3RD EYE STUDiOS
街角の映像制作下請け零細業者のブログ





最近立て続けにVimeoに挙がっていて超話題になっていたのでブログにも再掲しておく。美しくて死にます。



国際宇宙ステーションからの微速度撮影。思いついたのもすごいが、撮れた映像がほんと凄まじい。オーロラ、雷、地上の街の光、星、太陽、、、ちょうど昨日帰還された古川聡さんがISSにいらっしゃった時の映像で、クレジットにも挙がっている。使用されたカメラとレンズはNikon製。もう頼むからぜひNikonさんはこの映像をCMで使うべき!タレントに金払ってる余裕があるのなら!!!


Earth | Time Lapse View from Space, Fly Over | NASA, ISS


Time Lapse From Space - Literally. The Journey Home.




上記の静止画は動画からの切り出しです。静止画をクリックしてそれぞれの動画をご覧ください。泣きます。。。

相変わらずVimeoは直接貼れないgooブログのクソ仕様。NTT、なんとかしてください。ほんと。



※追記(2011.11.24)
せっかくだから撮った本人RON GARAN宇宙飛行士のコメントを少し訳しておきます。撮った時の興奮が伝わってきます。

"Time-lapse video like this one is about as close as we can come to show what astronauts see in space. Here’s how this came about.

About six weeks before my return to Earth from the International Space Station, I received an Email from Katrina Willoughby, who is one of our photography instructors. She suggested giving time-lapse photography a try. I hadn’t tried time-lapse yet because I overestimated how hard it would be to capture great images, and the time-lapse photography I had seen to date didn’t seem as impressive as the still imagery we had been taking with some of the new equipment onboard."

「宇宙飛行士が宇宙から見る映像はだいたいこの微速度撮影のような感じです。どうやってこんな映像が撮れたかを説明しましょう。

ISSから地球帰還の6週くらい前に、Katrina Willoughbyというわれわれの写真の先生からEmailをもらいました。彼女は微速度撮影をやってみろと提案してくれました。私は微速度撮影はやったことがありませんでした。私には難しすぎるし、それに写真とくらべ微速度撮影は魅力に劣るように思ったからです。」


"A day or two after receiving Katrina’s email, I set up a Nikon D3S camera in the cupola (our windowed observatory onboard the ISS). I took some practice shots, playing with the camera settings until things looked about right. I then set up the camera to take about 500 pictures at 3-second intervals (more details about the camera settings are below). When I saw the results, I was so excited that I couldn’t sleep!"

「emailを受け取ってから数日後、持っていたニコンD3Sを窓越しにセッティングしてみました。何枚か撮ってみて、いろいろセッティングを調整してみたところ、うまくいきそうでした。そこで、3秒間のインターバルで500枚ほど撮ってみたら、その結果に興奮しすぎて寝られないくらいでした!」

"I quickly loaded the pictures on the computer in my crew quarters and stitched together a time-lapse video. As I was doing this, Peter Gabriel’s song “Down to Earth” popped into my head, and I threw the first part of the audio track on to the video."

「すぐに自分のPCに取り込んで映像にしてみました。この作業をしながら、ピーター・ガブリエルの"Down to Earth"が脳内に流れました。だからこの映像にその音楽を使いました。」

"The next morning, I gathered my crewmates together and played the time-lapse video while explaining how simple it was to stitch it all together. All of my crewmates experimented with this medium to capture the space experience, especially Mike Fossum, who has since elevated time-lapse photography from space to an art form. All the sequences for this video were shot by either Mike or me."

「次の日の朝、ISSのクルーを集めて、そのビデオを再生しました。そしてどんなに簡単か説明しました。私たちクルー全員で、宇宙で過ごすことはどういうことなのか、どうやってこの技法で表現するか試してみました。特にMike Fossum。彼はこの微速度撮影を芸術に高めるまで成功しました。これらのすべての映像は私かMike Fossumが撮ったものです。」

"Night sequences were shot exclusively using the Nikon D3s, usually with a wide angle lens. The camera was set up to take pictures, commonly at three second intervals, generally resulting in a fairly “smooth” video."

「夜の部分はNikon D3Sで撮影しました。広角レンズを使っています。3秒間隔の写真です。非常にスムーズな映像で撮れました」

"Both focus and exposure were set manually. When the camera was allowed to expose automatically, it would change the exposure between shots, resulting in uneven lighting through the video. ISO would be set near 10000 or higher. Shutter speeds were as low as 1 second, but often longer. Aperture was wide open. For the 17-35mm lens this was f/2.8."

「フォーカスと絞りはマニュアルです。オートだと露出がバラバラになってしまいます。ISOは10000以上です【驚き!!!!!】。シャッター速度は1秒です。絞りは開放。17-35mmはF値2.8です。」

"Day sequences were shot with either the D3S or the D2XS. Wide-angle lenses were normally used. The Nikon 17-35mm lens was often used near the wide end, such as 17mm. This showed the curvature of the Earth."

「日中のショットはNikon D3SもしくはD2XSを使っています。主に広角レンズを使っています。ニコン17-35mmを広角側で使っています。地球にひずみが見てとれます」

訳に不備があればご連絡ください。



※追記(2011.12.29)
上記記事に出てきたもう一人の撮影者、Mike Fossum宇宙飛行士へのインタビューがあったのでご紹介。

Inside the ISS - Time Lapse



抄訳
司会「そもそもどうやって撮ったの?」

Mike Fossum「まずなにより低照度で撮れる機材のおかげだよ。ニコンのD3は低照度で素晴らしいクオリティを発揮してくれる。そして事前のトレーニングもよかった。JFCにこういう撮影をしたいと伝えたら適切にトレーニングしてくれた。ISSの長いミッションにも合っていた。シャトルだと数枚撮って終わりだけどISSは長時間滞在できるので、こういう撮影ができた。オフのときに練習もたくさんできたしね。夜の間はどういう露出を設定すればいいのかなどテストをいっぱいできた。」

司会「夜のイメージは本当にすごい。昼間は光があるから肉眼でも見えるけど、夜は今まで見ることができなかった」

Mike Fossum「オーロラは僕も子供のころカナダへボーイスカウトのキャンプに行ったときしか見たことがなかった。もう一度見たいと思ったけどそれっきりだった。シャトルで宇宙に出たときほんの少し見たけどね。それが見られたのはすごかった。また、地球が月に照らされているのを見るのも素晴らしかったよ。太陽の光だと大陸はよく見えないんだ。でも満月で照らされると、気が付かなかった色彩やディテールが見えて本当にすごかった。」

司会「オーロラについて聞きたいんだけど、君が言ったようにオーロラといえばカナダや北方で観測できる現象というイメージがあるんだけど、君はあらゆるところで撮ってるね?」

Mike Fossum「もちろん太陽の活動に関係しているんだけど、いまは11年周期で活動が活発になっているんだ」

司会「まもなく帰還するけど気持ちを聞かせて」

Mike Fossum「シャトルの最後のミッションだったのは少し悲しかったけど、ほんとうの5か月はあっという間で忙しくしている間に終わってしまった。いろんなことができて楽しかった。もちろん写真をシェアできたのはうれしかったし、それ以外にも様々な実験ができて充実した時間を過ごせたよ」


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (freiheit)
2011-11-30 15:57:59
はじめまして!いつも楽しく拝見しております。

こんな特別なタイムラプス映像を見れてとても感動しました。神々しくて泣きそうになりました!

被写体が持つエネルギーの凄まじさももあっての作品ですが、映像の力ってあらためてスゴいなぁ、自分も制作頑張らなくては!とフンドシを締め直しました。

素晴らしい情報ありがとうございました!
 
 
 
はじめまして。 (3RD EYE(管理人))
2011-12-01 00:48:45
コメントありがとうございます。

すごいっすよね~ オーロラがこんなにきれいに見えるとは信じられんかったっす。

かぐやの月から見た地球のHD映像もすごかったけど、これは想像以上でした。

僕らの身の回りにもすごいもんがいっぱい転がってるかもしれないですね。気がつかないだけで、、、
 
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