昨日読了の小説

昨日の読了。

『ガンパレード・マーチ５１２１小隊九州撤退戦　上』

果たしてこのブログを読んで頂いている方の中にガンパレの小説を読んでいる方などいらっしゃるのでしょうか。
いや、例え一人もいなかったとしても私は感想を(ネタバレしない程度に)書きたいと思う。
どこかのだれかの未来のために。
#使い方間違ってるな・・・。

■前半部分まで読んで
「やっぱり熊本城決戦の緊張感はもう無いのかなぁ」なんて思っていたのですが、実はそれすら作者の術中だったことが後半部から判明。
お見逸れいたしました。

■後半からは
良くも悪くも各キャラが５１２１魂を発揮しまくりで、「むぅ、ようやく戻ってきたか」なんて感じながら読んだ次第。
前半部における自然休戦期間近の微妙な気の抜け方がずっと気になっていたのですが、読者がそうなるように仕向けていたんですね。
ゆえに余計に後半部の緊張が際立つわけで、こういう手法は見事だなと。

■この本を購入したときのブログに
『ガンパレード・マーチ あんたがたどこさ』はイマイチだったと書きましたが、作者的にもこれはなかったことにしたかったのではないかとあとがきを読んで思いました。
やはり芝村との共著がいけなかったに違いない。おのれ、芝村・・・(違)。

後編が非常に楽しみであります。
できれば熊本城決戦を超える緊張感をご提供頂きたい！

#生まれが福岡(殆ど住んでないけど)だったり、熊本に生後2年くらいいたり、お客様の拠点が鹿児島と熊本にあったり、山口にも諸事情で行ったりと、ガンパレに出てくる地名は結構馴染み深くて、熊本とか出張で行くと「ここで八代会戦が・・・」とか思ったりします(えー)。