蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

マリア様がみてる 読了

2004-07-12 01:13:13 | マリみて
資格試験のために2時間ほど勉強していたんですよ。

■そしたら
キリが良いということもあって、読書でもするかなー、でも頭疲れているから「空の境界(下)」はキツイかなー、じゃあちょっとだけ、ほんとにちょっとだけ「マリみて」読んじゃおっかなー(購入経緯については7/9の記事参照)、なんて自分の中の小さな葛藤を繰り返している間に、あっという間に読了。

つか、これ面白すぎるよ。
面白いっつーか、ヨスギルヨ。

どの辺がどうヨスギルカっていうのは、これまた不思議で文章に起こすのは難しい。
でもこの読後感はどうよ?
ちょっとでも気を抜くと頭の中全部マリみてにもってかれそうだヨ。

言わずもがな残り全巻、購入の意思確定です。

■それにしても
秀逸なのは世界観。
もう津波のように持っていかれました。これは凄い。

■それにしても
読みやすい。
世界観の構築もそうだけど、この作者は語り方がうまいなぁ。ほんと感心しますよ。
特に、作者からの客観的語りと祐巳の視点からの語りを分けているのは感情移入しやすくて、ほんとありがとうと言いたい(意味不明)。

■それにしても
全てがツボでした。
特に祐巳と祥子の関係が少しずつ近づいていく、相互理解していく、憧れだけから信頼関係へと発展していくプロセスはツボに入りすぎました。
文化祭当日に祐巳が口紅を塗り忘れて、改めて塗るシーンの祐巳の想いは明らかに今までとは違っていて、ここでの台詞に冒頭の出会い、勢いで妹にされそうになったこと、ピアノの連弾、祥子の涙、その他二人が近づくまでのプロセスがオーバーラップして泣きそうになりましたよ、ほんとに。

■早ければ
明日にでもマリみて後続巻2、3冊購入予定です。
あれだけあった購入に対する葛藤はもはや微塵も無いようです。
恐るべしマリみて(ほんとに)。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。