極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

スプーン一杯の幸せ (1975)90分

2023-06-03 18:10:03 | なつかシネマ
 両親が離婚し、母と2人暮らしの高校生・乃里子。ある日、彼女と友人たちは、野立ての席で足がしびれた不作法なところを写真に撮られてしまう。勝手に写真を撮った男性に腹を立てる乃里子だが、なんと福島というその男性は彼女の通う女子高校の新任教師だった。乃里子はまだ許せない気持ちの一方、謝罪に来た福島の誠実さを認め、大学時代選手だったという彼に彼女が部長を務める弱小バドミントン部のコーチを頼むのだが……。


 WOWOW ★★★


 実は私は中学高校時代は桜田淳子のファンでした。1974年(私は中2)には梅田コマ劇場に一人でリサイタル(当時はコンサートやライブなどとは言いませんでした)を観に行ったくらいです。ちょうど6枚目のシングル「黄色いリボン」が新曲だったので、1974年の5月だと思います。

 で、この「スプーン一杯の幸せ」は当時DJとして売れっ子だったレモンちゃんこと落合恵子のポエム・エッセイ・小説集で、その中のエピソードを映画化したものです。最近では市民運動家としてアジってる姿をたまに見かけますが。

 で、この当時のパンフレットがこちら(笑)




 なかなか物持ちの良い私でしょ?(笑)最近でこそパンフレットはほとんど買いませんが、1970年代前半のものも何冊かもっています。





 映画自体は桜田淳子が新任教師の黒沢年雄に恋をするというものですが、実は当時の実年齢としては17歳と31歳なんです。黒沢年雄はどう観ても31歳には見えませんが(笑)このときの年齢設定も37歳だったかな?で、もっと恐ろしいのが、沢田亜矢子が桜田淳子の同級生役で出ています。沢田亜矢子は桜田淳子よりも10学年上。1975年の時点では26歳です。その他、黒沢年雄の妹役として当時人気絶頂だった早乙女愛が出ています。彼女は実は桜田淳子と同い年、しかしその大人っぽい容姿から20歳くらいの役です。母親役に浜木綿子(39歳)めちゃ綺麗でした。

 ま、1970年代のアイドル映画ですね。とても懐かしい作風です。

 で、当時日本映画は2本立てというのが常識で、パンフレットの反対側には・・・





 中村雅俊と檀ふみ主演の「想い出のかたすみに」が併映でした。
こちらがまた豪華なキャストで、水谷豊(前年、傷だらけの天使で大ブレイク直後、当時22歳)と、中村雅俊が恋する年上のマダムに浅丘ルリ子(当時34歳)が出ています。48年も昔の映画で主要キャスト4人が未だに現役っていうのもすごいと思います。ただ・・・こちらはどんな話だったか全く覚えてない(爆)

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