガリの顔が出てきて・・・)思っていたんですが、まああっさりとしたもので、その代わりスピーディな戦闘感は出せてるのでまあいいですけれど。

もっと燃える演出が欲しかったですねー



シン「そんなことじゃまた死にますよ、あの妹みたいにねホーッホッホ!!」

アス「クリ・・・メイリンのことかーー!!!(ギュアーーン!!)」



・・・・すいません(ぉ





■シンの機体がボガーン

これは時代劇で言うところの【敵が主人公を斬ったと思ったら敵の方が血を噴出】状態ですね!

MSだから血じゃなくて小爆破。シンの機体を見せて

「え?アスラン斬られたの!?またヘタレ街道!?」

とか思わせておいて(コラ

シンの機体の方が小爆発して【実は斬られたのはシンの機体だよ】という。

先週の真剣白刃取り、いやビームサーベル本刃取り(長っ!

も含めて、急に時代劇めいてきましたよ。主人公は不殺(ころさず)だしね(ぇ

どうせなら



※(ここからそれぞれのキャラに妄想でチョンマゲを付けてお楽しみ下さい)



カガリ「ユウナ!余の顔見忘れたか!!!」

ユウナ「ええい上様でもかまわぬ!!斬れい!斬って捨てい!!」



とか(やめんか





■冷静な不倫艦長と役立たずのルナマリア(コラ

戦況を冷静且つ即座に見極め、撤退命令を出す不倫艦長と、射撃が全ッ然当たらないルナ。ミネルバの戦力図が良く表現されてますね(ぉ





■帰ってきたネオフラガ

なんともロマンス、帰ってきたのですね。

ぶっちゃけると寅さんの為に死んだままでいて欲しかったんですけれど(コラ

ここまでいい感じにされたらもうしょうがないです。今度こそ幸せになってください。

しかし哀れなり寅さん、・・・いや、寅さんであるが故の宿命なのか!?(ぉ



ネオ?「いてもいいかな?ここに・・・」

マリュ「・・・・・・」

ネオ?「ああ、そういえばさ、ここ・・・もう一人いなかった?なんかキリッとした姉ちゃん」

マリュ「・・・・・・その人は、もういないの・・・」

ネオ?「え?じゃあ甲板の向こうで手を振ってんのは!?」

マリュ「そう、甲板の向こうで・・・・って、ええぇっ!??」

ネオ?「あっちには首と胴が離れた少年がいるし」

マリュ「キャ────!!!」

ネオ?「ほら、そこには血だらけの少年が」

マリュ「キャ────────!!!!」

アス「(瀕死)俺は・・・生きて・・・ます・・・」

キラ「っていうか、どうしてこっちにいるんですか」





■何気ない風景

ミリアリアと嬉々な感じで話す船員A(名前忘れました)。そこに現れる船員B(こっちも忘れました)

そして見逃してはいけません。割って入られた瞬間船員Aがジト目でBを見ているのです!

狙ってるのか!?狙ってるのか!!!





■やっとか、声明

>>「カガリの声明があるんだ」

ああ、長かった・・・・43話にしてやっと声明が・・・(涙

みんな喋らないんだもの・・・キラ無口なんだもの・・・



キラ「カガリの声明があるんだ(ポチッ)」

???「諸君らの愛してくれたガルマ・ザビは死んだ!何故だ!!?

(中略)

悲しみを怒りに変えて!立てよ国民!!ジーーク!!ジオン!!!」

キラ「あ、間違えちゃった(カチカチ)」

アス「い、今の・・・」





■電波争奪戦

そう来たか。と思ったら次には乗っ取り返し。

水面下でどんな電波争奪戦が繰り広げられたのか、ちょっとぐらい説明があってもいいじゃないですか。どうやったんですか。



アス「ラクス達はどうやって電波を奪い返したんですか?」

マリュ「それはね・・・これよ!」

(ジャジャーーーン!!!)

???「これは一体なんダワ!?」

???「いいから漕ぐバリ!!漕ぐバリ!!」

(シャカシャカシャカシャカ)

アス「・・・・・・人力?」

マリュ「馬鹿にしちゃいけないわよ、これで電童を動かしたこともあるんだから」

アス「え・・・電童・・・?」





はしゃぎすぎたかな
返信する
常時ぶち切れ兄さん (燕。(管理人))
2005-08-14 23:49:37
>えのっちさんへ

ミーアは登場時からその存在の危うさが気になってましたからね。

かなりどうなるのか気になりますね。

やっぱり宇宙に上がっちゃったらジブやんも容赦なくやるんでしょうね。

そのときジュール隊がどうなるか心配で心配で(笑)。



>楊枝さんへ

>ミーアキャンベル起動

爆笑。

舞-HiMEの深優みたいだ(OS起動までしそうだ)。

>記憶の謎

意外とあまり触れられないかもしれないですね(尺的に)。

強化人間に施す技術の実験体になっていた・・・とかだったり(妄想万歳)。

>常時ぶち切れ兄さん

爆笑。

いや頑張って欲しいっす。



>ドミニアさんへ

>さりげない所に美人発見

いやこれ、僕も見つけた!と思いました(笑)。

>アスラン

勲章の表現とかはさりげなく入っていて良かったですねぇ。

今回は僕は結構回想で満足しちゃっていてるんですが、矛盾点の指摘というよりは思考停止する前にもう一度思い出すんだ、何が本当はしたかったのかを、みたいな感じですかね。

>演説ネタ

爆笑。

あ、間違えちゃった、がまた笑いを誘います。

>ネタでいくと

ご飯ネタはこれでもうドミニアさんのネタ確定です(笑)。
返信する
演説効果 (燕。(管理人))
2005-08-15 00:09:10
>ドルフィンさんへ

アスランはこれまでも自分の経験を重ねてシンに語りかけていたんですが、自身の迷いがあって結局届かないという繰り返しがあっただけに、今回迷いを吹っ切ったアスランの魂の説得が燃えるんですよね。

ついに届いたみたいな。

逆にシンはここでようやく次のステップに入れそうなんで、個人的にはシンの最終出撃とかは激燃え展開でお願いしたいところですね。

今回ですね、感想で書き漏らした点があるんですが、ミーアとラクスの同時演説の意味としては、ドルフィンさん仰るようにラクスという存在が民衆に対してはラクス時代、ミーア時代含めてやはりかなりあると思うんですが、ゆえにラクスの言葉=盲信してしまう、ラクスが言うならそうだろう、みたいな感じがあるんじゃないかと思っていて、今回それが真っ向から真と偽がぶつかることで民衆が動揺、そして民衆が自分たちで何が正しいのかを考え始めるきっかけとなる、そういう狙いがあるんじゃないかと思っているんですよ。

まあ妄想万歳なんですが(笑)、一応テーマ的には有りかなと。



>西郷さんへ

動揺するシンへのトドメはラクス対ミーアの演説じゃないかと思っていて、これで今まで盲信していた議長への疑念なんかが出てくるとアスランの言葉とリンクしてここでようやく思考停止が解除されるんじゃないかなぁなんて個人的に思っているんですが、どうかなぁ・・・。

>録画DVDを観て確認

正しい姿だと思います(笑)。

あとプロヴィデンスを思い出すキラの回想シーンも使われ方としては良かったなと。

基本的には回想シーン使いすぎだなとは僕も思っているんですが、その中にも今回のような秀逸なカットが入ったりするんで侮れません(笑)。

>帰ってくるって言ったのに

ああ、そうだ、この台詞があったんだ・・・(泣)。

さすが不可能を可能にする男!

>アスラン

アスランはやはり一番模索者タイプなんで、そういう意味で視聴者視点に近いのかもしれないですね。

>カラオケの点数とか

是非やって欲しい(笑)。

>旅

お気をつけて&楽しんで!!
返信する
なるほど~ (ドルフィン)
2005-08-15 01:17:24
>燕さんへ

2人のラクスによって民衆が考えるきっかけとなった場合、それがミーア派、ラクス派に分かれていくこともあるんでしょうね。



でもラクスの目指す世界というのは、自分(ラクス)のような存在は必要ないと思ってるんでは?

燕さんも仰ってますが、「ラクスが言うならそうだろう」のような誰かに促されて動くだけの世界はダメなわけですし。

でもそういう存在がいないと国はバラバラに。

そういう存在が居つつ自分でも考えることを忘れないようにってことなんでしょうか?



>楊枝さんへ

いいですね。ミーアキャンベル起動(笑)

眼が光って飛び立つ情景が頭に浮かびます

もちろんバックの曲はラクスの曲のアレンジバージョンで(曲名わからない・・・)



返信する
対決 (ズゴック大好き)
2005-08-15 01:31:30
◎種割れ対決

> 本当はお前、何が欲しかったんだ?



つ、ついに!待ってた、この時を!! どんな不整合があっても(苦笑)、今日のこの時だけは許そう。緑の種割れ、ザフトのぼうず、アスランの覚醒!(ガッツポーズ!) そして予告どおり、シンを圧倒!ビームブーメランをオーバーヘッドキックで蹴り捨てる。そして最後には腕を切り落とす、やはり不殺!!お見事!あんたが最強!<笑



シンが望んだもの、それは戦争を無くするための力。

欲しかったものは民衆を救う力。



だが、結果的に戦争は終わらず、敵を滅ぼそうと、ついには故国まで討とうとさえした。オーブの被害は甚大ですぞ!



何も判ってないくせに。それは自分の心を、気持ちを、想いを、判ってもらえてない、と。



怒りの意味は、恐らくオーブがシンが思った通りの国でなかったからではなく、気づいていても矛盾に対して、自分の弱さを、守ろうとした対象を守れなかったことを、誤魔化す手段となっていることではありませんか、シン?



ただ、シンがまた一歩、現実と本当の自分を認識する階段を上りましたね。



しっかし、アスラン説得に出てきているのに、その前に攻撃っていくらなんでも無いでしょ!<苦笑 でも今までのお返しだから、ま、いいか(違う)! 重症なのに凄い、アスラン。あんまし無理するなよ~~



○笑えたもの

勇ましい発進シーンと戦闘機態勢のムラサメより速いインパルスと、とほほのルナマリアの射撃の腕



○ご都合主義?

タリアの矛盾:AAを認識するや否やミネルバが主戦に立って攻撃を仕掛け、主砲が破壊されAAが潜行攻撃に移るや弱腰になり、旗艦が沈むや撤退を決断する。過去の命令を実践しているだけなのか?冷静なのか?よく判らん。

 だが議長の期待に応えられなかったミネルバ、いやタリアに対しヤバイ予感が・・・



◎電波ジャック対決

ついに登場!プラントのラクスとオーブのラクス



ロゴスを糾弾し戦争を煽るプラントのラクス。

だが、非戦のラクスとは最初から違う。そして皆が違和感を憶えつつあることを。政治力を、そして正義を決して主張しなかったこと。常に平和と対話を訴えたラクス。きれい事かも知れなかったが、「正論」で自らを正義と主張する奇妙さ。



対決モードは燃えます!

予告編の「焔の扉」も大成功ですね!



最後にやはりというか、戦艦と戦っていたこと自体最初から無理なんだけど、スカイグラスパーは被弾して緊急着艦でしたね~。マリューさんの胸に、ね!

返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。